このコロナ禍は、4月で一つの節目を迎えるんじゃないですかね。

オミクロン株は厄介なもんで、今までのコロナとは違って、子供たちにもしっかりかかるようなんですよね。
例えば、お子さんが2人いる家庭なら、下の子がA保育園でかかってきて、あんまり症状が出ないので、気づかずにいたら、上の子にうつって、そのままB小学校に通って、同級生の子にうつり、さらにその子に兄弟姉妹がいたら、C幼稚園やD中学校に広がっていって・・・。
こうなると、どうにもこの感染の広がりを止めることができない。
一昨年2020年の春に安倍政権は、まず学校を休校にしてストップをかけていったけど・・・最初の頃のコロナ株は若者にはあまり感染しない性質だったので、(そんなこと分からなかったので仕方ないけど)空振り感があって、政策として高くは評価されていない。むしろ“なんで学校だけ?”みたいな、世の中的には“愚痴”が多かったかな。
でも、今回は、まさに学校を止めてかかることになりそうな・・・というか、すでに学級閉鎖、保育園の休園が続出しているので、事実上、止まっていくのかもしれない。
つまりですね、世の中的には、これまで通り、夜のお店や飲食店をどうするかにばかりに目がいってしまうけど、オミクロン株では、学校や家庭での感染をどうくい止めるかにも大きく重点を置いていった方がいいのではないかと個人的には思うのですよ。子供たちが自宅待機になると、子供を持つ親たちは働きに行けなくこともあって、それなりに社会はストップしてしまうわけで。
では、今、星空の世界ではどうなっているのか。
この1月後半は水星☿が逆行しておりまして、この逆行の位置が特に悪いですよ。
ホロスコ―プで解説していきましょう。
【ここでホロスコープ初心者の方のためにアスペクト(角度)のことを簡単に伝えると、星同士の角度が0、60、120度の時は“吉角”と言って、良い働きをする角度。90、180度、つまり直角か、真裏に星が来ると、“凶角”と言って、刺激的だけど、強く出過ぎて、害になりやすい影響を与えやすい角度。詳しくは私のサイトを見てね。】
内側が日本(1946年11月3日とします)で、外側は2022年1月21日であります。
日本  20220121日本の太陽☉、木星♃、土星♄、冥王星♇の4つの星に対し、現行の水星☿、土星♄、天王星♅でグランドクロス(十字架)を形成しているのですね。水星☿は1月14日から逆行をしていて・・・逆行をする前に当然向きを変えるために一旦、ストップするでしょ、その前は減速をしているし、ということで、だいたい1月8日ぐらいからずっと、このグランドクロス(十字架)の影響位置にいたわけですよ。
グランドクロスとは、180度凶角の2つのラインが90度で交わるという強い凶角アスペクトです。
今週末ぐらいで水星☿は逆行(時計回り)のまま去っていき、やぎ座に戻っていくのですが、バトンタッチするかのように今度は太陽☉がグランドクロス(十字架)の影響位置に入って来ます。
で、太陽☉は2月上旬まで居座ってから、去っていくのですが・・・2月下旬にはまた順行になった水星☿がやってくるという具合なのです。
星の数が多いアスペクトなので、すべての組み合わせはここでは解説しませんが・・・いくつか取り上げるなら、水星☿と木星♃の凶角は、情報の混乱とか、いい知らせが来ないとか、交通マヒとか、そんな意味であります。土星♄と冥王星♇の凶角を私は“ヘロヘロ星”と読んでいますが、ハードワークになるという意味です。この土星♄と冥王星♇の180度凶角が、今、ほんとタイトなんですよね。
じゃ、ほんと、いつ良くなるの?
という疑問が湧いてくることでしょう。
星並び的には、4月が1つの節目になるのではないかと思うのですよ。
4月になると、現行の木星♃と海王星♆が重なります。これは感情(海王星♆)が膨らむ(木星♃)という意味になります。気が大きくなるとか、陽気になるとか、浮かれるとか、高い評価を受けるとか、ちやほやされるとか、解放されて、ほっとするという意味もあります。4月12日23:41にぴったり重なります。
木星♃と海王星♆が重なるのは、およそ13年に一度のことであります。
さらに4月の下旬になってくると、その木星♃、海王星♆が重なっているところへ金星♀までやってきます。図は4月28日のホロスコープです。
20220428 1重円
金星♀は愛や遊びの星。それが、木星♃、海王星♆が重なって、陽気、浮かれる、ちやほやされるになっているところにパワーアップされるわけですから、そりゃ、世の中全体にめでたい空気というか、幸福感が溢れてくるのでしょうね。
金星♀、木星♃、海王星♆が重なるのは、早々ありませんよ。レアです。結構、激レアです。
世の中全体的にはかなり明るくなっていくのでしょう。
日本では、ちょうどゴールデンウィークですけどね。
で、この3つの星が重なっている(コンジャンクションと呼ばれる状態)ことで、特にどんな人がラッキーな影響を受けるのかというと、
20220428 2重円①図のA、B、Cのところに星がある人です。生まれた時の星の配置、ホロスコープで、この3か所に星があれば、金星♀、木星♃、海王星♆に対し、0度、120度吉角となるので、強く幸福感が感じられることでしょう。星座言えば、うお座の20~30度、かに座の20~30度、さそり座の20~30度。全部水の星座ですね。
星が多ければ多いほど、強くなります。特に太陽☉、月☽、金星♀、木星♃があればさらに強く感じられるでしょう。
まぁ、金星♀、木星♃、海王星♆の3つの星が重なることで、幸福感が高くなるのですが、全部の人がそうかというと、そうでもない。
逆にこの3つの星から悪い影響を受ける人は、ホロスコープ上、金星♀、木星♃、海王星♆の3つの星に対し、90度、180度凶角位置に星のあるということですが・・・
20220428 2重円②図のD、E、Fに星のある人は、良くないですね。特に太陽☉、月☽、金星♀、木星♃、海王星♆なんかがある人は、“独りぼっち感”が出てくることでしょう。親しい人が去っていくとか、自分が去っていくとか。
星座言えば、ふたご座の20~30度、おとめ座の20~30度、いて座の20~30度となります。
そもそも4月は異動とか入学の季節ですからね、独りぼっち感はそのあたりから来るのかもしれませんが、星が多い分、強く出ることでしょう。
吉角となるA、B、Cにも、凶角となるD、E、Fにもどちらにも星がある人は、大まかに言えば、星の数の多い方が強く出ると思ってください。
で、まぁ、そういうわけで4月は、今年では大きなトピック、節目になりそうな気がするのですよね。

この頃には日本も、昨年から続いていたグランドクロス(十字架)が無くなるわけですし。
さらに、5月5日ごろ、つまりゴールデンウィークの後半には、現行の金星♀、木星♃、海王星♆の3つの星が日本の水星☿、金星♀、火星♂と広めでありますが、120度吉角を形成します。
日本  20220505
今年はこの後も、現行の木星♃が、日本の水星☿か土星♄と120度吉角を形成し続けることになります。
前向きな楽しい話題が出てきて、賑やかな感じになりそうですね。
木星♃と水星☿の吉角は、コミュニケーションなどの情報運が良くなり、また良い知らせが来るという意味があります。
木星♃と土星♄の吉角は、“未来への地固め”という意味があります。
4月、5月以降に、コロナからの復興に向かっていくと信じたいですね。
まぁ、そんなわけで、私は5月まではホロスコープ講座を予定しておりません。
あしからず。