婚活に星占いを使いましょうよ。
西洋占星術では、多くのことが鑑定できるけれど、まぁ、相性鑑定は依頼が多いわけですよ。
相性鑑定の部類では、まぁ、職場の人間関係というものもあるけど・・・基本的には恋愛がやはり多い。
カップル、夫婦と相手が定まっている場合は、その相性での良い点、悪い点をじっくり挙げて、注意すべき点を伝えていけばいい。
でも、婚活中という人の場合は、とにかく鑑定候補となる相手が多い。
しかも、明らかに良くない場合は、さらっと流して深く突き詰めることもなく、別の候補の人へと話を進めていく。時間がもったいないですからね。
そもそも婚活って、 “ダメなら、次っ!”って感じでしょ。
で、婚活の話を聞くとね、まぁ、今はいろいろですよ。
婚活パーティーに参加して、5~20分くらい相手と話をすると、回転すし方式に、別の人にローテーションしていく・・・今は、他にもいろんな形があるようですが・・・上にも書いたように、婚活の現場では、“今回ダメでも、次のパーティーがあるさ” なんて感じで、結構、見切りも早いようで。機会が多くなると、そんな風に事務的で、軽い感じになるのでしょうね。
また一方で、年齢のことでは、相手の希望の年齢枠があって・・・40代になると、紹介される相手の質がガクンと落ちるのだそうで。(あくまでその人個人の感想です。)
で、逆に、その紹介される相手を見て、こんな人としか会うことができない私って・・・“今の私って、この程度の価値しかないのかしら” と気分が滅入るので、結婚相談所などには行かなくなったという人にも何人にも会ってきたわけでして。
それに、便利なサービスではあるけれど、金額が高くて、お財布にはダメージが大きいという話も聞くし。
プロフィール上では、相手のことを知っていて・・・何だか趣味も合いそう。
でも、いざ、会ってみると、引っ掛かるところない・・・。
で、私はですね、そんな話を聞く度に、星占いをある程度使ってしまえば、もっと無駄なくスムーズにマッチングができるのではないかと思うのですよ。
趣味とか、生活習慣とか、そういうので気が合う人を見つけていくのもいいですがね・・・それであまり上手くいくことがなく、もう婚活にうんざりしているようだったら、ホロスコープでの相性鑑定の技術も使ってみてはいいのではないかと。
ということで、今回はアドバイザー視点でホロスコープを活用することをお伝えしますね。
ただ最初に言っておきたいのは、“結婚ありき”とか、“結婚すべきですよ”という前提では、私はないのですよ。
ホロスコープを見れば分かるけど、一人が平気、一人好きというタイプの人もいるからね。さらに財力もあったら、まぁ、結婚を必要としない人もいるでしょうしね。
でも、婚活サイトや結婚相談所を利用している人は、結婚を望んでいる人ですし、それを自覚しているし、さらに言えば、まぁ、普通に生活の中で、出会いを待っていてはなかなか出会えない人なのでしょう。出会いを待っていたら、年取っちゃう。女性ばっかりの職場だったりするとそうなりますわな。
で、都合の良い日時に、出会いの数を増やすためにそういった婚活のサービスを利用している。
つまりね、効率を求めている ということでしょ。
効率よく出会いたいという考え方を持っているわけだし、ならば、さらにより効率よく相性の良い異性に出会うためには、星を読んでしまえばいいんではないですかと言いたいわけですよ。まぁ、星占いですから、参考にしかならないでしょうけど。
相性鑑定では、
・相手の生年月日で、その人の性格、運気を読むことができる。
・2重円を作ることで、自分とその人との相性を読むことができる。
ある程度、お付き合いのする相手の候補が絞られていけば、普通に相手との相性鑑定をすればいい。
だけれども、まだまったくノーマークの場合、
ホロスコープの2重円を読んでいけば、計算して相性のいい相手の生年月日を特定できるというわけ。数万人単位で登録者のある結婚相談所、婚活サイトの中には、その生年月日の人物をデータから探し出すことができるんじゃないかな。そんなサービスしていない? 相談員に言えば、紹介してくれないかな?
最初から相性の良さそうな相手と出会っていく機会を作っていく方が、むやみやたらに出会うより、確率がぐっと上がるというわけよ。無駄な時間が省ける。
例えば、燃えるような恋愛をしたいのだったら、自分と相手で、金星♀、火星♂、冥王星♇あたりでグランドトラインやTスクエアができる人を紹介してもらうといいだろう。金星♀と火星♂のアスペクト(私はこれを“エロ星”と呼んでいる)だけでも十分に引き付け力があるが、せっかく数万人の中からリクエストできるなら、3つ以上の星で作れられる複合アスペクトを利用したい。金星♀、火星♂のエロ星に、セックスを意味する冥王星♇を加えた複合アスペクトで、吉角より凶角の方が、引き付け力が強い。鑑定していても、この相性を持っているカップルの場合、かなり恋の炎が燃えるようで、駆け落ちレベルになったりする。鑑定した人の中には、普段はすごく真面目な男性が、この相手とだけは不倫に陥って、行為を楽しんだりする。“なぜか、この相手とだけはこうなってしまうんです”と話された人もいましたよ。まぁ、恋に陥りやすい相手ですよ。
財運を上げたいのだったら、自分のMC上に木星♃のある人とか、複合アスペクトでいうなら、木星♃、冥王星♇で吉角のアスペクトを作っている相手でしょう。木星♃、冥王星♇のアスペクトを“ミリオネア星”という。そのミリオネア星ができるだけでも“食うに困らない” 財運をもたらすというものだけど、これにもう一つの木星まで加わってグランドトラインが形成されれば、さらに強い財運をもたらしているようだ。なかなかこんな相手、普通では出会えないけどね。
楽しい会話のあるカップルになりたいのだったら、水星☿、金星♀の吉角に加えて欲しいところだね。私はこの水星☿金星♀のアスペクトを“おしゃべり星”と呼んでいる。同性でも、この水星☿金星♀の、特に0度吉角があると、出会ってすぐに話が盛り上がり、親友になってしまうことがある。
相性にはいろんなパターンがあって、それらは私のアスペクトのサイトでも見ることができるし、講座でも実例を挙げて伝えている。ホロスコープの鑑定では、結婚相談所や婚活サイトの性格や条件のマッチングテストでは出てこない多面的な相性の形が出せるんだよね。
そんなふうに自分にとって良い相手のホロスコープの星の配置を思い浮かべることができても、その生年月日を見つけ出すには、星占い師としての腕前が必要となる。水星、金星、火星などのスピードを知っておき、だいたいの計算、目安を立てられるようにする必要がある。
1つの星座をそれぞれの星が通過する年月は、だいたいの目安として、
太陽は1ヶ月
水星も1ヶ月前後
金星も1ヶ月前後
火星は2ヶ月前後
木星は1年
土星は2年半~3年
天王星は7年前後
海王星は15年前後
冥王星は12~27年
だいたい何年後、何か月後には、この辺りにあるな、というのがイメージできるようになると、星の移動する場所の見当が付くようになるわけ。そうすると、自分の求める相手のホロスコープが何年何月何日ごろにできているかということが読めるようになる。
顔写真とプロフィールが目が回るほど羅列していて・・・“下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる”という感覚で、次から次へと接触していても、まったくピンと来ないようならば、ホロスコープから自分の望む相性の相手を、ある程度絞り込んでおいて会っていく方が、“当たる” 確率が上がるんじゃないかな。
パーティー形式では、そんなことがどこまでできるか分からないけどね。相手の生年月日を事前に知ることができれば、誰を狙っていけば、一番、いい感じになるかその可能性は分かる。そんな個人情報を教えてもらえるのかしら?
私が結婚相談所のスタッフだったら、確実にときめいて盛り上がる婚活パーティーを構成するんだけどなぁ、と思うこともあるが、男女10人ずつ参加だとしても、100通りの相性鑑定をしなければならなくなる。ちょっと多過ぎて、無理かな。
ホロスコープの相性を自動計算できるようになれば、可能なんだろうけどね。どこかの婚活サイトで作ってくれないかしら?
そうは言っても・・・そもそも、生年月日で選んだ相手とまず会おうとしても、相手がこちらのプロフィールや顔写真を見て、接触することに応えてくれるとは限らない。特に年齢が離れていたりするとね。
かなりよい相性ならば、会うことができれば、カップルになりやすいと思うのだが・・・初対面から、引き付け合うとは限らないしね。
いろいろ面倒な手続きがあるけれど、会ってみる価値のある人を割り出せると。
効率よく、合いそうな異性に出会えるようになると。
ホロスコープの読める人ならば、試してみてもいいんじゃないかな。