新型コロナウィルスの騒ぎは満月がピークかしら

この2月は新型コロナウィルスの騒動で大変だったわけで・・・
え、この3月もまだ終わっていないって。そりゃ、小中高校がいきなり休校になったり、屋内の人の集まるところには行きにくくなったりしてねぇ。
これは、まぁ、地震で避難所生活になった、台風で停電や断水になったというほど不自由ではないけど、我慢しなくちゃならん時期ということなんでしょうね。

で、この動きをどう星には出ていたかというと・・・
世の中全体というか、世界の流れを読む時には、その時代の経済に大きな影響を与える国の運気を読むことが大切なのですよ。今の時代は、アメリカと中国ですね。
で、1月下旬、まずは中国のホロスコープを見ますと・・・なお、星占いでは、今の運気を見るには、ホロスコープを2つ重ねる2重円(ダブルチャート)というものを使います。
中国の建国日の1949年10月1日の時の星並びを内側の円に入れ、外側の円に運気を見たい日付の星並びを入れていきます。

【ここでホロスコープ初心者の方のためにアスペクト(角度)のことを簡単に伝えると、星同士の角度が0、60、120度の時は“吉角”と言って、良い働きをする角度。90、180度、つまり直角か、真裏に星が来ると、“凶角”と言って、強く出過ぎて、害になりやすい影響を与えやすい角度。詳しくは私のサイトを見てね。】

中国 20200123で、中国の1月下旬の星並びを見ますと、内側つまり、中国の土星♄に対し、火星♂、海王星♆がTスクエアを形成している。土星♄は重圧、火星♂は戦う、海王星♆はナーバスと、凶星ばかりが90度、180度の凶角を形成している。90度と180度の凶角が組み合わさったものをTスクエアという。火星♂(戦う)と土星♄(耐える)の凶角を私は“我慢星”と呼んでいる。我慢させられる感じになるのよ。火星♂(燃える)と海王星♆(ナーバス、感性)の凶角を“イライラ星”と呼んでいる。悪い意味で興奮し過ぎるという意味ね。土星♄(耐える、重圧)と海王星♆(ナーバス、感性)の凶角を“いじめられ星”と呼んでいる。重圧に対して、ナーバスに耐える感じね。つまり、この3つの星のTスクエアは、イライラして、我慢して、いじられ感があるということ。国民は、生活、移動が制限されて、かなりストレスになっていたでしょう。この辺りに、中国では新型コロナウィルスによる混乱が最高潮になっていったかな。

アメリカ  20200201で、2月頭になってくると、今度はアメリカがね、まずくなったんですよ。内側がアメリカの建国の1776年7月4日。アメリカの太陽?、土星♄と現行の木星♃がTスクエアを形成している。木星♃は財運、土星♄は堅実、計画性を意味するのだけれど、凶角になると、タロットカードの逆位置のように、逆の意味になるので、財に計画性が無くなる。私はこれを“お金貯まらない星”と呼んでいる。出費が多くなったり、売り上げが落ちたりする星並び。
でもって、アメリカの火星♂(燃える、戦う)、海王星♆(ナーバス、感性)と、現行の火星♂、海王星♆で十字架を形成している。グランドクロスという4つの星で作る凶角。“イライラ星”の十字架でね、180度凶角が90度に交わっているから、そりゃ、強い凶角なわけですよ。
つまり、上のTスクエアとグランドクロス(十字架)がいっぺんに出ればね、“ヒステリックになって、経済的損失が出る”という意味になるわけ。この星並びがまだまだ続いていると。
これは、前からかなり警戒していたけど、正直、1月始めの段階では、イランと戦争を起こすのかしらと予想していたのよね。結局、中国のTスクエアの原因の新型コロナウィルスの影響がそのまま、アメリカに波及していったわけだけど。あと考えられるのは、大統領選挙で、アメリカはハイテンションになっているかな。このあと数年間は、アメリカは興奮しやすいのよ。

中国 20200221で、次に2月下旬になると、中国では太陽?、火星♂、天王星♅でTスクエアが形成される。火星♂と天王星♅の凶角のアスペクトの意味は、“身体に悪い変化”を起こすという意味。火星♂は肉体、天王星♅は変化。人間でも、この星並びができると、身体の不調で悩まされたり、病気になっていたりすることがあるのよ。感染拡大の速度は落ちているかもしれないけど、まだまだ中国は新型コロナウィルスと格闘しているからね。ただ火星♂は動いていくので、この凶角は次第に緩くなっていくのだろうね。

じゃ、この先、どうなるのか。と考えた時。どうもね、気になる日が、3月10日の満月なのよ。

アメリカ  2020031010日のアメリカのホロスコープを見ると、太陽☉、月☽、火星♂、海王星♆、海王星♆の5つの星で、かなり興奮し過ぎるかな。“イライラ星”が5つの星でTスクエアになっている。これがヒステリックとなるのか、ハイテンションとなるのか。ちょうど満月が、アメリカにとって、イライラ星のTスクエアを作る場所で形成されている。
もう一つ、アメリカの太陽☉、土星♄と、現行の火星♂でTスクエアができている。火星♂(攻撃)と土星♄(忍耐)の凶角“我慢星”ね。それに太陽☉が増幅するような形でTスクエアを形成していると。
つまりね。おそらくだけど、アメリカは10日の満月辺りでパニック、ヒステリック、メンタル面の不安がピークを迎えるのでないかと思っている。その後、余韻のような形でまだまだ不安定さは続くだろうけどね。満月を境にすぐには収まらないけど、この後は緩やかに回復していくのではないかなと星を読む。

日本  20200302全国一斉休校となった3月2日の日本のホロスコープを見ると、日本の海王星♆と、現行の火星♂が凶角90度を形成している。90度だからそんなには強くないけど、イライラ星を形成しているんだよね。これね、やっぱり3月10日ぐらいまでは続きそうなんだよね。
ちなみに日本の運気を見る時は、1946年11月3日を設立の日
と見るというのが通説になっている。

イタリア  20200302ついでに、他の国を見ると・・・ヨーロッパの中で、新型コロナウィルスの影響が大きいイタリア。

今回は共和国となった1946年6月2日でホロスコープを見ると、イタリアの土星?の180度凶角位置に、現行の木星♃、土星♄、冥王星♇のトリプルグレートコンジャンクションが位置しているのよね。今年は、財運は落ちるし、奮闘することになるかな。

イラン  20200302つづいてイランは、イラン革命のあった1979年4月1日を建国として見ると、イランの木星♃の180度凶角位置に、トリプルグレートコンジャンクションができている。今年は、経済が苦戦していくかな。もうずっと苦戦しているけど。トリプルグレートコンジャンクションの影響の読み方については、私の過去のブログの「2020 トリプルグレートコンジャンクション」を参考にして下さいね。

世界に影響の大きいアメリカが、3月10日の満月以降、ちょっとずつヒステリックが収束していって・・・世界全体のムードとしては、火星♂、木星♃、土星♄、冥王星♇のトリプルグレートコンジャンション、プラス火星♂の勢いが世の中全体に出てくるんじゃないかと思うんだけど、どうかしらね。
病気が原因だから、いつかは収まるのだろうけど、早く収まって欲しいものよね。