お盆ごろは星並びが悪い、という話を詳しく。

「8月の星占い」の冒頭で、8月はお盆くらいが星並びが悪い、Tスクエアができているから注意ということを書きましたが、もう少し解説した方がいいみたいですので・・・お話しますね。

で、これが、8月12日の星並びであります。
2重円になっておりますが、外側が8月12日のホロスコープチャートで、Tスクエアができています。Tスクエアというのは、180度凶角と90度凶角が組み合わさった強い凶角であります。

【ここでホロスコープ初心者の方のためにアスペクト(角度)のことを簡単に伝えると、星同士の角度が0、60、120度の時は“吉角”と言って、良い働きをする角度。90、180度、つまり直角か、真裏に星が来ると、“凶角”と言って、刺激的だけど、強く出過ぎて、害になりやすい影響を与えやすい角度。詳しくは私のサイトを見てね。】
時期の運勢を鑑定する時は、自分のホロスコープと、現在のホロスコープを重ね合わせて、星同士の角度を読んでいきます。

太陽☉、月☾、火星♂、土星♄、天王星♅の5つの星でのTスクエア。特に火星♂と土星♄の凶角は、ストレスが溜まりやすいです。
ざっくり言いますと、お盆休みの前くらいの8月10日くらいからこのTスクエアができているのですよ。その凶角の影響を1週間ほど受けてしまうのですが、よくよく考えたら、12日の満月が一番星の数が多く、影響が大きいのではないかなと思われるのですよね。

で、みんなが悪い影響を強く受けるかというとそうではないのですよ。

Tスクエアを凶角(90度、180度)で増強する、ホロスコープ上の、A、B、C、Dに星がある人、会社、国などが強い影響と言いますか、刺激的な影響と言いますか、悪い影響を受けるのであります。
おうし座の20度、しし座の20度、さそり座の20度、みずがめ座の20度、のそれぞれプラスマイナス5度以内という感じですね。

8月12日は、5つの星でTスクエアができてしまうので、A、B、C、Dに1つでも星がある場合、2重円で、いきなり6個のTスクエアができることになってしまうのですよね。
なかなかね、普通の人は6つの星でのTスクエアなんて、そんなに経験しないですよ。

1つのホロスコープに星は10個ありますので、A、B、C、Dに星があるなんてことは珍しくないのですよ。で、特に凶星の火星♂、土星♄、海王星♆、冥王星♇がある人、会社、国などは強く影響を受けやすいのであります。また星の数が多くなるほど、そのパワーもアップしてしまうのですよ。

気になる人は、一度、無料のホロスコープサイトなどで、チャートを作成してみてくださいな。

最近のニュースを見ていて、韓国のソウルでは、80年ぶりの大雨で大きな被害を受けておりますが・・・

韓国の建国は、1948年8月15日であります。

で、上の手法で2重円のホロスコープで見てみますと、

韓国は上のBのポイントに、太陽☉、水星☿、土星♄、冥王星♇があるのですよ。
土星♄と冥王星♇は凶星で・・・そもそも4つも星がBのポイントにあるのですからね。かなり影響を受ける方ですよ。
現行の太陽☉と月☾は、まだ大雨の被害が起こった8月8日の時点では、このチャートの場所には来ていないけれど・・・それでも現行の火星♂、土星♄、天王星♅で、7つの星でのTスクエアができていたわけですからね。
8月12日には、9つの星でのTスクエアですから、被害が大きくなるか、被害が明らかになって、滅入ってしまうか。
韓国という国には、今回のTスクエアはかなりきつい場所になってしまっているというわけです。

日本はというと、Dのポイントに月☾があって、Bのポイントに冥王星♇が掛かるかどうかぐらいであります。
月☾は、心、メンタルを意味するので、“心の問題”で何か起こるかもしれませんが・・・。

でも、あなた自身、家族、友人、会社とかは、今回のTスクエアの影響を受けるかもしれませんよね。

お盆過ぎまでは、ちょっと気を付けておきたいところですわね。