グランドトライン
120度の吉角トラインが3つ組み合わさった強い吉角(ソフトアスペクト)。正三角形の形をしています。
全ての星を、○星×○星の吉角で一つずつ、3組のペアの解釈していけば、そのグランドトラインが意味するところが見えてくることでしょう。構成している3つの星にもよりますが、水星、金星、木星といった吉星が入っていれば幸福感が高くなります。火星、土星、海王星、冥王星といった凶星が多く構成されると幸福感はあまり感じられないかもしれませんが、安定感は出てきます。ただし、グランドトラインがあって、他にあまり強い凶角が無い場合は、ハングリー精神が少な目になりやすいです。
Tスクエア
180度凶角と90度凶角の組み合わさった強い凶角(ハードアスペクト)。3つの星で構成され、文字通り、Tの字の形になります。
全ての星を、○星×○星の凶角で一つずつ、3組のペアの凶角の解釈していけば、そのTスクエアが意味するところが見えてくることでしょう。特に火星、土星、海王星、冥王星といった凶星が多く構成されると、痛み、困難、しんどさが強く出てくることでしょう。ネイタルチャートで、Tスクエアがあるとアクのある、くせ者度合いが高くなります。扱いづらさ、尖った感じが出てくるかもしれません。もし自分のお子さんにこのTスクエアがあって、子育てに悩んでおられるようでしたら・・・それはあなたの能力不足のせいではありません。誰が育てても、苦労しています。
グランドクロス(十字架)
180度凶角と180度凶角のラインが、90度凶角の組み合わさった強い凶角。4つの星で構成されます。文字通り、十字架の形をしています。かなり強い凶角です。星が多い分、上のTスクエアよりレアで、強いです。
全ての星を、構成する○星×○星で一つずつ、4つの凶角の積み重ねて解釈していけば、そのグランドクロスが意味するところが見えてくることでしょう。ネイタルチャートであれば、パワフルさ、ガツガツさも出てきます。ネイタルチャートでこのグランドクロスを持っている人は稀です。レア度が高いです。くせ者度が高く、ダイナミックさ、強靭さもあることでしょう。不死身と言えるくらいのバイタリティがあります。トランジットでこの星並びがある時期は、八方塞がり感があるかもしれません。解決しなければならない問題があるのに、じたばたしているかもしれません。シナストリー(相性鑑定)でこの星並びができれば、ばたばたするような事件が多く、刺激的な関係と言えるでしょう。腐れ縁度が高くなっています。
ミスティック・レグタングル
180度凶角のラインが2本、120度吉角で交わり、4つの星で構成された長方形の形になります。180度凶角がもともと強いエネルギーを発揮するのですが、吉角が調和させており、突破力となって現れます。何か1つのことに集中すると、他人より抜きん出た能力が見せることになります。アグレッシブなパワーを持ちます。ただし、目標をきちんと持っていなければ、その大きなエネルギーを空回りさせることとなります。私の元に鑑定を依頼される方で、(たいがいは悩んでいる人ですが)このミスティック・レグタングルを持っている人は、スケールの大きな“青い鳥探し”をしていますね。世界中をバックパッカーとして回っているとか。
小三角形 (ミニトライン)
60度吉角が2つ組合わさった、3つの星で構成される、まぁまぁ強い吉角(ソフトアスペクト)であります。
上のグランドトラインが大三角形と呼ばれるのに対し、小三角形と呼ばれます。全ての星を、構成する○星×○星の凶角で一つずつ、3ペアの吉角として解釈していけば、意味するものが見えてくることでしょう。120度吉角でもそれなりに良い影響を発揮するのですが、さらに真ん中の60度吉角位置の星が力を出します。1.5倍の大盛りにしたような吉角効果を出すとイメージを持ってもらえるといいでしょう。
ヨッド
150度、150度、60度という角度を作って構成される特殊なアスペクトです。3つの星で構成されています。Yの字の形をしています。
150度は、「インコンジャンクト」または「クインカンクス」と呼ばれ、一応、凶角(ハードアスペクト)として扱われています。このクインカンクスを持つと、ざっくり平たく言えば、偏屈さが出てくるのですが、それが2つ60度という吉角を作って、左右対称シンメトリーに組み合わっています。
努力家となります。ただ、目標を達成しても、自己満足できず、より高みを目指そうとし続けます。大いに能力を発揮し、周囲から見ると、“天才”と評されるような結果を出すかもしれませんが、当の本人は葛藤し続けたままになっていたりします。
クレイドル
“ゆりがご”と呼ばれ、60度吉角が3つ組合わさり、4つの星で構成され、台形の形になっています。扇を180度めいいっぱいに広げたような形をしています。
このアスペクトを持つと、苦しいことがあっても、助けられる星並びと言われています。周囲からの協力が得られるという幸運な星並びであります。こんなことを言うと、“誰だって、苦しいことがあったら、誰かが助けてくれているからこそ、今こうして生きていられるんじゃないの?”と思う人もいるかもしれませんが、このクレイドルを持っていると、助けられ方のスケールが大きいのです。
私の鑑定例でも、民泊をやろうと計画を進めていたけれど、資金が足りないというところに、1,000万円をポンと出してくれる人が現れるととか、難病を患っていて、入院していても、自分だけは運良く専門病院に移してもらえたとか、という話があったりします。
周囲からは、運のいい人と思われていることでしょう。
グランドセクスタイル(六芒星とも言われる)
セクスタイル(60度吉角)がいっぱいと言う意味です。60度吉角が6つ組み合わさったかなり強い吉角です。6つの星で構成され、正六角形の形をしています。グランドトラインが2つ、60度ずらして重なっているとも言えます。また180度凶角ラインが3本、120度ずつに並んでいるとも言えます。
スーパー吉角とも言われますが、実際のところは180度凶角も3つあるためか、なかなかエネルギッシュになってしまいます。
ネイタルで持っている人は本当に稀です。私もこれまで2人くらいしか鑑定したことがありません。人生が上がったり、下がったりジェットコースターのように波乱に満ちたものになります。
未来予測、トランジットでグランドセクスタイルができる時期は、かなり多忙な時期となります。本当は充実して幸運な時期なのですが、本人はただ忙しいだけで、幸福感を味わう余裕が無いような状況だったりします。
相性鑑定、シナストリーでこの星並びができる相手は、とびきり成果が上がる相手となります。世界レベルで活躍できるようなペアだったりします。ただ一緒にいると、かなり忙しいペア、バディとなります。例えば、CoCo壱番屋を創業した宗次夫婦は、2人の相性でグランドセクスタイルが出来ています。
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