今週は戦場となる人が増えるかな。

火星♂と海王星?がぴったりと重なるのは、18日(水)の15:33であります。
この2つの星が重なるのは、およそ2年に一度なのですよ。

で、どうなるかというと、火星♂と海王星?のアスペクトが意味するものは、海王星?が“感情”を意味し、火星♂が“熱くなる、戦う”を意味する。つまりテンションが上がる、興奮するということを示している。
この2つの星が0度のアスペクト(コンジャンクション)を組む分、つまりには重なる分にはそれほど心配することは無いのだけれど、一部の人にとっては、結構、害を及ぼすのですよ。

どういう人かというと、
この2つの星が重なった状態が、凶角的に働く人。
ということなのですが、まぁ、解説していきましょう。

【ここでホロスコープ初心者の方のためにアスペクト(角度)のことを簡単に伝えると、星同士の角度が0、60、120度の時は“吉角”と言って、良い働きをする角度。90、180度、つまり直角か、真裏に星が来ると、“凶角”と言って、刺激的だけど、強く出過ぎて、害になりやすい影響を与えやすい角度。詳しくは私のサイトを見てね。】

シナストリーという方法で相性の診る場合、2つのホロスコープを重ねるのですが、図のA、B、Cに星がある人は、火星♂と海王星?に対して、90度、180度のアスペクトを形成することになります。(だいたい、ふたご座の20度~30度、おとめ座の20~30度、いて座の20度~30度)
こうなると、凶角的な働きになるのですね。
火星♂と海王星?の凶角を私は“イライラ星”と呼んでいます。
くらくらするほど腹が立つという現象も起こったりします。一方で、妙に落ち込んだりして、感情のコントロールが難しい時期であります。

なぜ、イライラするのかというと、こうしたアスペクトが出来る場合、何らかの腹立つ出来事が起こっているのでしょう。ただ、そもそもその人にとって腹が立ちやすい時期となっているということです。
普段ならばそれほどは感情を乱すことのないような出来事に対して、妙に感情的になったりします。
爆弾の導火線に、小さな火でも引火しやすくなっているイメージでしょうか。
ヒステリックになったりします。夜、興奮して眠れなくなったりします。

で、この火星♂と海王星?の0度アスペクト、コンジャンクションの影響は、
すでに入っています。
もう先週の12日(金)あたりには影響が出始めていることでしょう。
何か思い当たる人もいるのではないでしょうか。
来週25日(水)あたりまで続きます。

上のA、B、Cに星がある人なんて、いくらでもいますからね。(金星♀ならば、イライラすることは無いかも。)
つまり、あなたの周囲にも好戦的になる人が増える(もしくは、すでに増えている)ということですよ。

で、今週は戦場(いくさば)となる人が増えるのではないですかね。

ロシアとウクライナの戦場でも、激しさが増していくかもしれません。

ホロスコープ上のA、B、Cに星がある人は、今週は感情が乱れ、時に強く好戦的になる可能性があるので、気持ちをクールダウンさせるように努めましょう。
それが世のため、みんなのためであります。