2025年7月はヤバいという話がありますが・・・ホロスコープで見ると6月っかも。

オカルト好き界隈では、2025年7月に震災レベルの大きな事件が起こって世の中危ない、という説が流布しているようでして・・・私も鑑定をしていると、お客さんからその話題が多く出てくるのですよね。まぁ、占い好きの人は、そういうお話も好きだったりしますからね。

で、実際、ホロスコープを見ますと、7月ではなく、どちらかというと6月なんですよね。

で、まずは特に星並びが悪い6月25日のホロスコープを解説していきましょう。
この日はちょうど新月でもあるのですよ。

【ここでホロスコープ初心者の方のためにアスペクト(角度)のことを簡単に伝えると、星同士の角度が0、60、120度の時は“吉角”と言って、良い働きをする角度。90、180度、つまり直角か、真裏に星が来ると、“凶角”と言って、強く出過ぎて、害になりやすい影響を与える角度。詳しくは私のサイトを見てね。】


太陽☉、月☾、木星♃、土星♄、海王星♆が凶角90度(スクエア)に並びます。
木星♃、土星♄、海王星♆はゆっくり移動する星で、この3つの星が凶角90度に並ぶというのは結構、珍しい事なのですよ。6月25日はさらに太陽☉、月☾まで加わって、5つの星で凶角90度を形成するのですよね。
6月25日に太陽☉と月☾が重なっているということは、この日は新月であることが分かります。

さて、その意味合いはというと、
木星♃と土星♄の凶角を私は“お金たまらない星”と呼んで、出費、損失が出やすい星並びであります。
木星♃と海王星♆の凶角は、滅入ったり、一人ぼっち感を味わう星並びであります。つまりメンタル的にやられやすい時期であります。
木星♃、土星♄、海王星♆が90度凶角に並び出すは、6月の頭ぐらいからですので、6月全般は暗いニュースが増えそうですね。

それでその星の並びに影響を受けやすい人がいます。

その見極め方は、2つのホロスコープをかさねて2重円を作って鑑定していきます。

例えば人の場合、生年月日からホロスコープを作成して、下のチャートのようにA、B、C、D付近の場所に星があると、6月の木星♃、土星♄、海王星♆の90度凶角の影響を受けてしまいます。
ちなみに2重円のホロスコープを作成する無料サイトは、My Astro Chart などがあります。


A、B、C、Dに星があると、90度凶角が増強されたり、180度凶角やTスクエア(90度凶角と180度凶角が組み合わさった強い凶角)が新たに形成されたりして、エネルギーが増してしまうのです。

A、B、C、Dというのは
Aはうお座とおひつじ座の境目付近。
Bはふたご座とかに座の境目付近。
Cはおとめ座とてんびん座の境目付近。
Dはいて座とやぎ座の境目付近。

それぞれだいたいプラスマイナス5度くらいが影響域であります。

A、B、C、Dに星が1つあっても影響を受けてしまうのですが、1つぐらいあっても、そういう人は多いので珍しくありません。2,3つとか複数あるとより強い影響を受けてしまいます。
A、B、C、Dに1つの星があったとしても、6つの星による凶角となります。6つの星による凶角というのはそんなに経験できません。

木星♃、土星♄、海王星♆の90度凶角は7月上旬まで続きます。ですから、確かに7月かもしれませんが・・・ホロスコープを見ると、6月の方が要注意と言いたいですね。

さて、年のはじめ早々悪い話ばかりでは気分悪いですからね。
次は、気分の上がる方の話をしましょう。
2025年は、8月ぐらいまではあんまり良くないですね。
土星♄と海王星♆がずっと重なったままで・・・こういう時は気分が淡々として、トーンが低めになるのですよ。

ですが、10月下旬からぐっと良くなります。
下の星並びは10月25日であります。


水星☿、火星♂、木星♃、土星♄、海王星♆がグランドトラインを形成します。グランドトラインとは120度吉角が3つ組み合わさった強い吉角アスペクトであります。

水星☿と木星♃の吉角は情報運、コミュニケーション運、良い知らせが来る。
火星♂と木星♃の吉角は勝負運。テンションも上がります。
木星♃と海王星♆の吉角は陽気さ、浮かれ感が出てきます。

などなど。すべてのアスペクトの解説は省かせてもらいます。

さらに11月25日の星並びを見てみますと、


水星☿、金星♀、木星♃、土星♄、海王星♆がグランドトラインを形成しています。

10月25日とは火星♂と金星♀が入れ替わった顔ぶれであります。

金星♀と木星♃は人気運、愛情運であります。幸福感のある時期となるでしょう。

木星♃、土星♄、海王星♆は10月上旬からほぼ2か月間動きません。その期間に太陽☉、水星☿、金星♀、火星♂などがグランドトラインを形成するさそり座の25度付近を通過するという具合であります。

ですから実は10月下旬から1か月間は、グランドトラインが連続する“グランドトライン祭り”になるのです。めでたいです。世の中全体が明るさを大いに取り戻すことでしょう。そもそも星が5つでグランドトラインを形成することはこれもまたレア度が相当高いです。

さて、この星並びでも上と同じく強く影響を受ける人とそうでない人が出てきます。

ここでも2重円のホロスコープで鑑定していきます。
10月25日も11月25日もほぼ同じ位置でグランドトラインができていますので、ここでは10月25日の星並びで解説していきます。当てはまる人は、10月25日からほぼ1か月間、グランドトライン祭りになってラッキーな人ということです。


ここからは上の解説の方法に似てきますが・・・

A、B、Cに星があると、グランドトライン上に星が加わり、エネルギーが増していきます。

A、B、Cというのは
Aはうお座の25度付近。
Bはかに座の25度付近。
Cはさそり座の25度付近。

水の星座の25度付近ということですね。

それぞれだいたいプラスマイナス5度くらいが影響域であります。

A、B、Cに星が1つあっても影響を強く受けられますが、1つぐらいあっても、そういう人は多くて珍しくありませんので・・・2,3つとか複数あると期待が膨らみますね。

1つあったとしても、6つの星でのグランドトラインが形成され・・・人生の中でも6つの星でのグランドトラインって、めったにないですよ。
いやいやめでたいですよ。季節的にも秋祭り、新嘗祭といった感じでしょうか。

ここには書いていませんが、例えば、アメリカ(1776年7月4日)という国の運気を診ると、お盆前後の8月の運気が良くないのですよ。
運気はそれぞれ人、会社、国によって流れが違っていますが、上に書いた6月と10月の話は、2025年の中でおそらく一番劇的な影響を与えそうな星並びということであります。

1年間の運気の流れに興味のある人は、自分と2025年各月の2重円のホロスコープを作って、よく眺めてください。

また会社やお店を開いたり、社名、店名を変更しよういうことは6月では“お金たまらない星”があるので、経理がざるになる可能性があります。それより勝負運や情報運、人気運がある10月、11月の方がよろしいでしょうね。NTTは6月に社名を変更するような話が出ていますが、10月下旬~11月にした方がよいと思いますね。

では、皆さん、よいお年をお迎えくださいませ。


冒頭のイラストは生成AIによるものです。