木星
木星
土星
土星
堅実、未来への地固め、お金貯まらない星(凶角)

土星は地道さを与える星ですが、これが拡大の木星と絡むとどうなるか・・・。発展性と抑制が結びいていく。野心が抑え込まれます。教育的、道徳的な発想や、国家のプロパガンダに従順な思想となります。どんな退屈な仕事でも果てしなく続けられます。吉角でも、木星×冥王星の“ミリオネア星”や木星×天王星の“棚ぼた星”ほど財運が飛躍的に上がるということはなく、あくまで堅実、地道、手堅いになるという感じです。ハッピー感はあまり無いです。凶角の場合、土星の堅実、計画性の性質がタロットカードの逆位置のように、逆の意味に出ます。つまり“堅実でなくなる”ということです。“お金が貯まらない星”と名付けましたが、全体的に“緩み”が出てくるのです。お金に関して、ざるになるという感じ。好きなことにはポンポンとお金を出してしまうところがあるでしょう。どんぶり勘定。
参考ブログ:「お金貯まらない星

シングルチャートで、木星と土星が吉角ならば、健全で真面目な性格で努力家。堅実。節約家。従順に仕事が続けられる。責任ある仕事も遂行する能力があります。木星、土星は“お堅い仕事”という意味もあります。剛直で、保守的。宗教や哲学に造形が深く、人々を援助し、世間からの尊敬と信用を獲得するでしょう。財運に関しては、子供の頃などに苦労を伴なうこともありますが、そのせいか、成長するにしたがって、金銭感覚が磨かれていくという人もいます。資産運用・財産管理の能力と蓄財力に優れ、不安定な経済環境でも安全な方へ回避する術を得ますので、最終的には多額の財産を残すことができます。地道で手堅い資産運用が有利でしょう。この星並びの人には、その手堅い印象を人に与える力を持っているようで、“この人になら、お金が任せられる”といった信用をもたれやすいです。またそんな真面目オーラを発しています。いかにも銀行員、公務員といった雰囲気があることでしょう。そのため、金融業には向いているとも言えます。遺産や相続財産による財力の増加も期待できるでしょう。結婚した後、義理の親から生前贈与を受けることもあります。堅実な節約家か、遺産を受け取る人か、どちらか分かりませんが、最終的には自分も遺産を残していくタイプです。

シングルチャート凶角ならば、財運に計画性が無いという意味で、“浪費家”という形に出やすいです。貯金が苦手だったりします。アイスクリームやラーメンを食べる時に、ついついトッピングを多く乗せてしまったり、日々の中で少しずつお金を出て行っている傾向もあります。スタバに行っても、普通にラテを飲んでいればいいものを、つい期間限定の○○○○フラペチーノを頼んでしまったり・・・。もしくは、お金が少し貯まると、ついつい慢心してどばっと使ってしまうというタイプの人も見受けられます。ただ何でもお金を使うかと言うとそうでもなく、自分の趣味や好きなことにお金を使っていることが多いです。推し活に力を入れ過ぎてしまっていたりします。財産作りのチャンスが訪れても、計画の不備と実力不足からタイミングを逃してしまう方が多いようです。もしくは仕事や家庭環境から抑圧を受けて、ストレスに感じるかもしれません。仕事上では、出世をしても、プレッシャーから幸福感を得られないなど。任務を執行するだけのつまらない人物になるかもしれません。どんぶり勘定のところがあるので、経営者にはあまり向かないようです。“お金貯まらない星”と呼んでします。
お金貯まらない星といっても、特に損失を生むような災難が多いわけではありません。金銭感覚がザルになっていて、だらだらと使ってしまうため、貯金が増えないという意味です。お金に対してだらしないのですが、借金して首が回らなくなるほどマイナスになるところまで、お金が出ていくことはあまりないようです。深く心配しないでください。ただお金に対する緊張感が無いので、“まぁ、ええか。”って感じで考えずにお金を使ってしまう傾向があるようです。
無謀な野心を持ち、無理な課題に挑戦することがあります。失敗を招く原因となりますが、しかし、吉角と同じく、困難の中で金銭感覚が磨かれれば、不況が訪れた場合でも、それに抵抗できるだけの力を養うことによって、苦境を乗り切られることでしょう。また、自分の優れた部分を、他の面が抑える傾向があります。自分が勝てる場所はどこか等、視点を変えることで人生が開かれることでしょう。

未来予測(ダブルチャート:トランジット)

ダブルチャート(生まれた時の土星×現行の木星、生まれた時の木星×現行の土星)で吉角ならば、計画性と地道さが成功に導く時です。未来への地盤固め、“城を持つ”星並びです。コツコツさを発揮すれば、目上の人や、周囲から一目置かれ、信用が増し、財力と地位が向上することでしょう。賞を獲るなど、高い評価を得ることで、将来への道筋ができることもあります。未来に対し、計画性が出てくる時です。転職をしたり、転職願望が強くなったりします。婚約、結婚、出店、会社を興す、引っ越し、改装などがあります。実際、不動産関係では良い物件が見つかったりします。また習い事を始めるということもあります。木星には財運、土星には計画性、縮小という意味がありますが、結婚、出店などのことをすれば、費用が掛かり、財運は一時的に縮小します。つまり未来への投資のために、出費してしまう可能性があるという運気もあります。また、会社や国の運気を鑑定する時によく見られますが、飛躍的な財運の飛躍、華々しさは無く、むしろ、堅実化のために、一旦悪い膿を出すような時期だったりします。内部告発されて、不正が明るみになったりすることもあります。リストラが行われることもあります。生まれ変わる、再構築のために、それまで隠してきた問題が顕在化したりします。これは会社だけでなく、個人の運気でもそういった面があり、それまで潜在的に持っていたマイナス面をクリーンにするための機会が訪れたのだと考えてください。恋愛しているのに、その恋が不倫だったとか、一方的に貢ぐようなものだったりすると、この時期に失恋することもあります。悪い膿が出されて、人生を再構築する時、未来への地固めの時期だと受け止めて下さい。
仕事に関しては、じっくりと慎重に物事を築き上げていくので、安定感を持って、展開していきます。お金を貯蓄する、運用するということにも向いています。倹約志向も強くなりますので、彼氏が星並びの時、ケチになっているかもしれませんが、それは将来への計画性が出ているということなので、とやかく言うのは止めておきましょう。

ダブルチャート凶角であれば、出費が多くなったり、売り上げが落ちたりします。 土星は逆の意味になり、財に計画性がないことを示す。「お金貯まらない星」と呼んでいます。どんぶり勘定になって、出費が多くなります。良くも悪くも出費が伴うことが多いですね。お金に対して堅実さが無くなり、“まぁ、ええか”と言う感じになり、ずるずると出費していまう傾向が出てきます。経済、財に対しての緊張感が無くなるのです。“まぁ、ええか”という“緩み”の感覚が出てくるこの時期は、成果が出にくいとも言えます。ざるになっているとも言えるでしょう。目的が達成されないという意味もあります。経営者や自営業者の場合は、売上げが低下する時期です。しかし、焦らず、長い目での成功を期待して、少々の失敗にはくじけず、努力を続けていってください。支出に関して、計画性が無くなって浪費しやすい面も出てきますので、財布のひもを締める必要があります。また思わぬ出来事による、一時的に痛い出費が出ることがあります。一方、凶角でも、未来への投資として、出費をしてしまう場合もあるようです。家や車を買うとか、子供が高校大学に入るなど、前々から何となく予定していた計画的な出費だったりすることもあります。普段、節約しすぎて、自己投資できない人はむしろ、この時期の方が“まぁ、ええか”と思い切って、お金を出せるようになるので、一部の人にとっては良い効果をもたらすこともあります。金銭に対して執着心が無くなり、お金への不安から心が解放されるので、メンタル的には楽になる時期とも言えます。

相性鑑定(ダブルチャート:シナストリー)

相性鑑定では、吉角の場合、お金に関して、堅実になることでしょう。節約家・・・ケチとも言えますが。運用上手になる可能性もあります。また遺産運があったり、親などから生前贈与されたりといった運気もあります。土星をもっている人の方が、木星側の人のお金の使い方を注意する傾向が出てくることでしょう。
凶角の場合、だらだらとお金を使ってしまうか、ある程度お金が貯まると慢心して大きく使ってしまうという感じになりやすいです。普段堅実な人でも、この人と一緒に居ると、趣味や好きなことにはポンポンとお金を使ってしまうようになるでしょう。しかし心掛け次第で直りますので、注意するようにしましょう。お金貯まらない星といっても、だらだらと使ってしまうため、貯金が増えないという意味です。借金して首が回らなくなるほどマイナスになるところまで、お金が出ていくことはないようです。あまり深く心配しないでください。悲観的になることはありません。お金を使うというのは、基本、楽しいことですから、本人たちは幸せだったりします。
鑑定していて、思うのは、吉角ができれば“うちの旦那はケチ”と言うし、凶角ができれば“うちの家族はお金が貯まらない”と言うし、結局、どちらも愚痴が出てくるようですね。
会社(設立年月日)との相性で、この星並びができると(その人の実力の比べて)給料が安いか、もしくは、お付き合いなどで出費が多くなるようです。ただし、雇い主(社長=人間)と雇われ側にこの星並びができると、給料が多めになるかもしれません。ザルになるという意味で、財布のひもが緩くなるのです。それで給料が多めにもらえるようになったりするのです。