火星
火星
天王星
天王星
瞬発力 思い立ったら即行動

天王星は変化、個性、オリジナリティ、革新性、分裂などの意味があり、火星をパワー、力を意味します。
ですから、それらが絡むと動きに変化があるということで、“思い立ったら即行動する”といった意味合いになります。また天王星を“個性”と読めば、個性が激しくなって、かなり個性的になるわけですが・・・。他人に意志をコントロールされるを嫌い、自己流の行動を取る。他人と同じ行動をするのが嫌い。ハイテクなどに対する適正が強い。自覚すれば、どんな危ないことでも平気でできます。
この火星と天王星のアスペクトは健康に関わる星並びと昔から言われていて、吉角なら治療の時期に良いとか、逆に凶角の時期は身体のことで悩まされやすかったりします。相性でも、例えば、会社や建物との相性で、凶角ができると身体を壊しやすい場所になるかもしれませんが・・・これはまだ検証中であります。

性格を表すシングルチャートで見て吉角ならば、思い立ったら即行動するようなフットワークの軽さがあります。大胆で強靭なエネルギーの持ち主で、決断したことは危険が伴っても勇敢に実行します。独創的な発明能力があり、また改革・変化を厭わない性格なので、困難を乗り越え、人が予期しない方法で目的を達成するでしょう。組織的な目的に向かって、自分の行動や意志を上手く働かせられます。瞬発力があるので、あらゆる決断、行動が早いです。子供の頃、実際、足が速かったとか、球技が得意だった、スポーツ万能だったという人も結構います。
ただし、吉角でも0度であったり、誤差がほとんどないようですと、緊張しやすく、発作的な神経興奮もあるようです。変化の天王星と暴走、力の火星の影響ですね。意志は強く、圧力に屈することはありません。また危機を対処する能力は優れていますが、日常のストレスには抵抗力がなく、そのため、物事の破綻を招いてしまうかもしれません。

シングルチャート凶角ならば、吉角と同じく、行動力はあるのですが、思い立ったら、即行動し過ぎてしまうところがあるでしょう。大胆で強靭なエネルギーの持ち主で、オリジナリティがあります。自由、革新への暴走的な意志が強まり、反抗心も強くなります。しかし、興奮しやすく、些細な事柄にも激しく反発します。健康(火星)が変化(天王星)しやすいという意味もあります。致命的な病気になるというより、生活に支障、制限が出るような体質だったりします。例えば、アレルギー、ぜんそくといった持病を患っていて、普段は何ともないのに、遠足の前日に発病して行けなくなったとか、スポーツの大会の前に靭帯を切ってしてしまうとか、そんな経験を持っているかもしれません。勢いがあり過ぎるので、ケガをしやすいという人もいます。いずれにせよ、計画が急に崩れたりすることが起こりやすいです。運動神経に関しては、吉角と同じくスポーツ万能という人も結構多いですね。凶角はもともと出過ぎて害になるという意味なので、それをコントロールしている場合は、かなりの才能あるアスリートになる可能性があります。新庄剛志さん(1972・1・28)は180度凶角を持っています。

未来予測(ダブルチャート:トランジット)

ダブルチャート(生まれた時の天王星×現行の火星、生まれた時の火星×現行の天王星)で吉角ならば、行動力をフルに発揮する時期です。思い立ったら即行動してしまいます。瞬発力が冴えます。抵抗する力も十分にあります。ただし、勢いに任せてあまり突進すると、精神的も肉体的も負担がかかるので注意してください。
革新、変化を求める時期で、溢れるエネルギーを発明や創造の分野に活かせば、相当な成果が出てきます。
天王星は変化やひらめきを意味します。これに行動の火星が乗ってくるのだから、「思い立ったら、即行動する」ということになります。スピード感があります。ただひらめきで動いたり、動かされたりするので、朝令暮改、つまり、朝言ってことが、夕方にはコロッと変わったりするなんてこともあるかも。周囲からは、「風見鶏のようにコロコロ考えを変えやがってぇ~」というイラ立ちも出てきたりして。
天王星は、瞬発的な変化を表し、この星並びは瞬発力を意味しています。全速力で走ると、普段より速くなっているかもしれません。いつも直前でドアの閉まっていた電車に間に合ったりして。スマホのゲームも高得点ゲットできそう。ただ早合点で行動することは注意しましょう。

ダブルチャート凶角ならば、体調の急な変化、悪化に注意してください。致命的ではないですが、身体を壊し、生活が制限されてしまうことがあります。身体のことで悩まされていたりします。だらだら、ずるずると長引く、原因不明の病気だったりします。不眠症になっていたりします。また社会との関わり方に自信を失う時期です。逆境に対して消極的になったり、急進的な変革を求めすぎたりします。社会における自分の役割を深く自己検討し、未来への道のりを一歩一歩確実に進めるようにしてください。
一方でたまにこんな現象も出たりします。あまりにあなた自身の変化や行動がダイナミックなので、周囲の人はちょっと付いていくのが大変かもしれません。気まぐれで動いているように見えることでしょう。オリジナリティがあって、大胆、強靭でもありますが、興奮しやすく、頑固になっているかも。こだわりを押し通し、改革に勢いとスピード感があることでしょう。

複合アスペクトで、ダブルチャートで、火星、天王星、冥王星が凶角を形成すると、“居場所の無さ”を味わうことになるでしょう。社会や職場、家庭などで、居心地の悪さから逃げ出したくても、逃げる先が無いようなストレスを受けるでしょう。職場の場合、自分の部署が定まっていないということもあったりします。ただ相性では居場所無い感があるかどうかは不明であります。独りぼっち感を味わっているかも。

相性鑑定(ダブルチャート:シナストリー)

相性鑑定では、吉角の場合、行動力が増す相手です。思い立ったら、即行動する面が出てきますので、カップルの場合、デートでは、“海行こっか”という思い付きで、いきなり海に行ってしまうような展開だったりします。同棲、結婚までの進展が早いカップルとなるでしょう。友人や仲間の場合はフットワークの軽い関係となるでしょう。
凶角の場合、吉角と同じく行動力が増す相手ですが、少々出過ぎて、動き回り過ぎているようです。事故や早合点に注意したいです。中には、致命的ではありませんが、身体の不調を招く相性となるかもしれません。