冬の朝の毛布星
性格を診るシングルチャートで太陽と金星が吉角ならば、良くも悪くも優美な人です。アートやファッションにも強く、おしゃれさんなので、人気もあることでしょう。きれい好きですので、常にこざっぱりとした格好を心掛けましょう。しかし、付き合ってみると、愛情深い人だと分かります。貴族的で、知的教養や芸術に関心が高い反面、弱々しいところがあります。上位者や、上級の社会の人たちとも上手に付き合えるので、ハイクラスな人間関係を構築できるでしょう。有力者のひいきも受けやすいです。ある意味、“お姫さま”です。甘えん坊です。自分にも甘いです。でも、貴族のように、怠け者にならないように注意。
芸能芸術関係、娯楽関係、ファッション関係、その他女性にアピールする職業、美的センスを活かした仕事には向いていると言えるでしょう。
愛情や人の好意を、自分のためにうまく展開させる能力と魅力を持っています。尊敬できる人の影響を受けやすい面もあります。人に甘える傾向があるが、その点がますます魅力的に見せる一面もあります。社交的にでなくても、人なつっこさがあることでしょう。
この星並びの女性は、恋愛に関しては、男性からちやほやされたり、プレゼントされるのが大好きです。好みの男性は男らしさが欠けていても、経済的な面を重視します。結婚に関しては、甘美で贅沢な生活をさせてくれる男性が現れるのを待つところがあります。経済的な安定が確保できるまで待てるタイプ・・・そのため、婚期が遅れるかも。
そして、この星並びの女性と結婚した男性は、高収入を求めて、馬車馬になるかも。
また、男女とも、結婚生活は必ずしも、幸福なものになるとは限りません。なぜかと言えば、いわゆる“だめんずウォーカー”の面もあるからです。同情から恋愛になってしまう、(勘違いしている?)の延長線上で結婚する人が多く見られます。お姫さまのように、博愛主義で、弱い者に対して愛情深くなるのはいいのですが・・・。
金星と太陽は地球より内側を回っているので、ホロスコープ上では、48度以上離れません。凶角となるのは、弱い力の45度ですが、この星並びの人は怠惰さが表に出てくるでしょう。愛情問題が足かせとなりやすいので注意が必要です。
未来予測(ダブルチャート:トランジット)
ダブルチャート(生まれた時の金星×現行の太陽、生まれた時の太陽×現行の金星)が吉角であれば、
フェロモンをかなり大量に放出し、性格も陽気になり、美的センスも上がり、モテる時期となります。人を惹きつける力が増し、自分の魅力にも自信が持てるようになります。社交性も高まり、ハイクラスの人たちとの交流も期待できます。パーティなどに誘われる機会を得やすいので、チャンスは活かしていくようにしましょう。
普段より、美しいもの、かわいいものが目に付きやすかったりします。おしゃれをいつもより多めにしていきたい。甘えたい気持ちも出てくる。
華やかさやコミュニケーションを求める星並び。いつもより、ちょっと贅沢をしたくなったりします。グルメサイトを検索して、評判のいいお店で食事をしたいとか、新しい服が買いたくなるとか、美容院に行って髪形を変えてみようとか。きれい、楽しい、キラキラを求めます。同時に誰かと一緒にいたくなるから、楽しいイベントの約束を作っていきたい。
ダブルチャートで凶角の時は、贅沢や浪費による大きな出費に注意です。調子に乗って、大盤振る舞いもしてしまいそう。貧乏貴族にならないよう、財布のひもを締めていきましょう。自分の魅力を過大評価して自惚れたり、また賭け事や快楽、スリルを伴なうものに誘われやすい時期でもあり、注意が必要。また自分の魅力を過信するのはやめましょう。
ですが、太陽も金星も足が速いので、吉角も凶角も数日で終わります。実感する前に過ぎ去る可能性がありますので、よく見張っていましょう。
相性鑑定(ダブルチャート:シナストリー)
相性鑑定では、吉角では甘えられる相手です。金星のある方を好きになるという法則が一応あります。
凶角では甘えすぎて、怠惰になる、だらしなくなると思ってください。会社との相性でもそうなることでしょう。
男女の相性鑑定では、吉角、特に0度になると、兄妹、姉弟のような感じになるでしょう。家族のように感じられる相手。ラブラブという感じではないですが、一緒にいてもくつろげるいい相手です。
凶角では甘えすぎているかもしれません。だらしなくなります。何ごとにも緩く、まぁいいかと言う感じで家事をしなくなっていくことも多々あるようです。気付いたら、洗濯ものが山になり、部屋の片づけが・・・でも、本人たちは結構、幸せだったりします。私は「冬の朝の毛布星」とも呼んでいます。冬の朝の布団の中のように、遅刻すると分かっていても、出られないような、甘えの害であります。
同性同士の場合は、吉角にしろ、凶角にしろ、良くも悪くも甘えるように遊べる相手です。
参考ブログ→「冬の朝の毛布星」