土星は、イメージとしては“学級委員”を思い浮かべてもらいたいです。責任ある肩書きは持っているけれど、地味で、質素で、真面目で、堅実で、保守的で、石橋を叩いても渡らないような性格。この人は、対人関係に対して保守的で苦手な可能性が高いです。交渉事には、忍耐強く時間を多く費やして遂行しようとします。うんと言ってくれるまで、いつまで持っているタイプ。 この人の好みの異性は、平たく言えば、“真面目な人”。堅物かもしれません。地道に努力を惜しまない、職人肌の人。地味で質素だけど、与えられた仕事は着実にこなす人。ただこの人自身は、DSCに土星のある相手から、注意されるような影響を受けるかもしれません。土星には、ルール、規則、注意する人という意味もあります。つまり、この人を世間に対して真っ当な人に育て上げる人ということでもあります。自分を厳しく育ててくれる人が好みの異性かもしれません。
DSCは7ハウスの一番強く作用がところでもあるので、7ハウス土星の項目も参考にご覧ください。
未来予測(ダブルチャート:DSCにトランジットの土星が重なる時)
土星には信頼、慎重、保守的、礎、長く保つといった意味もあります。それが対人関係、パートナーを表すDSCに重なるということでイメージして下さい。人間関係、特にパートナーに関して信頼というものを再確認したくなります。自分にとって信頼に値する人物なのか、値踏みをしてしまいます。信頼に値すれば、より近づき、そうでない場合には、切り離すこともあるでしょう。夫婦という関係においては、結婚、離婚という現象が起こることもあります。あなた自身、他人から重圧、ストレスが掛かりやすくなっています。人間関係を重荷に感じているかもしれません。他人を拒絶するようなこともあるかもしれません。あなたは真に信頼できるパートナーを探しています。友人がいないと思ってきた人は、この時期に新しい友人との出会いを欲することでしょう。この時期に出会った友人は長く付き合える可能性があります。一方で、あなた自身は、人間関係に関して辛抱強くもなっています。我慢させられるようなことがあるのかもしれません。孤独感があるかも。人間関係のメリット、デメリットも含め、深く分析して人生を見直す時期であります。土星は順行逆行しながら、1年間ぐらい影響を与えます。