「9月の星占い」をより詳しく解説しますと。

前の「9月の星占い」で水星☿が木星♃が180度凶角位置になるので、コミュニケーションミスが起こりやすかったり、良い知らせが来にくかったり、交通マヒが起こりやすくなるとお伝えしましたが・・・平たく言えば、“情報混乱”ですね。

どんな人がその影響を受けやすいのか、詳しく解説しましょう。

このホロスコープは9月1日のもので、水星☿、木星♃が180度凶角位置(オポジション)になっていますが、実はこの星並びの影響域は、8月28日(日)からできているのです。9月23日(金)ごろまで続くので、ほぼ一ヶ月続くということですね。

で、この影響を受けるのは、どのような人、会社、国かと言いますと、それぞれのホロスコープと重ね合わせることで判断することができます。

生まれた時に各々が星の配置を示したホロスコープを持ち、そのチャートを見れば、その人の性質、運気が分かったりします。それを知りたい日時のホロスコープを重ね合わせて、2重円を作り、そのアスペクトなどを読むことで、その時期の運気が分かったりします。

無料ホロスコープ作成サイトなどで、自分のホロスコープチャートを出してみてください。そしてそれを内側に入れて2重円のホロスコープを作成してみてください。

【ここでホロスコープ初心者の方のためにアスペクト(角度)のことを簡単に伝えると、星同士の角度が0、60、120度の時は“吉角”と言って、良い働きをする角度。90、180度、つまり直角か、真裏に星が来ると、“凶角”と言って、刺激的だけど、強く出過ぎて、害になりやすい影響を与えやすい角度。詳しくは私のサイトを見てね。】

90度、180度の位置が凶角的な働きを増強させてしまうのですが、A、B、C、Dに星がある人、会社、国は、情報ミス、コミュニケーションミス、交通マヒ、精密機器の故障が起こりやすくなることでしょう。

おひつじ座、かに座、てんびん座、やぎ座の5度付近。ざっくり言えば、4つの星座の0~10度に星がある人ですね。星の種類、数によって、影響の出方が違ってきます。

で、この9月23日ごろまで続く、水星☿と木星♃の180度凶角を強く受けそうな国があります。

アメリカです。建国は、1776年7月4日であります。

アメリカを内側に入れた2重円のホロスコープですが、今回は20日以上と期間が長いので、外円は水星☿と木星♃だけを示しています。

アメリカの金星♀と木星♃が、現行の水星☿、木星♃とTスクエア位置に来ています。Tスクエアとは、90度と180度の組み合わさった強い凶角であります。

金星♀と木星♃が凶角を形成すると、人間の場合は、“独りぼっち感”が湧いてきたり、“滅入る”ことが起こりやすくなります。

つまり情報混乱によって、滅入ることがありそう。ということです。

アメリカ発で情報が混乱すると、日本にも影響が出てきますので、ちょっと注視しておいた方がよいでしょうね。
6月もそうだったけど、アメリカの星並びが悪い時って、株式市場の下落になりやすいんですよね。