10ハウス
金星
金星

金星のあるハウスは、その人の愛情を求める場所、もしくは“好き”を求める場所でもあります。この人は、自分の“好き”を社会(10ハウス)に求めるという意味です。また金星は、趣味、レジャーという意味があり、この人は他人から見て趣味のような仕事をしている可能性が高いです。趣味の延長線上にあるような仕事。アクセサリー作家、花屋、パン屋、獣医、消防士、カメラマン、ピアノ調律師、乗馬の調教師など。本人も仕事をしているという感覚があまり出てきません。むしろ朝出勤する時、“仕事に行く”という言葉に違和感を感じているかもしれません。あまり緊張感が無かったりします。実際、私がお会いした消防士さんは、自分のことを税金泥棒と言っていました。ただし、ハウスの影響はどの年齢で出てくるか分かりません。日本の社会では、女性の場合、学校を出て、最初は普通にOLをやっている場合がほとんどです。早ければ20代、おそくとも40代には、仕事を好きなことに変えている場合が多いです。誰もが好きなことを仕事にしたいと思うのは当たり前ですが、この人の場合、しんどくても、収入が落ちてもその世界へ行ってしまうところがあります。“好き”を社会との関りの中に見つけようとするからです。花屋さんなんか、結構しんどいですものね。収入も多くないですし。それでもOLを辞めて行ってしまうみたいな。趣味を仕事のようにしてしまうので、仕事ばかりして、他に趣味が無くなるかも。 社会生活に幸せを感じる。自分の魅力を最大限活かして、社会の評価を得ようとする。美容、装飾、グルメ、ファッションなどの仕事も向く。争うこと無く、地位を上げていきたい。異性からの人気があったり、地位の高い人から支援されたり、教養のある人からビジネス上の指導を受ける。玉の輿に乗るかも。