ディセンダント(DSC)に星があれば、好きな異性のタイプが分かるのよ。
私の星占いのサイトに、ディセンダント(DSC)の表を載せました。星がDSCに重なるとどうなるかということね。
https://tsubobo.com/DSC.html
ディセンダントは、DESと表記されることもあるわ。
ディセンダントは、ハウスを作成した時にできる点で、アセンダント(ASC)の逆側にできるもの。アセンダントが生まれた時の東の地平線。つまり陽が昇る方の地平線に対し、ディセンダントは、陽が沈む方の、西の地平線を意味していると。
で、このディセンダントは何を意味するかというと・・・もし、あなたにディセンダント上に星があれば、それはあなたの “好きな異性のタイプ” なのよ。
(以降、DSCと省略した表記にさせてもらいますね。)
まぁ、“あんたの好きなタイプはこういう男よ” って、本当は断言したい所なんだけど、100%ではないんで。でも、90%くらいの確率で当たっているかな。やっぱり、MC、ASC、IC、DSC上の星ってよく当たるのよね。
ハウスだからね、生まれた時間が分からないとできないのよ。自分の生年月日と生まれた時間、もしくは相手のそれが分かるのなら、ホロスコープを作成してみてね。
無料の作成サイトは今はいっぱいあるから。
(https://tsubobo.com/House.htmlを参照してくださいな)
MC、ASC、ICの点の解説の表はすでに載せていて、なぜDSCは遅れたかというと・・・
DSCというのは、他人からの影響とか、他人との関わり方ということを意味していると昔から本に書かれてるのね。昭和の時代の本から書かれている、だけどさ、“他人”って、自分以外、みんなじゃんね。ここでいう“他人”ってどういうことだろう。みんなから受ける影響って?。
で、鑑定してみて、実際に土星がDSC上に乗っている人に、“あなたは他人から責任を課せられていますか?”とか“あなたは他人の付き合う時、真面目、地道、堅実な態度を取っていますか?”と尋ねても、誰もピンと来ない。そんな気もするが・・・そうかしら? ぐらいだったりする。他に、水星、火星、木星などが載っている人を鑑定していも、どうにもこれでは“当たっている”感が弱いのよね。
もともと日本の西洋占星術は、欧米の文献を翻訳した形のものが多くを占めているのね。
でね、この星占いの単語って、抽象的で、神秘的で、ニュアンスが分かりにくいものなのよ。だから、日本語に訳される時、当然、少しズレが入るけど、ニュアンスとしては、そうも取れなくもない単語になってしまうことがあるわけよ。早い話、ぼんやりしてしまうと。
で、このDSCの意味がしっかりと納得できるような形で解説されているものが、日本で出ている本には無かったのよ。少なくとも、私には。西洋占星術の本ってさ、意味不明っぽいものを、それこそ、抽象的、神秘的、神学的、スピリチュアル的な言葉で煙に巻いて、分かったようなフリをするところがあってね・・・私はそういうのは嫌なのよ。スパッと分かりやすく言って欲しいのよ。
でもね、ネット時代になり、海外のサイトを直接読め、手軽に情報を得られるようになるとね、自分でいろいろ探せるようになるわけよ。
まだ他にも“パートナー”という意味のニュアンスはあるようだけど・・・今のところ、私が鑑定で実際に検証してみて、“好みの異性”というのは、当たっているかな、星占いとして使えるかなと思うわけですよ。日本では、パートナーというほど、出ている星のタイプの人と結婚しているとも限らないのでね。
で、DSCの表を載せたと。
まぁ、サイトはね、本と違って、文字数の制限がないし、後でいくらでも書き加えられるから、そのうち、またDSCも内容を厚くしていくけどね。
DSCに掛かっている星座の像が、その人の好きなタイプという説もあるけど、私はあんまり採用しないわね。
星座の方が30度と幅が広い分、力が弱くなるのかしら。当たり感が弱くなるのよ。的中率の低いものは、私は実戦には使わない慎重な人間なのよ。当たっているかもしれないけど、やっぱり星座より、星が載っている方がズバっと的を得るわね。
となると、ハウスを作っても、DSCに星が載っていない可能性が高い。DSCからプラスマイナス5度で考えても10度幅しかない中で、星はたった10個しかないから、載っている確率の方が低い。
そういう場合は、分からないと答えるわね。
「ええ〜、私の好きな男のタイプを教えて下さいよ〜。」って、言われても、星が無い場合は、「あんたの好きな男のタイプはいろいろなのよ。時と場合によってちがうんじゃない? そもそも男だったら、誰でもいいんじゃない?」と言うことくらいしかできないわね。ホロスコープに出ていないのよ。
で、そもそもの話をすると、星は10個しかない。
ホロスコープの星占いは、この10個の星で表現されたものを読むしかない。
そんなに多くの情報は語られてはいないのよ。
でね、ここでイメージしてもらいたいのよ。
もし、あなたが星占いを読む方ではなく、神様だとしましょう。そう、星占いのメッセージを受ける方ではなく、出す方です。
星が10個しかありません。まぁ、ここではイメージしやすくするために、星を、きれいな石ころをしましょう。手の平にきれいな色の石が10個あると。
で、あなたはある地上にいる人間に、人生についての大切なメッセージを送ってやろうと思うのが、・・・はてさて、10個の石で、どう伝えようか?
暗号化して伝えるにしても、所詮は10個なのよ。
例えば、10文字とか、10個の単語で、メッセージを送っても、そんなに多くのことは伝えられないのよ。
で、神様は、きれいな石を丸い石盤の上に10個並べて、人間にメッセージを送るのね。そこにハウス、サイン、アスペクトという読み方まで組み合わせていくという立体的な表現方法で、たった10個で描く割りには、かなりの情報をを詰め込んだのよ。
で、もって、必死に人間の方はそれを読もうとする。何百年、何千年もかけて、ちょっとずつホロスコープの解読法を築いていったと。
にしてもよ、神さま視点で見れば、そんなに多くのことを伝えられないですよ、たった10個じゃ。
となると、どうするか。優先順位を付けていったのでしょう。本当はあなたの好きな異性のタイプを伝えたいんでけど、それより仕事運のことをいっぱい伝えたいから・・・で、仕事運のことに星を並べていったら、星が足りなくなってしまったと。だから、ま、好きな異性のタイプのことは、
特に伝えることは止めておこうみたいなね。
特に伝えることは止めておこうみたいなね。
どのみちね、星10個では、個人の壮大な人生の全てを事細かく表現することはどうにも無理なのよ。
それは、天はそこまで人間に教える気がないのかもしれない。
でもね、星占いは指針とか、天気予報くらいには使えるのよね。
よく、占い師さんの中には、 “自分のことは占わない” とか、 “未来のことは占いません” という人がいるけど、私はその逆よ。だってさ、自分の未来のことを少しでも知りたいから、占いに興味を持ったわけじゃない。そこで、自分のこと、未来のことを占わないなんて言ってたら、何のために占いを勉強しているのよ。ま、私の考えだけどね。
未来予測や相性鑑定には、2重円(ダブルチャート)を使う。円が2つだから、星も20個になるわけ。20個といっても、やっぱり少ないわけよ。そんなに具体的な像が表現されるわけない。神さま視点で言えば、伝え切れるわけがない。
だから、こちらが想像して暗号の空白部分を埋めていくしかない。
例えばね、昨年10月頃は、私、木星(財運、拡大)がらみのグランドトライン(幸運の大三角形)ができたわけ。しかもカイトでね、カイトの星が水星(情報、メディア、文章、マスコミ)だったのよ。カイトとは、“凧”という意味なんだけど、これは、どういう意味かというと、水星(メディアなど)が、木星がらみのグランドトラインを引っ張ってくるということなのよ。ま、カイトの形に関しては、説明を省くから、興味のある人はネットで調べてね。
でね、私は昨年の頭には当然、それが10月にやってくることは分かっていて、何だろうなと思っていたわけよ。その程度には、星で表現されている意味が分かるのよ。
で、ちょうど昨年の今頃、Sさんのところへ遊びに行った。(少し前に書いた「12ハウスの男」で書いたSさんです。)
その時、自宅でだらだらしているSさんは、ある地方文学賞を狙って、書く準備を始めていたのよ。でっ、・・・その文学賞の発表の日が10月だったのよ。
それを聞いて、私は“ああ、これだ!!”と思って、光明が差し込んだような気がして、私も小説を書き始めたのよね。夏にせっせと書いてたわよ。忙しかったから、昨年の夏はブログの更新をしなかったのよ。
昨年のSさんは、調子がイマイチなので・・・それもホロスコープで読んで知っていたので・・・これなら、勝てるかもしれん、叩き潰せると。
言ってみれば、追い風、向かい風のようなものね。
50m走を競争するのに、Sさんには、雨が降っていて、強烈な向かい風が吹いていて・・・みたいな。で、私の方は好天で、強い追い風が吹いている、みたいな。
“風林火山”みたいなものよ。静かなること、林の如く、動かざること、山の如く・・・、でも、時を得たら、烈火の如く攻めると。
よし、ここで一気に勝って、私が賞金を頂いてやろうと。その賞金で、Sさんの家で特上の寿司をとって、“つぼぼ受賞記念 & Sさん残念パーティー”を開こうと、10月のイメージを膨らましていたのだが・・・結局、私は賞を獲ることなく、Sさんは、意気消沈がひどく、小説を書く気にもなれなかったと。
で、何が起こったかというと、10月にね、「Sweet」という雑誌から、2018年の特別編集占いBOOKの一部を書いて欲しいという依頼があったのよね。雑誌が出たのは、11月の下旬だったわね。こんな全国誌に載せるのは私初めてだったのよ。結果的にはその雑誌に載せてもらえたおかげで知名度が上がって、講座の希望者がぐっと増えたし、良かったと。
まぁ、これも水星カイトの木星グランドトラインと解釈できるんだよね。
何が言いたいかというと、この程度には、未来に対してヒントを与えてくれているわけよ。具体的な像までは見えなくてね、風向きだけは分かるみたいな感じなのよ。天気予報みたい。
でも、この星占いから得られるヒントは手に入れていた方が得よ。得。
どんな人でも、DSCに星が乗っていたら、好きな異性のタイプをほぼ当ててみせるわよ。
で、狙っている男の好きなタイプを知りたいなら、その男の生まれた時間を手に入れないとね。(これが結構、ハードルが高い)
で、ホロスコープを作っても、DSCに星が乗っているとは限らないから、困ったものなのよ。