それぞれの新学年の性格の傾向を紹介します。(幼稚園~高校生)


もう卒業式、卒園式シーズンなんですよね。早いですね。もう3月ですからね。卒業した子たちは、フリーダムになって、解放された時間を満喫しているのでしょうね。

でね、よくお母さん方が話しているじゃないですか。

“○○年生はやんちゃな子が多くてさ~”なんてね。

で、そんな学年の風潮なんて、それぞれの学校で違うだろうし、偶然というか、もしくはそのお母さんの思い過ごしじゃないのってね、とも思えてくるのですが・・・。

いやいや、そうじゃないのですよ。実はね、ホロスコ―プを見た時に、ゆっくりな星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星なんかの星同士のアスペクトを見ると、その学年の性格などの傾向も見えてくるんですよ。

で、学校の先生さんたちも時々、鑑定させてもらっているのですが、学年ごとの傾向を話すと“当たっている”と言わるのですよ。だからね、まぁ、こんな新たに学年が変わる時期だから、ちょっとその辺りをブログに書いてみようかなぁ、なんて思ったわけですよ。

ただ、先生からの鑑定依頼の場合、その学年とその先生との相性まで鑑定しますけどね。だからもっと面白い話になったりします。だってね、先生の悩みの場合、“私、春から○○年生を担当することになったのですが、私、合いますかね?” みたいな感じですからね。あと、やんちゃな生徒との相性とかね。まぁ、先生だって、ちょっと心配になるわけですよ。

では、幼稚園(保育園)から高校生までの各 新学年ごとの大まかな傾向を解説しましょう。

個々のお子さんの性格として見ると、他の太陽、月、水星、金星、火星といった星の影響が大きいので、下の説明には違和感があるかもしれません。あくまでざっくりと、大まかな学年全体の傾向であります。

今回は対象が多いので、ホロスコ―プチャートは描いていません。
(学年の生まれた年月日を、下の表記では、○年4月~○年3月生まれとさせてもらいました。細かくは4月2日から翌年の4月1日生まれなのですが、表記がややこしくなるので、簡略化させて頂きました。)

【ここでホロスコープ初心者の方のためにアスペクト(角度)のことを簡単に伝えると、星同士の角度が0、60、120度の時は“吉角”と言って、良い働きをする角度。90、180度、つまり直角か、真裏に星が来ると、“凶角”と言って、刺激的だけど、強く出過ぎて、害になりやすい影響を与えやすい角度。詳しくは私のサイトを見てね。】


年少(2020年4月~2021年3月生まれ):コロナ禍に入った年に生まれた子供達で、出産にも苦労されたでしょうが・・・全然、運気は悪い子たちじゃないです。むしろ、この年はホロスコ―プ上では、木星、土星、冥王星が重なる強運のグレートコンジャンクションができた年であります。
まず、木星と土星の重なっていると、堅実さ、真面目そうなムードが生まれます。
次に、木星と冥王星が重なると、“ミリオネア星”と呼んで、財運、仕事運の良い人になります。性格的には大らかさ楽観的なところが出てきます。
さらに、土星と冥王星が重なると頑張り屋になります。つまり堅実で頑張り屋で成果を収めやすい学年ということになります。ただし、このグレートコンジャンクションはとてもエネルギーが強いので、逆に凶角位置に星があったりすると、真逆の性格になったりします。極端になりやすいですね。

年中(2019年4月~2020年3月生まれ):土星と冥王星の重なっている“頑張り屋”の多い学年であります。また、半分くらいの子に木星と海王星の90度凶角ができていて、比較的“一人好き、一人でも平気”という子も多いことでしょう。またこの星並びは空想、妄想をし過ぎるところもありますので、ひとり遊びが好きかもしれません。まだ幼いのでこの感じはかもしれませんが、成長したら、一人で頑張るという感じになるのかもしれないですね。

年長(2018年4月~2019年3月生まれ):土星と天王星が120度吉角を形成している子が多いです。これは“個性派”を意味します。将来はいい意味で存在感が出やすいです。こだわりも強くなりがちです。つまり“みんなとはちょっと違っている”みたいな子が多い学年ということです。おそらく、ちょっと違っているのが普通という学年ですね。その個性を見極めて、伸ばしてやりたい学年であります。

小1(2017年4月~2018年3月生まれ):この学年も土星と天王星が120度吉角を形成していて、こだわりの強い“個性派”の子が多いです。上手く個性をのばしてやりたいですね。
また2018年に生まれた早生まれの子たちには、木星と海王星の120度吉角ができています。私はこのアスペクトを“バブル星”と呼んでいますが、陽気で明るく、浮かれて、ちやほやされてやすいけれど、調子よく、図々しい性格となりやすいです。この学年もおそらく、ちょっと違っているのが普通という感じになりそうですね。で、一部妙に能天気な子がいるみたいな。

小2(2016年4月~2017年3月生まれ):この学年のほぼ前半生まれの子には、土星と海王星の凶角90度ができています。感情を抑えるところがあって、何を考えているのか分からない、素直でない、ひねくれている、あまのじゃくといった傾向が出やすくなります。もう少し大きくなれば、クール、ミステリアスとも言われるでしょう。この星並びは物ごとを隠したがるところも出ますので、この学年はいじめが起こりやすくなるかもしれません。ちょっと注意したいところですね。自分の気持ちを上手に出せない子が多いことでしょう。一方、この星並びはコツコツと地道な努力が得意とも言われているものです。すぐに成果が出なくても、数年単位の長い目で見守ってあげるのが良いのでしょう。

小3(2015年4月~2016年3月生まれ):この学年では多くの子に、土星と海王星の凶角90度ができています。上の小2で書いたように、感情を抑えるところがあって、何を考えているのか分からない、素直でない、ひねくれている、あまのじゃくといった傾向が出やすくなります。十代にもなれば、クール、ミステリアスとも言われるかもしれませんが。一方、この星並びは地道な努力が得意とも言われているものです。すぐに成果が出なくても、数年単位の長い目で見守ってあげるのが良いのでしょう。ただ、自分の気持ちを伝えるのが苦手で、メンタル弱めの学年になるかもしれないですね。この学年もいじめにはよく注意しておきたい学年であります。
ただ半分くらいの子には木星と冥王星の120度吉角の“ミリオネア星”があって、仕事運、財運は良い方です。食いっぱぐれない星並びと言われています。損得勘定に走りやすいです。性格は楽観的です。傲慢かもしれません。成果を出しやすいかも。小学生ならば、賞を獲りやすいとかかも。ひねくれながら、楽観的でときどき成果を出すような子が多くいる学年と言う感じですかね。

小4(2014年4月~2015年3月生まれ):学年後半の子には、木星と土星の凶角90度ができています。私はこの星並びを“お金貯まらない星”と呼んでいます。お金を管理が弱く、ざるで、趣味や好きな事にポンポンとお金を使う傾向が出てきてしまいます。性格的には大らかとも言えるでしょう。
ただし、同時に木星と天王星の120度吉角の“棚ぼた、転職運の星”もできていますので、普通にもらい運が強かったりします。もらうものを多いけど、使っちゃうことも多いの子がよく見られるでしょう。それはそれで楽しく過ごせていそうな気もしますね。

小5(2013年4月~2014年3月生まれ):学年のおおよそ前半の子には、土星と海王星の120度吉角ができています。これは感情を抑える傾向が強く、感情が表情に出にくいです。淡々としていたり、テンション低めと受け止められているかもしれません。クール、ミステリアスとも言われるかも。ストイックで、現実的に物事を考え、潔癖にもなりやすい星並びであります。自己のコントロールにも優れ、集中力もあります。計画を立てて、地道、堅実に実行していく能力も備えていることでしょう。
また学年の後半の子には、木星と土星の120度吉角ができている子が多いです。この星並びは、堅実、真面目な感じなります。そうなりますと、この学年全体では、真面目な大人しい感じになっていると思われます。
ただ2013年の夏と2014年の3月ごろに生まれた子には木星と海王星の120度吉角、“バブル星”を持った子もいます。一部の子は、陽気で、浮かれた感じになります。ひと際、その明るさが目立つことでしょう。

小6(2012年4月~2013年3月生まれ):ほとんどのお子さんに土星と海王星の120度吉角ができています。小5の前半生まれの子と同じく、感情を抑える傾向が出てきます。淡々としていたり、テンション低めと見られている学年かもしれません。クール、ミステリアスとも言われることでしょう。口も堅い子が多いでしょう。ストイックで、現実的に物事を考え、潔癖にもなりやすい星並びであります。学年が全体的に大人しい感じになっていることでしょう。自己のコントロールにも優れ、集中力もあります。計画を立てて、地道、堅実に実行していく能力も備えていることでしょう。夢とユーモアを忘れず、コツコツと我慢強く、手腕を発揮してもらいですね。

中1(2011年4月~2012年3月生まれ):多くのお子さんに木星と冥王星の120度吉角“ミリオネア星”がでてきいます。将来的な財運、仕事運が良いです。食いっぱぐれない星並びと言われています。成果も上げやすい学年と言えるでしょう。性格的には大らかさ、楽観的なところがあって、けち臭いことが嫌い、貧乏くさいことが嫌いという傾向が出てくるかもしれません。利を優先するので、損得勘定をしてしまうところがあるかも。ただこのミリオネア星は、人徳の高さを試される星並びとも言われます。徳が無ければ、成功も無く、ただ傲慢な人になってしまうという。そろそろ、世の中のため、人のためといった考えを教えていった方が良いのかもしれません。

中2(2010年4月~2011年3月生まれ):個性の強い子が多い学年となります。以下の星並びは学年すべての子が持っているわけではなく、それぞれ一部の子だけではありますが・・・。
土星と天王星の180度凶角は個性が強過ぎて“変人”と言われるようなタイプになっていることでしょう。こだわりが強く、我が道を貫いていることでしょう。 
ほかに、土星と冥王星の90度凶角を私は“ヘロヘロ星”と呼んでいますが、頑張り過ぎて、ハードワーカーになりやすいです。 
そのほか、木星と冥王星の90度凶角は、考え方のスケールは大きいのですが、無駄に労力を多く費やしやすいタイプとなります。みみっちいことが嫌い、けち臭いことが嫌い、貧乏くさいことが嫌いという傾向がでやすいです。気風がいいです。人におごりたがるかも。too much(多過ぎる)に生きたいと言い出すかも。
この学年は上の3つのうち、どれかになっている可能性が高いです。要するに、クセ強の子たちの集まりという学年ですね。

中3(2009年4月~2010年3月生まれ):2010年2月上旬生まれまでの子が皆、木星と海王星の120度吉角を持っています。私はこのアスペクトを“バブル星”と呼んでいますが、陽気で明るく、調子よく、浮かれて、ちやほやされてやすいけれど、図々しい性格となりやすいです。高い評価も受けやすいです。
また学年の後半生まれの子には、土星と冥王星の90度凶角もできていて、私は“ヘロヘロ星”と呼んでいますが、頑張り過ぎて、ハードワーカーになりやすいです。
ですから、全体としては、いつも前向き、どんな苦労も乗り越えてやるぅ~くらいの、勢いのある、明るい学年となっているのではないでしょうか。

高1(2008年4月~2009年3月生まれ):後半生まれの子たちが土星と天王星の180度凶角を持っています。個性が強過ぎて、変人に見られる星並びができています。いわゆるこだわりの強い変わり者が多い学年であります。オリジナリティが濃いですね。忍耐力と集中力があります。強くこだわりを持ってしまっていることでしょう。我が道を貫いていくことでしょう。もうそうった進路をすでに選んでいるかも。

高2(2007年4月~2008年3月生まれ)バラエティーに富んだ個性派が揃いやすいです。
土星と冥王星の120度吉角の頑張り屋さんもいます。
土星と海王星180度凶角の感情を抑え過ぎて、何を考えているのか分からない、素直でない、ひねくれている、あまのじゃくの子もいます。この星並びはコツコツと地道な努力が得意とも言われているものです。
また木星と冥王星が重なった“ミリオネア星”を持っていて、仕事運、財運は良い子もいます。このミリオネア星は食いっぱぐれない星並びと言われています。性格的には大らかさ、楽観的なところがあって、けち臭いことが嫌い、貧乏くさいことが嫌いという傾向が出てくるかもしれません。損得勘定をしてしまうところがあるかも。
それぞれの個性が強めに出ている学年であります。

高3(2006年4月~2007年3月生まれ):前半生まれの子には、木星と天王星の120度吉角“棚ぼた運、転職運”があります。受験にはサプライズラッキーが働くかもしれません。
後半生まれの子は、土星と海王星180度凶角を持っていて、感情を抑え過ぎて、何を考えているのか分からない、素直でない、ひねくれている、あまのじゃくになりやすいです。ただ、この星並びは地道な努力が得意とも言われているものです。そして、同時に後半生まれの子は、土星と冥王星の頑張り屋の星も持っています。
来年の受験に向けては、前半の子と後半の子では、励まし方が違ってきそうですね。

上に書いた“○星と○星の星並び”をもっと詳しく知りたい方は、「○星 ○星 アスペクト」と検索してみてください。もしくはダイレクトに私のサイトで探してみてください。

“うちの子はこんなではないわ”という人もいることでしょう。冒頭にも書きましたが、あくまで学年全体のおおまかな、ざっくりとしたイメージであります。

このサイトをご覧になっている方は、おそらくお子さんのいらっしゃる方でしょう。

では、素敵な新学期をお迎えください。その前に、子供たちが家にいる春休みがあるかぁ。

イラストは生成AIによるものです。