土星のあるハウスは、あなたを律する場所、注意する場所を意味します。もともと土星はルールという意味もあります。この人の場合、ルールや律するもの、注意するものが、海外、宗教、哲学にあるということです。宗教で考えるならば、何か悪いことをしそうになった場合、罰（ばち）が当たるとして、その行動をにブレーキをかけるということです。神や仏などを信じ、自分の行動を律している可能性があります。哲学の場合は、崇高な考え、哲学的思考がこの人を律し、この人のルールとなっていると考えられます。海外の場合は国際的なものの考え方、グローバルな視点で自分を律していることでしょう。 また土星があるハウスは困難、忍耐、責任、役割などのあるところも意味しています。この人は、海外に困難があるかというとそうでもない。ただ最初の海外旅行はつまづきやすく、何らかの都合で中止になったという経験者は多く見られる。その後は海外通になったりしている。海外や宗教に関わる家族の事に、自分が解決しなければならないといった責任感を持つ。もしくは海外に対し、コンプレックスを持つ。旅行は楽しみのためというより、何らかの責務、任務のためか、自分の修練、成長のためでしょう。偽善者を憎む。真面目な哲学的思考、深刻な人生のテーマに臨む。宗教に関しては、一度信じてしまうと、固く熱心な信仰を持ってしまう。熱心な信仰者となる。 若い時は海外旅行に熱心で、歳を取ると、宗教に熱心になるというパターンはよく見受けられる。