是枝裕和 監督 祝パルムドール受賞
今、話題の是枝裕和監督。
「万引き家族」という新作がカンヌ国際映画祭で、最高賞のパルムドールを受賞し、帰国、凱旋して、大いに注目されているが・・・どんな星並びなんでしょうね、とホロスコープを見てみたのよ。
それでね、結論を一言で言うなら、まぁ、“羨ましい”ですわよ。
このホロスコープを解説するのに、えっ、えっ、えっ、みたいな感じで、目を疑うことになるだろうから・・・、つまりこれは丁寧に順番に説明していけないかなと思ってね、ゆっくり話すわね。
是枝監督は、1962年6月6日生まれ。
今回は、生まれた時間が分からないので、ハウスが作れず、アスペクトと星座に注目していくと。
まずは、これが是枝監督の一重円(シングルチャート)。生まれた時の星の配列です。今回は本人の性質を診るシングルチャートから解説していくわね。
簡単にホロスコープチャートの読み方を説明する前提として、星同士の角度(アスペクト)が、0、60、120度を形成すると吉角。90、180度は凶角になるということは覚えておいてね。
詳しくは、https://tsubobo.com/Aspect.htmlを参考にして下さいね。
まだホロスコープを見慣れていない人には、きれいに星が散らばっているなというくらいの印象でしょうね。
太陽☉と水星☿(情報)が重なっていて、密な連絡、コミュニケーションを取りたがる人かな? と思いつつもブレーキを意味する土星が120度位置にあるから、親しい人としかあまり連絡を取りたがらない人かもしれない。
火星♂(力)と冥王星♇(頂点)が吉角120度位置にあるから、パワフルな人なんだろうなと。その火星♂がおうし座、冥王星♇がおとめ座と、どちらも土の星座なので、地道、堅実、じっくり、ゆっくりにパワフルに進んでいく人なのだろうと。
まぁ、そんな風にいろいろアスペクトは読めるんだけど、ここで全部解説するのは省かせてもらって・・・。
注目すべきは、金星♀、木星♃、海王星♆のグランドトラインなのよね。グランドトラインは吉角の複合アスペクトで・・・複合アスペクトというのは、3つ以上の星でできるアスペクトのことなんだけど・・・
グランドトラインとは、3つの星同士の角度が120度ずつになっているという、言ってみれば、“吉角の詰め合わせセット”よ。星同士が120度ずつに並ぶと、ちょうど正三角形になるので、“幸運の大三角形”とも呼ばれたりもするわ。ただ、金星とか木星とか含まれないと、“幸運”という感じにはなりにくいんだけどね。
でね、この金星♀、木星♃、海王星♆のグランドトラインは、グランドトラインの中でも、かなり幸福感の強いものなのよ。
金星♀は愛情、快楽、アート、趣味、遊びなどを意味し、木星♃は拡大、財運、仕事運を意味する。海王星♆は吉角の場合は感情を意味すると。
金星♀「と木星♃の吉角アスペクトは愛情、人気運を意味し、
金星♀と海王星♆の吉角アスペクトは、美と感性なので、美意識、おしゃれ、グルメなどを意味し、
木星♃と海王星♆の吉角アスペクトは、感情が膨らむということで、陽気、前向き、浮かれる、実力以上に評価されるなどを意味すると。
でさ、この金星♀、木星♃、海王星♆のグランドトラインって、美意識、人気運が高く、実力以上に評価されやすく、ちやほやされて、おしゃれで・・・なんて、まぁ、とっても幸せ感の強い、素敵なアスペクトなのよ。幸福感では、トップクラスなわけ。
これを持っているなんて、羨ましいかぎり。このグランドラインは、12年に2回ぐらい、どちらも1週間ほどしか形成されない、貴重なものなのよ。(金星が逆行をしていれば、もう少し増えるけど。)
これが水の星座(かに座、さそり座、うお座)に位置しているから、家族愛とか、弱いものへの思いとか、深く関わるといった形で出やすい。早い話、情に対する感度が高いということね。
でもさ、すっげーいいじゃん、と一言で済ませられるほど、人の人生は薄くはないわ。
一方で是枝監督は、土星♄、火星♂、海王星♆という3つの星で、Tスクエアという凶角の複合アスペクトも持っているのよね。
Tスクエアは、180度、90度の言ってみれば、“凶角の詰め合わせセット”よ。
土星♄は凶角では重圧を意味し、
火星♂は凶角では痛みを意味し、
それが、感性の海王星♆に掛かっていると。
是枝監督は、ストレスの溜まりやすい性格というか、そういう環境に陥りやすいというか。
つまり、彼は情の面で素敵なグランドトラインと、メンタルにしんどいTスクエアと両方を持っているわけよ。
よく解釈すれば、しんどい思いをする分、家族とか、弱者への情がより豊かになっているのかもね。
普通に診れば、強い吉角と、強い凶角を持つと、忙しい人生になるのよ。その話は今回は省かせてもらって・・・めでたい席ですからね。今回は、良い方が引き立つ話をしていくわよ。
というのも、ここで是枝監督の今の運気(2018・6・1)を診てみましょう。
現在、過去、未来の運気を診る場合には、こうした二重円(ダブルチャート)というものを使います。内円には、是枝監督の生まれた時の星並び。外円には診たい時期の星並びを入れます。
ということで、今(2018・6・1)の星並びを入れていくわね。
その内円と外円で形成されるアスペクトを読んでいくことで、今の運気を読んでいくのよ。
内側に10個の星。外側にも10個の星があるわけだから、いくつかアスペクトができるわけですよ。
で、外側の星、つまり現在の星の注目したのが、金星♀、木星♃、海王星♆の位置。
是枝監督の金星♀の上に、現在の金星♀が重なっていて、
彼の木星♃の上に、現在の海王星木星が重なっていて、彼の海王星♆の上に、現在の木星♆が重なっていて。
是枝監督の、金星♀、木星♃、海王星♆で、かなり幸福感のあるグランドトラインといったけど、その上に同じ顔ぶれの星が重なっているのよね。
そもそも今って、かなり浮かれやすくハッピー感の強い日なんですよ。世の中全体が。
でさぁ、これって、つまり、高い評価でちやほやされる幸福感の強いグランドトラインの上に、高い評価でちやほやされる幸福感の強いグランドトラインが重なっているということなのよ!!!
こんなの、私なんて一生経験できないからねっ。
というか、ほとんどの民は、まずこんな星並びを経験することなく、一生を終えるのよ。
内側の星並びは、是枝監督の生年月日なので、固定。外側の星並びは、6月1日のもの。
外側の円の星は、反時計回りに回っていてね(逆行している時は、時計回り)、ちょっとずつ動いていくわけ。このグランドトライン位置の金星は1週間ほどで去っていくけど、その次には水星☿が6月下旬にやってきて、続いて太陽が7月上旬にやってくるのよ。水星☿、木星♃、海王星♆のグランドトラインも、太陽☉、木星♃、海王星♆のグランドトラインも、金星ほどじゃないかもしれないけど、結構、ハッピー感が強いわよ。
つまり、彼のグランドトライン上に、7月上旬までは、ハッピー感の強いグランドトラインが連打して重なる状態が続くわけよ。
おまけに、ついでに話すと、数日前の5月27日ごろだと、内円、外円を合わせると、是枝監督の火星♂、木星♃、海王星♆、冥王星♇に現在の金星♀、土星♄を合わせると、正六角形になる。
これをグランドセクスタイルという。
グランドトラインは、トライン(120度吉角)がいっぱいという意味。
グランドセクスタイルは、セクスタイル(60度吉角)がいっぱいという意味。
で、正六角形というのは、正三角形が2つ、吉角60度で重なっている状態なわけで、そりゃ、スーパーでプレシャスな吉角なのよ。ただエネルギー量があまりに強大なので、ただだたクソ忙しいということになってしまうんだけどね。その強さ、忙しさに、ヘロヘロになってしまうこともあるけどさ。
よく言えば、“充実”しているということですわ。
日本に帰ってきてから、是枝監督、当たり前のことだけど、そりゃ、ご多忙でしょ。しかも、6月8日から映画「万引き家族」は上映されるわけですから、宣伝にもなるしね。走り回らなきゃ。
いくら是枝監督でも、こんな時期はそうそうない。そりゃ、そうよ。
で、金星♀、木星♃、海王星♆のハッピーグランドトラインを持っている是枝監督に、次にその上に金星♀、木星♃、海王星♆のグランドトラインができる時はいつかというと・・・今はコンピューターで計算できるから、楽だわね・・・2069年9月20日ごろ。51年後ね。
他にも、幸福感のある星並びはあるけれど・・・つまりたぶん、是枝監督にとって、今のこのハッピーな時期は、人生で最高じゃないかしら。
羨ましいわ。