攻撃を意味する火星が、快楽、愛情の金星と絡む・・・。もしくは、身体(火星)と快楽が重なると言った方がいいでしょうか。これは主に異性関係に関わるアスペクトとなります。男女関係にまつわる、・・・つまりデートや彼氏彼女を作るための要素、風俗、流行、若者文化に縁が深いです。カラフルな趣味と人柄。
金星は趣味、愛、快楽などを意味し、火星は、興奮、戦うなどを意味します。つまり、このアスペクトは“興奮することが好き”ということですね。もしくは、“愛に火が付く”とイメージしてもよいでしょう。そもそも火星はオスのマーク、金星はメスのマークですから、野性的な男女の関係ということでしょう。
官能的な星並びで、肉食系になる星並びです。名古屋のホロスコープ講座で紹介したところ、参加者が「どうせ、私はエロ星だから~」という発言を機に“エロ星”と名付けましたが、エロいことばかりではありません。スピード、ビビットな色彩、アクションといった興奮や刺激をを求める星並びであります。
結構、官能的な部分に弱いので、吉角にしろ、凶角にしろ、この星並びの人を落としたいのなら、手を握ったり、キスをしたり・・・という行為を早めにしていくことでしょう。恋に落ちると我を忘れるタイプです。
参照ブログ:「ときめいて、エロ星」
金星と火星がネイタルチャートで0度、もしくは吉角ならば、遊び心というか、冒険心に溢れています。スポーツを楽しんでいる人が多いで、ときめきからアクションへ直結しやすいタイプ。気になる相手ができると、自分から声をかけたりデートに誘ったりと、関係を動かすのが得意です。芸術・表現面でも、好きな世界観に向けて一気に形にしていく“熱量”が出やすく、ファッションや美容、作品づくり、営業・接客などでも存在感を発揮しやすいでしょう。芸術の才能もあり、どちらかといえば、ビビットで、アグレッシブで、生命力の溢れたエネルギッシュな作風となるでしょう。
ただ、興奮しやすい面があり、愛や友情に起因した事柄で闘争本能が刺激されやすいという面もあります。怒りをすぐに表面に出しますが、鎮めるのも早く、ケンカをした相手に同情してしまう性格なので、敵を作りません。荒々しい感情を教養で洗練させましょう。ビジネス面では、お金儲けに熱心で、一方、使うのも多いです。お金を楽しんで使うことをよく心得ています。情に厚く、人を助けるために出費する面もありますが、人から援助される機会も多そうです。
恋愛に関しては惚れっぽく、情熱的で、セクシーな性格です。いわゆる肉食系の人が多いです。恋人のためなら、たとえ火の中、水の中といった感じ。情熱的過ぎて、やや暑苦しいかもしれません。愛への行動力はかなりたくましいのです。華やかで、人を惹きつける雰囲気を持ちます。流行の職業で成功しやすい。
結婚前にもラブアフェアをたくさんしそうですが、この人の場合、それも愛やSEXを楽しむための経験となり、結婚後も豊かな愛情生活が送れるようです。
オスとメスのマークが絡んでいるので、私は「エロ星」と呼んでいますが、そもそも肌の接触が好きな傾向があります。恋愛対象の人がこの星並びを持っていたら、なるべく早くスキンシップ以上のことをするようにしましょう。その方が恋愛が盛り上がります。男性同士、女性同士の恋愛でも同じことが言えます。悪い意味でなく、良い意味で肉体で恋愛を熱くできる人なのです。
ただ必ずしも、スケベな方とは限らず、興奮するもの、刺激のあるもの、動くものが好きということで、男性では、バイクや車、ロックが趣味だったりします。中には、仕事がパイロットという人もいました。女性の場合は、ジェットコースター好きだったりします。そちらの趣味で発散していると、スケベでなかったりします。
金銭面は「ときめき買い」をしやすいこともあるので、予算ルールを作ると安心です。
最終的な出方はサイン・ハウス・他アスペクトで変わるため、全体のバランスも合わせて読むと精度が上がります。
金星と火星がネイタルチャートで凶角になっていると、攻撃的で快楽を好む面が悪く出ます。衝動が強く出てしまいます。遊び好きなのは、吉角と変わりませんが、仕事や勉強をさぼってまで、遊びにエネルギーと時間を費やしそう。凶角は強く出過ぎるという意味です。情熱を創作活動やスポーツに向けて欲しいものです。他人の不親切や非協力に対して怒りを持ちやすく、感情の激しさのために良い友人や協力者を敵にまわりやすいので注意して下さい。男女関係で傷つくことが多いかも。異性に対する勘違いをしやすいので、異性の考え方・感じ方の勉強が必要かも。自分の利益ばかりに強い執着を持つので、協同事業でも失望が起こりやすいでしょう。
情熱が強いぶん、嫉妬や競争心、衝動買い(気分で散財)として表れることもあります。
金銭面に関しては浪費家となり、稼いでも、その分使ってしまいそう。異性関係による浪費も多そう。軽率な投資は失敗を招くでしょう。
衝動が出たら即反応せず、まず「私は今、金星(安心・優しさ)と火星(欲求・主張)のどっちが強い?」と自己確認すると整いやすいです。恋愛では“言い方・ペース・境界線”を先に決め、創作や運動など熱量を建設的に燃やせる場を持つと、このアスペクトの魅力と推進力が生きてきます。
未来予測(ダブルチャート:トランジット)
金星と火星がトランジットのダブルチャートで0度、もしくは吉角を形成していたら、恋愛欲求が高まる時期であります。スポーツや遊びの面で活躍しそうです。魅力が出やすく、動くほど成果が出る時期です。他人に対する情愛と寛大さが増す時期です。そのため、あなた自身も友情や人の好意に恵まれます。他人との協力が法的な争いや対立を解決の方向へと導くでしょう。付き合いは増えるためか、他人のための尽力や出費も多い時となるでしょう。
気になる人に自分から誘いやすい、会話が弾みやすい、ボディ感覚が冴えて“色気”が出るなど。創作なら、デザイン・文章・写真などで「これだ」と思ったアイデアを一気に形にしやすいでしょう。大胆に追いかけられる。欲しいものが明確になる。
また恋愛運が情熱的に高まる時です。引っ込み思案な人でもこの時ばかりは、勇気を奮うことができるでしょう。異性への感受性が高まっています。ただし、少し興奮気味なので、結婚するかどうかという大事な将来の愛の決定は決めるのは、この星回りが過ぎるのを待ちましょう。
金星と火星のマークを見れば分かりますが、オスとメスなのです。それが重なる時期ということで、「エロ星」と呼んでいます。セクシャルな情念が高まる時期。発情期とも言えます。好きな事(金星)に興奮する(火星)とも読めて、恋愛でなくても、興奮しやすく、テンションも高くなりやすい。イケメンを見ると、すぐに“運命の男”と勘違いしてしまうかも。
興奮(火星)が好き(金星)という意味で、恋愛ばかりではなく、興奮すること、刺激のあることを求める傾向が強くなります。ですからスポーツやライブ鑑賞なども好む傾向が出てくることでしょう。
趣味や楽しいことに燃えやすくなります。もしくは興奮するような嗜好が多くなります。音楽で言えば、ロックロール、ヘビメタ、ディスコミュージック、ブラジルのサンバ、阿波踊りなど。テンションはアゲアゲになりやすい。
狙っている相手が、この星回ならば、チャンスです。男は女を欲しがり、女は男を欲しがる時期なのです。いってみれば、“発情期”です。
金星×火星は楽しくて勢いが出る分、その場のノリで散財・約束しすぎになりがちです。期限・予算・体力の上限だけ先に決めておくとよいでしょう。
金星と火星がトランジットのダブルチャートで凶角ならば、セクシーだけど摩擦も増える。情熱と競争心が高まり、反応が速くなるといった時期です。欲しいもの・快楽にブレーキが効きにくく、衝動買い、飲食や遊びの出費が増えやすいです。
恋愛面では、周りの人が魅惑的に感じられる時です。恋愛欲求が高まり過ぎているのです。激しく愛欲を求めたくなる時期です。愛の惑いの時です。間違いを起こしやすくなります。かなり強い発情期の時期であります。また感情的に激しさが増し、闘争的になりやすい時期です。あなた自身が他人に対して寛容の気持ちが少なくなっており、友情や人の好意を失いかねません。スキンシップ欲が高まる一方、主導権争い・嫉妬・張り合いが刺激されやすいので注意しましょう。またこの時期は他人のために、尽力したり出費しても報われないかも。情熱が一人行き過ぎて、ケンカをすることになるかもしれません。
狙っている相手が、この星回りならば、かなり奪取するチャンスです。相手は間違いを起こす可能性が高いです。欲求が高っているので、色気で罠をかける時期とも言えます。しかし、あまりに興奮気味なので、こっちが冷めてしまうかも。
遊びや恋愛に対する衝動が大きく高まり過ぎてまうため、勉強や仕事をさぼったり、うわの空だったり。また「エロ星」が極まった状態なので、愛欲が強まるというか、発情期のようなもので、周囲の男性がやたらと魅力的に感じられたりするかも。恋愛に関しても、遊びに関しても、ジェットコースターのような刺激的なものを求めそうです。
言うならば、欲求の扱い方が上手くなるための練習期間です。言い返したくなったら10秒だけ間を取り、代わりに「私はこうしてほしい」と要望を短く伝えると建設的になります。溜まった熱は、運動・創作・掃除など“手を動かす出口”に流すと、情熱が魅力として整います。
相性鑑定(ダブルチャート:シナストリー)
金星と火星のシナストリー相性鑑定で0度、もしくは吉角ならば、惹かれ合うだけでなく、恋愛ならば、関係が進展しやすい。恋愛・協力・創作活動の相性を押し上げる相性です。
星の記号と見てもらえれば分かりますが、オスとメスの関係なので、“エロ星”と名付けました。セクシーを感じることとなるでしょう。
欲しいと求められるが同時に起きやすい“磁力”の相性です。相手の仕草や雰囲気が強く魅力的に感じられ、会うたびに気持ちが活性化しやすいでしょう。言葉より先に「いいな」と感じて、誘う・会う頻度が増えるなど、展開が早いケースも多いです。最初は穏やかでも、共同作業(趣味、旅行計画、仕事のプロジェクトなど)を重ねるほど、好意と行動が噛み合って、結びつきが強くになります。きっかけがあると一気に距離が縮まります。
恋愛での相性では、ときめきやすい相手となります。愛に火が付きやすいといった感じでしょうか。180度凶角の方が、引き付け力が強いのです。この相性の方との恋愛を大切にするのなら、スキンシップを大切にすると良いでしょう。手をつないだり、肌の接触をすると展開が早くなるでしょう。エロ星は恋愛が長続きないので、他の星との兼ね合いで総合的に恋愛運を診ていった方が良いでしょう。エロ星だけで恋愛の相性が良いとは私は判断しません。母・息子でこの相性ができると、乳離れが遅くなります。また父娘でできると、中学生入学ぎりぎりまで、ずっとお風呂を一緒に入っていたとか、ずっと一緒の布団で寝ていたということが起こっていたりします。実は女性同士でもべたべたした関係になりやすいです。肌の接触が好きになる相性なのです。
金星と金星のシナストリー相性鑑定で凶角ならば、二人の間に、ときめきや性的魅力といった強い引力が生まれやすい一方で、同時に摩擦やすれ違いも起きやすいようです。熱い・忘れがたい、でも腹が立つ。“好き”と“イライラ”がセットになりやすいといった感情が湧きやすいです。
惹かれ合いが強いほど、価値観や恋愛テンポの違いが際立つことがあります。会うと燃えるのに、少しすると反発する。追いかけたくなる、追いかけられると逃げたくなる。など、関係がダイナミックに動きやすいです。
小さな言い方の違いがケンカに発展。あるいは、嫉妬や張り合いが刺激される。でも、仲直りの後に急に距離が縮まる・・・など、熱量が上がりやすいぶん波も出やすいです。
吉角、凶角とを比べても、凶角が悪いとは限りません。吉角と訳されていますが、英語では“ソフトアスペクト”、凶角は“ハードアスペクト”。つまり、弱くてコントロールしやすいか、強くて害になってしまうかとの違いです。ということは、セックスなんて、ソフトとハードとどっちがいいかなんて、好みの問題ですからねぇ。ですから、凶角に関しては、上の吉角の相性をよく参考にしてください。
3つ以上の星のアスペクトを複合アスペクトと言いますが、金星、火星、冥王星の3つの星のアスペクトはかなりエロ度が増します。特に凶角になると、SMや乱交パーティーなど、変態の域に達していることもあります。それで私はつい「変態エロ星」と名付けてしまいましたが・・・。その分、引き付け力も強く、駆け落ちレベルの大恋愛になる可能性があります。
金星、火星、海王星の3つの星のアスペクトもかなり怪しい魔性のエロ度があります。特に凶角は強いです。こちらも引き付け力が強く、大恋愛になりやすいです。
参照ブログ:「ときめいて、エロ星」
「ラブラブ 変態エロ星」
「愛情星とエロ星の違い」


