おとめ女子とおっさん女子 あなたの恋愛体質は?
11月上旬に大阪での鑑定は、好評で、連日忙しいスケジュールとなっていた。
ある日、少々遅れそうになっていたので、早歩きで約束の場所に向かった。
私はたいていはカフェで行う。男女の話などもあるので、なるべく周囲の人たちに話が聞こえないような、席と席の間の広いお店を選ぶ。大阪での鑑定は始めてだったので、このお店選びが大変だったのだ。アウェイな環境で、あまり情報が無かったのだ。休日の梅田駅周辺が原宿並みに混雑するとは知らなかったのだ。だって、大阪には、難波とか他にも人が集まる賑やかな場所が複数あるからね。
約束の時間近くに、ホテルに併設のカフェに着くと、私と同じくらいの年齢の女性が入り口近くに立っていた。
「お待ちしていました」と明るく上品な口調で言われた。急いでいた私は、ほっと安心をしたのだった。
ホテルのロビーは中国人旅行者でごったがえしていて、騒がしかった。カフェの中も混雑していた。
「カウンターの席しか取れなかったですけど、よろしいですか。」
私はさらに驚いた。席まで先に取っておいてくれたのだ。そんなことは、鑑定していて、まず無かったことだった。
で、案内されると、別の若い女性が席に着いていた。
あれ? 2人での鑑定だったかな?
すると、最初の年配の方の女性が「こちら、京本政樹さんです」と私を紹介した。
もちろん、ボケである。大阪人はボケないとあかんとは聞いていたが、“京本政樹さん”というボケにその女性の年齢を感じた。
それにしても、これから私が鑑定するのに、こんなボケが必要なのかな?・・・とは思った。
紹介された後、年配の女性の方はにっこりと笑顔を作り、お二人でどうぞ、という雰囲気を示唆しつつ、去ってしまった。
すると、若い女性は緊張した面持ちで、熊谷さんですか? と尋ねてくる。
“熊谷さん”って誰ですか?
そして、その女性の名前を訊いてみると、約束していた方と違う名前だった。お互い驚きが隠せない。
「えっ????」
私はダブルブッキングしたのではないかと、焦ってしまっていたが、何度か確認し合って、これは完全に人違いだと互いに気づいた。
私はカフェの入口に戻り、先ほどと同じように立っていた年配の女性に、私は別人であることを伝えた。
お互いに笑い合い、偶然、待ち合わせ場所と時間が一緒で・・・どうも、私の雰囲気がその来る予定の男性に似ていたのだろう。
それにしても、その年配の女性の喋り口調、メイクの感じなどがこなれていて・・・そんなことより、私自身は本当の待ち合わせの鑑定者と会わねばならなかったので、その場では、あまりに気に留めている余裕が無かった。
無事、その日の鑑定も終わり、後になって、この出来事を振り返ると、
どうも、若い女性の初々しい緊張感といい、段取りの良さといい、・・・これは新手の街コン、もしくは単純に一対一のお見合いではないかという気がしてきた。
年配の女性はカフェの入口に立って待っていて、男性を女性の隣りの席まで案内し、一定時間が経ったら、別の男性がやってくるのだろうか。数が多いから、顔などはあまりしっかり覚えていないのだろうし、名前に関しても・・・適当なのかもしれない。
結婚願望の男女を相手にしたビジネス、サービスは時代とともに変化していく、というか、変化していかないと生き残れないのだろう。
一方で、常に新しいお客さんが出てくるので、お客さんには困らないのだろうなぁ。なんてね。
そんなことで、今回はクリスマスも近いし、恋愛に関わる星の読み方をお話ししましょう。
10個の星のうち、月、金星、海王星のことを私は“女性星”と呼んでいる。これら3つの星は女性らしさに関わるものを司っている。
月は心。
金星は快楽や恋愛、美。
海王星は感性、感情。
この3つの星に、本人を表す太陽も加えて、4つの星がアスペクトを作っていると、女性らしさというか、乙女チックさが出てくるのである。
細かく言えば、月、金星、海王星は、心、美、感情と関わっているものが違っているのであるが、実際に目に見えるもの、現象としては、ほぼ同じようなものである。心も感情も美的センスも、早い話、女性らしくなるということである。この繊細な印象は心の月の影響、この細やかさは感情の海王星の影響などと区別をすることは実際の生活の中では無理なのである。
太陽も加えての4つの星うち、2つの星が吉角(0度、120度、60度、30度)を形成していれば、“乙女”というか、“お姫さま”というような性格面が出てくるのである。女性ならば、女性らしさがあって当然と思われるだろう。しかし、その“乙女”度が強くなっており、その現象としては、30代半ばになっても、少女マンガを読んでいる、とか、宝塚ファンとか、ペットを飼っているなどということがある。
男性でも、この“乙女”のアスペクトを持っていると、ぬいぐるみを集めるのが趣味だったりする。
以前、ある男性相談者の父親にこの乙女な星並びがあった時、
「えっ? うちの親父がですか? うちの親父は田舎で農業していて、もう70歳近い、いいじいさんですよ」
と驚いたが、
「そういえば・・・」
と言って、その親父さんが、昔、家の垣根の木をすべて、バラにしてしまったことを話し始めた。いろんな種類、色のバラが植えられ、春から秋にかけて、さまざまなバラの花が咲き誇るというのだ。しかも門の部分がアーチになっていて、ひらひらと真っ赤な花びらが風に舞うという。
それを見ながら、農家の親父さんは、お茶をたしなむのだそうだ。
乙女な星並びを持つと、とてもロマンチックな、おフランスな、ベルサイユな趣味嗜好が出て来たりするのである。
ただし、乙女な星なので、繊細さが出てくる。私は前にこのブログで“未婚星”と紹介したこともあるが、とても恋愛に対して臆病になるのだ。慎重になる、というか、重大に考え過ぎる傾向が出てくる。それ故、婚姻届という一枚の役所に提出する紙が地球と同じくらいに重いものになってしまうのだ。
だから、愛の告白というものがとてつもなく苦手なのである。ラブや恋愛といったものに深く、重く憧れ、崇拝しているからこそである。
面白いことに、この乙女な星並びを持つ男性にも言えることで、30代半ばになっても、本命の女性と2人きりになると、がくがく震えて、手に汗握るような人になってしまう。もちろん、デートに誘うなんて、清水の舞台からダイビングするほどの至難の技なのである。
だが、男性の場合、外見がそうは見えないことが多い。というのも、乙女な星なので、女性的な感覚を持っており、清潔感があり、おしゃれさんが多い。流行のお店にも詳しかったりする。女性の気持ちをよく理解できるので、女性の多い職場で活躍していたりする。だから、女性の友達は多かったりするのだ。
乙女な星を持つ男性の相談ごとには、“本命の女性にアタックできない”というものがほとんどだ。
だから、私が彼らにアドバイスする言葉は、
「相手を好きになる前に親しい友達になりなさい。好きになったら、あなたはびびってしまって、口がきけなくなってなります。だから、好きになってはいけないのです。“自分はこの子が好きじゃないのだ”とだましだまし、距離を近づけていき、気が付いたら、彼女になっていたという形にしなさい。」
となる。
乙女の星を持つ女性の場合は、まず普段は恋愛にはほど遠くなってしまう。少女マンガの世界に生きるような乙女なので、本当は恋をしたくてたまらないのであるが、どうにも怖くて動けないのである。
でも、木星と金星が吉角を形成する時など、出会いのチャンスが増える時がある。その時ばかりはさすがに動かないともったいない。
だから、私が彼女らにアドバイスする言葉は、
「例えばね、いつもイワナしかいない川に、秋になると、サケがいっぱい上がってくるのよ。でもね、クマさんは、それを見ているだけでは食べられないのよ。サケは口の中にまでは入って来てくれないからね。だから、クマさんは、冷たい川に入って、爪を立てて、がっつりサケを捉えなきゃダメなのよ。うりゃ~~ってね。」
となる。
で、乙女の星を持つ女性はどんな恋愛観を持っているかというと、実にロマンチック過ぎまして、白タイツを履いた白馬の王子さまが現れるのを待っている。
もちろん、白タイツを履いた白馬の王子さまは絵本の世界の話である。あくまでイメージのたとえである。
で、鑑定していて、分かってきたのだが、この王子さまを現代の日本に置き換えると、ミュージシャン、音楽家、アーティストといったものになるようだ。私が昔やっていた画家も入っているらしい。
この部分を読んで、思わず、口を手で押さえてしまうほど、心当たりのある女性も多いのではなかろうか。
でも、さらに現実は厳しく、実際にそれらの王子さまを待っていても、出会えるとは限らない。
となると、どうなるかというと・・・・。
乙女なお姫さまは、か弱く、守られていないと生きていけない人種である。その癖、雨に濡れた子犬などを見ると、助けてあげたいと思う人種でもあるのだ。よく言えば、博愛精神である。
この “守ってあげたい” という気持ちがクセもので、弱いものに対する同情心が出てきて、それが恋愛感情になってしまうというパターンに陥ってしまう。
いわゆる “ダメんずウォーカー” である。あまり働かないような男性に対し、ついつい “私がこの人を立派な男性に変えてみせる” なんて少女マンガのヒロイン気取りに頑張ってしまうのだ。で、結局はそれが果たせず、挫折感を持ちながら、破局に至ると。
中には、薬物依存症の彼を変えようと、努力したけど・・・、その人は、結婚して、子供も2人作ったけど、結局、離婚してしまっていたんですけどね。もうすぐ50歳の人で、アメリカに住んでいらっしゃる人ですけど。
特に厄介なのは、“白馬の王子さまのようなダメんず” である。現代で言うならば、売れないミュージシャンと言いましょうか。
乙女な女子は夢見る夢子さんなのでね。自らの夢にずっぽりはまってしまって、現実が見えなくなるのですよ。
これは、女性だけでなく、男性でも乙女な星並びを持っていると、同じ傾向が出て来てしまいます。困っている女性に弱いのです。“俺が守ってやるよ”とダメんずの女性に引っ掛かってしまう話は多々あります。先日、鑑定した男性も、前の妻とはそんな感じだったと遠くに視線を向けていましたね。
逆に言えば、乙女な男子を狙っている女性は、とどめを刺すには、“弱っているふり、困っているふり”ということですかね。
ただし、女性にしろ、男性にしろ、乙女な星による“ダメんず好み”は、治っていきます。人間はバカではないので、痛い目に遭うと、懲りて、その欠点を直していきます。だから、おとめ女子が言うのは「結婚前はダメんずだった」とか、「20代はダメんずだった」とか過去形の悟りですね。
また、乙女な星並びを持っていると、どんなに体力が優れていても、スポーツで活躍することが難しかったりします。だって、優し過ぎるんだもん。人を蹴落とすことができない。だから、対面するような、剣道とか、卓球とか、相撲とかでは、相手の気迫に押されてしまう。もしくは、“もし自分が勝ったら、この人はどうなるのだろう”というような想像で、闘志が削がれてしまったりする。実力が出せないのだ。「ピンポン」という映画の月本くんのような現象ですね。
レギュラー争いの場面でも、ついつい譲ってしまうようなところがあるようです。
3つの女性星、月、金星、海王星と、太陽を合わせてた4つの星の星が “凶角” を形成していると、同じ乙女でも、女性面の悪いところが出てくるのですね。
上の書いた4つの星が吉角を形成している乙女たちと区別するため、こちらの凶角を形成している人たちのことをここでは、便宜的に “裏乙女” と呼ぶことしましょう。
イメージとしては、お姫さまがお花を摘んでいると、蝶々が飛んでくる。すると、お姫さまはお花を摘むのをで止めて、蝶々を追いかけ出す。そして、蝶々を追いかけているうちに、池にあひるがいるのを見つけると、蝶々を追いかけるを止めて、あひるの方に行ってしまう。という具合である。
つまり心がころころと、自分の興味のある方に変わっていってしまう。そしてこの追いかけている “ 途中で ” 止めるというところが特に悪い癖なのである。何事においても、完成にまで至ることがなくなってしまうのだ。
だから、恋愛においても、ふらつき気味になる。つまり、恋愛経験が増える傾向にある。
裏乙女の女性たちにとって、婚姻届や婚姻届なんて、ただの紙切れ。
だから、結婚や離婚なんて、ただのイベントにしか思っていないから、裏乙女たちは気楽に実行してしまう。その辺りが上に書いた乙女な女性たちと違う。結果的に離婚の確率や数が増えてしまうのだな。だから、前のブログでは、“離婚星”という名前で紹介している。注:ただし、必ずしも離婚するというわけではない。ラブラブな結婚生活を続けている人も多い。
裏乙女たちは、心がふらふらしやすいので、放浪癖があったりする。そのスケールのは人によって違うが、ふらりと家族に告げることなく、台湾あたりへ旅してしまう人もいれば、近所のスーパー銭湯程度だったりすることもある。そんな面が仕事に出ると、転職歴の多くなったりする。
私が、以前、乙女な女子を“未婚星”、裏乙女たちを“離婚星”と名付けたら、「離婚星の人たちが可哀想」という声があったが、実際に、未婚星と離婚星の人たちに会ってみると、苦悩しているのは、未婚星の人たちの方である。
告白できず、好きな人に近づけず、悩んでいて、40歳近くになって、もしくは40歳を越えても、結婚できないことが人生最大の悩みになっていたりする。一方、離婚星、裏乙女の女性たちは、離婚を繰り返し、バツがいくつ付こうとも、まったく気にいしていない。離婚というものに対して、後ろめたさというものをほとんど感じていないようなのだ。
裏乙女たちはこんな話をしても、「離婚になんで後ろめたさを感じるの?」と思っていて、何の事やら、ちんぷんかんぷんになっている可能性もある。まぁ、確かに離婚は悪いことではないし、それぞれの事情がある。そういう私もバツ1だし、・・・でも、そうはいっても、胸張って言えるものではないと思うのだけれどね。つまり未婚星と離婚星では、未婚星の人たちの方がよっぽど、本人的には“可哀想”なのである。
以前、ある大学生の鑑定依頼者の妹さんに、この離婚星があった。高校2年生だった。その依頼者のお姉さんに、妹さんは将来離婚を経験するかもしれないと告げるのは酷だったので、「この子は、彼氏をよく作るかもしれないね」と言ったら、そのお姉さんは目を丸くした。ずばり当たっていたのだ。その離婚星を持つ妹さんは、高校2年にして、彼氏が11人目だったのだ。お姉さん曰く、「私ですら、2人目なのに~。」
離婚に対する意識、ハードルの高さは、年齢によって違う。私たちの父母の世代では、離婚星を持っていても、離婚している可能性はぐっと低くなる。でも、現在、40代ぐらいになると、この離婚星を持っていると、結構、バツを持っていたりする。上にも書いたが、必ずしも離婚するわけではない。
女性星(月、金星、海王星)に対し、火星は男性の星である。
戦いの星の火星と、太陽が吉角(0度、120度、60度、30度)、凶角(180度、90度)を形成していると、男性っぽくなるのである。
この男性星を持っている女性を鑑定して気付いたのだが、自分のことを“おっさん”と称している人が多い。もしくは、親から“女を被った男”と言われていたりする。
建築業、運送業など、男性ばかりの職場でも、紅一点で活躍していたりする。性格は男勝りで、姉御肌だったりするのだな。
女性的な性質は弱くなるのだが、火星特有の“攻撃的“、“肉体的”という意味で、身体的魅力が発達したりする。脚が長い、スタイルが良いとかね。だから、男性星と言いながら、挑発的な奇麗さを持っていたりする。カッコイイと言った方が、しっくりくるだろうか。
便宜上、“おっさん女子”と呼ぶことにするが、見かけはカッコいい人が多いですよ。
で、男性諸氏に言いたいのだが、この“おっさん女子”は男性的なので、優柔不断な男が大嫌い。というより、許せない。
お昼に社員食堂で、Aランチにしようか、Bランチにしようか、うじうじ悩んでいるような男に対しては、怒りすら覚えるようである。
だから、自分の狙っている女性が、このおっさん女子ならば、決して細かなことで悩んでいるところを見せてはならない。
前に、このおっさん女子の女性を鑑定した時、その方は経営者であったのだが、彼女が処理している領収書を見て、彼氏がいちいち「これ、どこへ行って来たの?」なんて訊いてきたのを相当に腹立てていた。
まぁ、こういう人は、誰にとってもうっとうしい存在であることには違いないけどね。
以前、おっさん女子の元看護師さんを鑑定したことがあった。たった3年ほどで看護師の仕事を辞めてしまったという。星を見ると、スタミナ、体力もある。資格試験に受かるような知力もある。
しかし・・・
「あなたが看護師を辞めた理由は、優しくないからですよね?」
その女性曰く、看護学校を卒業して、試験にも受かり、念願の看護師になったのだが、どれだけ続けていっても、“人を助けたい”という気持ちが全く湧かなかったという。むしろ、患者の看護をしていて、“なぜ、私があなたを助けなければならないの?”という気分になり、自分を看護師として責めていたいというのだ。3年勤めたところで、自分には向かいないことを悟って、辞めたという。
乙女な女子と違い、博愛精神が無いのである。
実は、この方も外見が綺麗な人だったのが、恋愛が長続きしないという。というのも、どうも見かけと内面とのギャップが大き過ぎるようなのだ。だから、最初は男性の方から寄ってくるそうなのだが、そのうちに内面、正体がバレて、引いて行ってしまうという。いつもそのパターンだそうだ。
自分のことをやはり、“おっさん”と称していた。女を被ったおっさんなのだ。
このおっさん女子の好みは、当然、男らしい男性である。白タイツを履いた王子さまではない。
看護師には、乙女な星も持っていた方がよいのだろう。でも、実は体力が必要だったり、血を見てもびくびくしないような強い性格も備えていなければならないので、おっさん星“も”あった方が向いていたりする。偏見かもしれないが、看護師さんて、煙草をスパスパ吸って、元ヤンキーっぽい人も結構いるしね。
で、ややこしいなのが、“乙女な星”と“おっさん星”の両方を持っている人の場合である。乙女な星は、月、金星、海王星、太陽のアスペクトのこと。おっさん星は火星と太陽のアスペクトのこと。(火星が、月、金星、海王星とアスペクトを形成していても、結構、おっさんっぽくなりますけどね。)
この人たちを恋の場面で陥落させようとすると、乙女な壁と、おっさんの壁の両方を越えなければならない。逆に言えば、この構造が分かっていないと落とすことができないので、ライバルが少ないとも言える。
繊細な乙女の星と、ガテン系なおっさんの星を持っていれば、表面に出てくるのは、おっさんの方である。それはそうでしょう。繊細さというのは、強く持っていても、力強さの陰に隠れてしまう。だから、第一印象は、男っぽかったりする。
でも、親しい友人は知っていたりしますが、結構、女性らしさを秘めていたりする。
で、こういう人を落とすにはどうすれば良いかと言えば、最初はマッチョに、男性的に攻めていく。イメージとしては、スタローンかシュワルツネッガーか、アントニオ猪木かな。上にも書いたように、決して、優柔不断なうじうじした面を見せてはいけない。ワイルドでなければならないのだ。
そこである程度、仲良くなれるのだが、彼女たちはこれでは落ちない。
まず、おっさんの壁、バリヤーはクリアできるのですが、次に、乙女の壁を越えねばならない。
親しくなったところで、今度は、“私が守ってあげたい”と母性本能をくすぐるような場面を設けなければなりません。お姫さまは、雨に濡れて、寒さに震える子犬を助けようとする・・・ここが狙い目。弱みを見せるということですね。犬同士の世界で言うならば、相手に腹を見せるということなのある。
ただし、乙女な女子たちは、少女マンガの中に生きる人種なので、汚い子犬は助けません。弱みを見せようと、自分のごみ屋敷ならぬ、ごみ部屋を見せては、ただ見捨てられるだけだからね。
“清潔感”を持って、“守ってあげたい”と思える弱みを出すということである。
中には逆に、乙女な星の方があまりに強くて、繊細さが表面に出て、男らしさが潜んでしまうこともある。
そんな女子を狙っている男子は、逆に最初は白タイツを履いた王子さまになって、・・・夜は野獣になるかな。
ホロスコープはかくの如く、性格面で攻略作戦に活用できるのである。
さらに「ときめかない星」で書いた、脇が甘くなるタイミング、脇が甘くなる相性などを活用して、・・・手玉に取るのだよ。
あとは度胸だけですよ。
真っ赤なお鼻なの~♪ つぼぼさんは~♪ いつもみんなの笑いもの~♪