水星
水星
木星
木星
もの書き、(凶角)だまされ星

イメージとしては、コミュニケーションが財運を運んでくる。一般的教養が豊かに発達するが、興味が広がり過ぎる傾向がある。連想を果てしなく広げられる。文章力、ネット、ITなどに絡んでくると考えて下さい。

性格を診るシングルチャート吉角ならば、コミュニケーション能力が高く、健全な良識の持ち主と言えるでしょう。広い知性に恵まれる。学問研究は得意で、特に注目すべき点は、情報発信力が高く、文章を書くのが得意ということです。たいがい、文章を書くのが好きです。しかも上手い。そうでなくとも、文章をただ埋めるような感じでだらだらと書き続けることができたりします。そのため、元ヤンキーのような人でも反省文は楽勝で書けたという人がいました。女性ですと、ブログを書いている人が多いですね。メールの文章がついつい長くなるという人が結構います。おしゃべりも上手い。ビジネスとしては、頭を使ってお金儲けするのが得意です。頭の使ってというのは、事務仕事などの意味もありますが、要領も良く、どうしたら楽に稼げるかをちゃんと心得ているのです。この人は、自分の手を汚さずにお金儲けの方法を思いつける人です。で、それを実行できる人です。文才があるので、小説家など、執筆(&講演)からもお金を得る可能性も持っています。今ですと、IT系も適職ですから、そちらの需要が多い分、IT関係のお仕事をされている方が多いです。交通、通信、情報、コミュニケーションで財が成せると考えてくれれば良いでしょう。その類が天職です。今ですと、IT系も適職ですから、そちらの需要が多い分、経済知識も豊富。だから、株や財産運用などにも才能あります。水星には他に医療、健康管理と言う意味もあり、そちらの分野の仕事で活躍する可能性もありますが、鑑定していると、情報系のお仕事をされている人が多いですね。
ピース又吉(1980・6・20)、北野武(1947・1・18)は、水星と木星が吉角60度です。ちなみに夏目漱石(1867・2・9)は水星と木星、さらに太陽まで0度の吉角で重なっています。さすが文豪ですね。
ただし、この星を持っていても、文章を書くことが得意でない人もいます。水星×金星(おしゃべり星)を持っていたりすると、書くより話す方が楽で早いので、書く方がおろそかになってしまうようです。

シングルチャート凶角があると、出やすいのが、コミュニケーション能力の欠如です。この人と会話する際には通訳が必要になるかもしれません。多くしゃべるのですが、結局、何が言いたいのか、よく分からない人となりがちです。“要は何が言いたいの?”と質問をしたくなるかもしれません。言い忘れ、誤字脱字が多かったりします。大事な情報に限って欠けていたりします。また、考えが大きくなりがちです。ぱっと見は吉角の人に似て、頭の回転も速く、アイデアも豊富。でも、大雑把さがある。大げさになりがちなのです。だから、緻密な知的労働は大の苦手となりやすいでしょう。大雑把で、少々無責任になりがちなので、法的な仕事、金銭の絡む仕事も向かず、トラブルにも巻き込まれがちです。連想力には恵まれるが、行き過ぎて、嘘も増えやすいです。ただ本人はまったく悪気無く、嘘を言っていることもよくあります。話が噛み合いにくいという感じでしょうか。また、古い考えにとらわれがちになります。ですが、文章や口の上手さ、そこからの収入は吉角同様見込めます。ただITやネットにも強い人が多いです。ブログなども書いている人が多いですね。中には3つもブログを書いているという人もいました。凶角は強く、多く出過ぎているということですが、上手く出れば、プロの領域には達します。ですから、ITやネット、著作、情報発信に関しては群を抜く才能を発揮する人もいます。ただし、曲がっている感じはするかもしれませんが。うかつに人を信用しやすいため、財産管理を任せた人の裏切りに遭う危険もあります。目下の不正やごまかしにも目を光らせていましょう。銀行や保険関係のトラブルにも注意。だまされやすいという面もあります。メディア(水星)で損をする(木星の凶角)という意味があり、ネットショッピング、テレビショッピングで余計なものを結構買って損をしているかも。楽観的過ぎるという面もあるでしょう。

未来予測(ダブルチャート:トランジット)

ダブルチャート(生まれた時の水星×現行の木星、生まれた時の木星×現行の水星)で、水星と木星が吉角を形成していたら、財運に恵まれる時です。知性や情報が財運につながる時です。メディア運、情報運がぐっと良くなります。この時期は、学習力もアップします。ビジネスに関しても、知識力がアップ、新しいアイデアなどに恵まれます。この時期は自分のアイデアに自信を持って良く、どんどんと実行に移していきましょう。その力も湧いてくるはずです。また、財運につながるような、美味しい情報、話もありそうですので、聞き逃さないようにしましょう。“良い知らせが来る”という意味もあります。合格発表などは来やすいと考えてください。ただし、あまりの高望みは無理でしょうが・・・。情報(水星)が利益(木星)をもたらすという具合に考えて下さい。
水星は通信、マスコミなども意味しますが、0度で重なった時、CMに出演したり、新聞、テレビで取り上げれたという人も結構いました。最近は、一般の方もマスコミに出やすい時代になりましたからね。
コミュニケーションがよくできるようになります。阿吽(あうん)の呼吸で情報が相手に伝わり、スムーズさを実感することでしょう。5G並みに伝送スピードが速くなっているのです。SNSでも、どんどん発信をしていきましょう。
情報や交通などが順調に流れやすい。ネットの支障も少なく、予定どおりに無事到着しやすいです。だから旅行をするにはちょうど良い日。情報交換にも障害となる問題が起こりにくい。仕事上などで、大事な取引や、何か大切な文書を提出するというにも、この星並びの時を選んでいきたいです。あなたに伝えたい何かがあるのなら、会う約束をきちんと果たしたいのなら、それを遂げさせてくれるアスペクトです。

ダブルチャート凶角を形成していたら、自分の判断ミスに注意してください。間違った思考をしやすいです。ミスコミュニケーションも起こりやすいです。誤解が生まれやすい時期でもあります。また既成概念にもとらわれがちです。情報に惑わされやすいです。間違った考えに固執する可能性があり、さらにそれを広げようとしてしまいそう。だまされやすい時期です。情報によって、損害が出やすいという意味です。交通面でのマヒにも気を付けましょう。また情報で損をしやすいという意味があり、大切な知らせが届かないという意味もあります。“良い知らせは来ない”ということも起こりがちです。逆に言えば、悪い知らせが来るかもしれません。訴訟事などは良い結果が出にくいと言えるでしょう。ネットショッピングなんかでは、ついつい無駄な買い物をしてしまうかもしれません。水星と木星の凶角の時期は、自信過剰になっている可能性があります。あまり積極的に自分の考えを押し通さない方が良いでしょう。コミュニーションが上手くできない時期なので、仕事運は落ちていると考えてください。フリーランスの人の場合、仕事の依頼が減ったりしているかもしれません。ビジネスには悪い時期であります。
上手く伝わっていないなど、伝達ミスが起こりやすい。ついうっかりの言い忘れなどは、悪気がなくとも、相手はだまされたような受け止め方をされたりします。ですから「だまされ星」と呼んでいます。先輩から、「あんた、わざと言わなかったわね。」なんて疑われたりして。話がかみ合わず、ちぐはぐになったりすることもあります。

相性鑑定(ダブルチャート:シナストリー)

相性鑑定で、吉角ならば、コミュニケーションがよく取れる相手です。意思疎通しやすい相手ということです。コミュニケーションというより、以心伝心しやすい相手という感じになりやすいです。やりとりした言葉以上に互いに伝わりあっているものがあるようです。あうんの呼吸というやつですね。“五言えば、十伝わる”相手です。全部を言わなくても、不思議と通じてしまうようです。話が尽きず、もっともっと話したい、聞きたいという相手です。共通の話題も多かったりします。また一緒にいると、メディア運が高まります。マスコミに取材されたり、広報力が高まったり、SNSで“いいね”が多くなったり。情報発信力が高まるので、仕事の人間関係でしたら、広報、宣伝、メディア対応といった面に力を入れていくとよいでしょう。会社との相性でこの星並びがあれば、社内でのコミュニケーションがよくできるということもあります。また上層部にものが言いやすいし、自分の考えや意見が通りやすいことでしょう。会社を動かしやすい立場になっているのかもしれません。
凶角ならば、互いの話がちぐはぐになりやすい相手ですね。話がかみ合わないとか。誤解が生まれやすいとか。決して無口ではなく、むしろその逆で話の量が多く、ものすごく情報量があるのですが、大事な情報に限って欠落しやすい。もしくは結局、何が言いたいことなのか、よく分からないという会話になったりします。大事な情報が欠けてしまうので、意図していなくても、結果的に“だまされている”ような感覚を持ってしまう可能性があります。水星、木星の凶角は“だまされ星”と表現されることがあるくらいです。会社との相性でこの星並びがあれば、社内でのコミュニケーションができにくく、上層部とはあまり話ができない、話や意見が通りにくい環境、状況になっているかもしれません。

複合アスペクトで、水星、木星、天王星の吉角の組み合わせは、情報運がさらに高まり、メディアに取り上げられやすい星並びです。ネイタル、シングルチャートで持っている人は、テレビなどに出やすい人だったりしますし、ダブルチャートでは、テレビ、雑誌に取り上げられやすい時期になったりします。