2019年 日本の経済を予測してみる
年末あたりに本屋さんに行くとさ、経済系の雑誌の棚には、ずらりと“2019年を大胆予測”なんて見出しがいっぱいあるわけですよ。
経済界の大物やエコノミストが今年の株価の予想とかしているんだけど・・・で、もって、上がるだの、下がるだの、その日経平均の株価の予想も十人十色。
どれを信用していいのか、よく分からん。
そんな本を見て、隣りにいたおじさんは、
“何だよ、みんなプロのくせに、言ってることがバラバラなんだよ。”
まぁ、野球選手の活躍の予測でないから、そう簡単に意見が一致する訳が無い。そもそも毎年のことだけど、そんなに上手くは当たらない。
でさ、どうせ、当たれば、当たったで自慢し、外れたら、外れたで、そのまますーっと言ったことを無かったことのように陰を潜める1年の経済予測だから、アバウトに星占い師が星読みを根拠に言ってもいいかなぁ、とね。
ただし、私は責任持てないから、ほんとにビジネスや株、投資をやっている人は参考にしないでね。
星占いで使うホロスコープのダブルチャートを用いて、国の経済や運気を読んでいくのだけれど、日本の場合は、戦後の日本国憲法が公布された1946年11月3日を設立日とするという説を使っていきます。その国の建国した年月日を使うわけですよ。2重円の外円は2019年の星並びとなります。
(外円は、分かりやすくするために、ここでは読まない星は省略させてもらいます。)
外円は、進行している現在の星の位置なんだけど、基本、逆時計回りすると考えてください。
で、簡単に説明すると、内円の星と外円の星が、0度(重なる)、60度、120度の位置関係にあったら、吉角。追い風のプラス効果があると。
90度(直角)、180度(真裏)にあったら、凶角と読んで下さい。向かい風のマイナス効果があるということね。
詳しく知りたい方は下の私のサイトをご覧下さい。
日本の運気ですが、外円は、今年の1月20日の星並びです。1月はですね、日本の土星♄(左の図では“ち”のようなマーク)と冥王星♇に対して、木星♃が120度吉角位置にあるのですね。木星♃×土星♄の吉角は財運が堅実になる星並びで、木星♃×冥王星♇の吉角はミリオネア星と言って、財運が安定する星並びなのですね。まぁ、なんやかんやそこそこ安定感があるのではないかと。でも、良い星並びだった2018年に比べると、勢いが無いから、あくまで“そこそこ”という感じになるのでしょうね。
ただ1月20日ごろは、日本の冥王星♇と現行の金星♀、木星♃、火星♂と合わせると、内角120度が3つできて・・・正三角形ができるのよ。これをグランドトラインという。めでたい吉角なのよ。一時的に経済に勢いが出てくるかもね。それとも、文化面など、別の分野で勢いが出るのかしら。金星♀、火星♂、冥王星♇の複合アスペクトは、前回ブログで書いた変態エロ星だけど、土星が効いているから、変態にはならないわよ。
そうするとですね、日本の天王星♅の180度凶角位置に、現行の木星♃やってきます。
木星♃と天王星♅の凶角は、財運が一転するとか、“ぬか喜び”“期待はずれ”を意味します。
春頃には、経済に翳り(かげり)が出てきて、不安定感が見えてくるのかもしれません。もしくは、何か、予想外れのことが起こるのかもしれませんね。そうは言っても、木星♃×天王星♅の180度凶角ができてくらいでは、それほど危機的な状況にはならないでしょう。ただ、不気味なのは、木星♃がこの木星♃×天王星♅の180度凶角位置に3ヶ月ぐらい居座ることなのよね。
この木星♃位置は8月のものです。
しかし、ちょっと不気味なのは、日本の太陽☉、木星♃と凶角180度位置に現行の天王星♅がやってくること。
上に書いた、木星♃×天王星♅の凶角は、財運は一転する、ぬか喜び、期待はずれという星並びなのよね。
でもって、日本の土星♄、冥王星♇も合わせると、Tスクエアになるわけですよ。Tスクエアというのは、180度凶角と90度凶角の両方が同時にできているという強い凶角であります。
でもね、天王星♅の位置がよく見ると、まだしっかりTスクエアの位置よりは5度くらい上なのよね。
どのくらいの力が働くか、影響力があるかは未知数で、予想できないわね。
見れば分かるけど、木星♃×天王星♅の180度凶角位置が2つも形成されるというわけですよ。
財運が一転する、ぬか喜びの星並びが2つもね。
で、その1つは太陽☉、木星♃、土星♄、冥王星♇、天王星♅のTスクエア。まだTスクエアぴったりのところに天王星♅は来ていないのよね。来るのは2020年のオリンピックの年なのよ。
この星の位置は10月20日ごろなんだけど、考えてみるとちょうど消費税が10%に上がる時なのよね。
消費が落ち込んで、経済が一転するのかしらね。停滞する感じかしらね。
このTスクエアを見ると分かるけど、日本の太陽☉、木星♃、土星♄、冥王星♇の90度凶角、つまり日本の悪い面にスイッチを入れるようにして、現行の天王星♅が入ってくるのよね。
日本の太陽☉、木星♃、土星♄、冥王星♇の凶角って、詳しくは私のアスペクト
表を見てもらうとして・・・どんぶり勘定と大盤振る舞い星の星並びが重なっているのよ。大胆な金融緩和をし続けたツケが回ってくるのかしらね。
表を見てもらうとして・・・どんぶり勘定と大盤振る舞い星の星並びが重なっているのよ。大胆な金融緩和をし続けたツケが回ってくるのかしらね。
1月と夏頃は、木星♃と冥王星♇のミリオネア星ができて、景気が多少良くなると書いたのは、消費税アップ前の駆け込み需要という感じなのかな。素人の予想としては。
経済はグローバル化しておりまして・・・日本の経済を見るのに、日本だけ見ていてはいけないわけですよ。知ったようなことを言うとね。やっぱり今は世界経済の動向は、中国、アメリカの影響が大きいからね。この2つの国の覇権争いが世界経済を減速させているので、やっぱりこの2つの大国を見ていかないとね。
中国の土星♄と現行の海王星♆は凶角180度になっている。これは感情(海王星)に重圧(土星)が掛かるというもので、私は“いじめられ星”と読んでいる。メンタル的にしんどい星並びである。世界からのバッシングもいろいろ受けてるし、国民の感情なのかもしれにない。もうここ2、3年はこの180度凶角はできたままでいるから、それは今見たままの中国の姿かな。
で、2019年は、この土星♄×海王星♆の凶角180度のTスクエア位置に財運の木星♃がやってきている。木星♃は、上の日本でのダブルチャートを見てもらうと分かるが、いて座の25度近くまで行くが、春に逆行して、だいたい夏にはこの1月の位置まで戻ってくる。影響域の角度を広めに考えると、このTスクエアが長く形成されることになる。この木星♃、土星♄、海王星♆のTスクエアは、メンタル的にも経済的にもダメージを与えることが多い。
中国の海王星♆と現行の土星♄も凶角90度を形成している。土星♄は一周およそ30年というゆっくりとした星で、やぎ座の10度から20度の間をだいたい1年間居座ることになる。つまり影響はおよそ1年ということよ。
つまり2019年は、“いじめられ星”が2つもできているということなのよ。いろいろバッシングを受けやすい時期になるのだろうね。
一方、黄色で記された中国の火星♂、冥王星♇と現行の木星♃も120度吉角を形成している。ミリオネア星に火星が加わったものだ。火星♂×木星♃の吉角は勝負運を高める。
ミリオネア星が1つできているだけでも、その間は、最低でも“食うには困らない”くらいの財運をキープすることができる。
2つもミリオネア星ができているので、2019年は経済的には良い状態を維持し続けるのだろう。
現行の木星♃、土星♄の影響は今年だけのものなので、いじめられ感と経済の好調感の両面が強く出ることになるのかな。
2018年は、アメリカの太陽☉と現行の木星♃、海王星♆でバブルなグランドトラインを形成していたのだが、今年はそんな追い風は吹かなくなると。
一方で、できているのは、2つのTスクエアだわね。アメリカの天王星♅と現行の木星♃、海王星♆のTスクエア。それとアメリカの太陽☉、土星♄と現行の土星♄によるTスクエア。
木星♃と天王星♅の180度凶角は、日本のところで書いた、財運が一転するとか、ぬか喜びという意味。この凶角は昨年の12月にもできていたけど・・・確かに株価が急に不安定になってきたからね。でも、これをヒントに、日本の春にできる1つの木星♃×天王星♅180度凶角を予想すると、まぁ、あんな感じなのかも。
アメリカの場合は、Tスクエアで海王星♆も入っているから、メンタル面の不安も意味しているのだろう。
で、よく見ると、春になって、木星♃が左側に進行すると、今度はアメリカの火星♂と現行の海王星♆、木星♃とでTスクエアができる。火星♂×木星♃はギャンブル星なのだが、凶角の場合、熱くなり過ぎて失敗するパターンだ。過熱し過ぎたものが修正されるのかしらね。
つまりアメリカは来年の10月まではずっと木星絡みのTスクエアができることになる。経済的には良い状態とは言えないかな。
太陽☉×土星♄の凶角は、何かと責任、重圧が掛かりやすい。そのTスクエアだから、いろいろプレッシャーが掛かるのだろうね。中国のいじめられ星、90度凶角と180度凶角の2つが同時にできるのと、どっちがしんどいだろう。それは比べたことがないから、私には分からないな。
覇権争いというか、意地の張り合いが2019年も続くのかしらね。
ホロスコープを読むことで、上のような予想はできるのだけれどね。
さて、どうかしら。
2019年もよろしくお願い申し上げます。
参考ブログ:「国の経済、運気を読む」
こちらを読んでいない方は、参考になることでしょう。