人に与える印象は、真面目。堅物。私が鑑定していると、このASC土星の人は、先生や学校職員であることが結構多いです。他に公務員とか。堅物という意味では、学校関係の仕事が向いているのかもしれませんね。 堅実な性格。地道。内気。粘り強さ。勤勉。計画性。禁欲主義者。無駄を嫌う。実用主義。質素。保守的。長時間待つ能力。学級委員。生徒会長。風紀委員。規約、ルールにこだわる。これらの性格を持つため、華やかさは無いですが、社会的信用を得やすいという面もあります。困難さがあっても、目的のためになら、辛抱しようという強さ。用心深く、失敗、トラブルへの怖れもいつも持っています。大人としての意識が高く、子供のように扱われることを望みません。そのため、可愛げがないかもしれませんね。信用を重んじ、責任感の強い姿勢は、この人の人生を窮屈にさせている面もあるでしょう。歳を重ねるに従い、軽さと深刻さのバランスを上手に取るようになっていきます。大器晩成型です。
未来予測(ダブルチャート:ASCにトランジットの土星が重なる時)
土星は、規律、世間体、節約、責任、役割、障害、ゆっくりなどを意味し、ASCにあるということは、それらを意識する時期ということです。周囲からの見られ方、世間体を気にして、ピシッと自分を律して真面目に見せようとしたり、節約を考えるということであります。逆に言えば、そうしなければならない状況になっているということでもあります。責任ある立場になったり、物ごとが上手くいかず、一度立て直さなければならない状況なのかもしれません。これまで自由にやりすぎて、高飛車になり、周囲から批判を受け、反省をしている状況なのかもしれません。浮かれているような状況ではなく、むしろ気が重くなっていることでしょう。自己規律が高くなっています。自分の人生についてより深く、より長期的な視点で考えるようになっていることでしょう。体重は減っているかもしれません。疲労感があって、将来への見通しが暗くなっているかもしれません。もし、これまで実際より順調、幸福そうなふりをしていたのなら、偽りの仮面を取り、本当の姿を見せる時が来たとも言えます。才能を隠していたのなら、その才能を発揮する時でもあります。この時期は、物ごとの進展がゆっくり感じられることでしょう。独りぼっち感があるかも。守りに徹する時期であります。これまで順調に来た人は、その豊かさを守る時です。節約しましょう。新しいもの、刺激的なもの無駄な浪費するのは止めましょう。冬の時期であり、来るべき春のために準備しましょう。自分を深く顧みる時期です。土星は順行逆行しながら、1年間ぐらい影響を与えます。
相性鑑定(ダブルチャート:シナストリー)
自分のASCに相手の土星があれば、その人はあなたにとっては、堅物、真面目、ガードが堅そうに見えていることでしょう。ほかに、地味、質素、保守的などに見えているかもしれません。ただし、必要以上にそう見えるだけであって、本当にその人が真面目、堅物などであるとは限りません。