土星
土星
土星
土星
未来予測(ダブルチャート:トランジット)

土星同士のアスペクトは吉角でも凶角でもほぼ同じ意味になります。人生の節目です。成長の階段を上る時期です。その時期には重要な転機と選択肢と試練がやってきます。

土星と土星がトランジットのダブルチャート0度、もしくは吉角ならば、人生上の重要な転機を迎えます。もしくは転機となるきっかけの(良い意味でも悪い意味でも)事件が起こる時期です。
人生の「基礎工事」が進むタイミングです。土星は“時間・責任・継続・現実”を司るため、ふわっとした希望よりも「続く形に整える」「結果が出るまでやり抜く」ことがテーマになります。

0度は、サターンリターンと呼ばれます。一段上の社会人としての義務を果たすため、自分の態度を決定する場面に遭遇することでしょう。土星は1周するのに、30年かかります。最も強い吉角の0度は、およそ30歳と60歳に迎えます。長寿の人は、90歳でも迎えることでしょう。30歳前後というのは、結婚の時期であります。
ここでは“人生の節目”が強く出やすいです。仕事なら肩書きや役割が変わる、専門性を固める、独立や転職を現実検討する。生活なら住まい・家計・健康習慣など、土台を作り直す出来事が増えます。
「甘い見通し」や「先延ばし」が通りにくくなる一方で、覚悟を決めて積み上げたことは、のちに揺らぎにくい資産になります。

吉角では、60度、120度の吉角を考えると、およそ24歳、36歳、42歳頃となります。どうでしょう。この辺りで結婚された方も多いのでは。
期限を決めて学び直しを完走する。仕事の仕組み化で残業を減らす。貯蓄や保険の設計を現実的に組み直す。など、地味でも確実な前進が起こりやすいでしょう。「自分から動くほど整う」時期なので、計画・スケジュール化・ルール作りが効きます。

60歳という年齢は還暦で、人生をもう一周やり直すという意味で、赤い衣装を身に着けて、“赤ちゃんとして”祝う習慣が日本にはありますが、占星術的にも、60年は、土星がちょうど生まれた位置に来て、同時に、木星も生まれた位置に来るのです。土星が一周30年、木星が一周12年ですから、その最小公倍数(それぞれの数字の倍の数の中で、ともに一緒になる数)を見れば、60年だと気づくことでしょう。試練を与える土星と、成功を与える木星の2つの星が生まれた時と同じ位置に来る。まさに人生をもう一度やり直すという意味にぴったりの年なのです。
還暦というのは、東洋の暦で節目とするものですが、西洋占星術と偶然にも一致する年齢なのです。

土星と土星がトランジットのダブルチャート凶角ならば、ほぼ吉角と同じ意味になります。人生の節目の出来事が起き、環境に変化が生じやすくなります。成功に向かって、人生を軌道修正する時期であります。だいたい15歳、45歳、75歳ということですが、15歳というのは、中学3年生ですから、まぁ、人生の節目ですね。45歳もね。まぁ・・・節目ですわね。

人生の「骨組み(責任・継続・限界)」が、もう一段階アップデートを求められる、現実チェックのタイミングです。「これまでの積み上げの点検と修正」「生活を回す仕組みの再構築」の時期です。

ネイタルの土星とトランジットの土星が重なるサターンリターン(土星回帰)の時期に作った基盤を中間・節目で見直すような局面で、「この責任を続ける価値はある?」「自分のやり方は今の人生に合っている?」と問い直しが起こりやすいようです。
やり方のズレが見えやすく、仕事・家計・健康・人間関係の“当たり前”がきつく感じ、効率化や整理整頓が必要になります。

業務量や役割が増えて時間が足りない。家計や固定費の重みが増す。体力や健康習慣を無視できなくなる。約束や契約の“抜け漏れ”が表に出る、など。「無理が効かない」「遠回りができない」と感じやすい一方、ここで整えたものは長持ちします。借金やローンの見直し、保険・税金・修繕など“現実のメンテナンス”がテーマに挙がったりします。

この時期のテーマは、続かなさそうな構造を、持続可能な構造に作り替えることです。

土星は約29年で一周するため、ネイタル土星に対してトランジット土星が約7年ごとに主要角度(合・スクエア・オポジション)を作ります。


相性鑑定(ダブルチャート:シナストリー)

土星と土星のシナストリー相性鑑定0度、もしくは吉角の場合、人生のペースと責任感が非常によく噛み合う相性です。
土星は時間、成熟、義務、忍耐、社会的責任を象徴するため、両者の土星が調和すると、人生観・将来設計・困難への向き合い方が似通っていることが多いです。長期的な関係を築きやすい、現実的な意味で信頼できる相性です。恋愛においては情熱的・刺激的というより、「時間をかけて育つ安定した絆」を示します。

0度では、ほぼ同学年でもしくはおよそ30歳差となります。二人は似たような年齢的・精神的課題を同時期に経験しやすく、人生の節目(仕事、結婚、家族、老後設計など)で足並みが揃いやすいです。そのため、苦労を分かち合う感覚が自然に生まれ、「この人なら分かってくれる」という深い安心感につながります。
多くの同級生がこの相性になります。

吉角では、重さや緊張感が和らぎ、互いの努力や責任感を自然に尊重し合える関係になります。相手の堅実さを「地味」と感じるのではなく、「信頼できる長所」として受け止められるようです。

派手さはないものの、時間と共に価値が増していく“人生のパートナー向き”の相性です。恋愛、結婚、ビジネスパートナーなど、長期的な関係性において特に力を発揮するアスペクトといえるでしょう。
ただ、同級生のほとんどとできる相性ですので、恋愛、結婚に向いているとは言えないですね。



土星と土星のシナストリー相性鑑定凶角になっていると、責任の取り方・努力の基準・時間感覚がズレるようです。互いに制限を感じやすい、相手が人生の重荷に感じられることもあるようです。
相手の生き方や判断基準に対して無意識の苛立ちを感じやすくなります。
「なぜそんなに慎重なのか」「なぜそこまで急ぐのか」といった形で、互いに相手を理解できないもどかしさが蓄積しやすいです。特に現実的な問題(仕事、金銭、将来設計)で衝突しやすい傾向があります。

一方、「鏡のような関係」と表現することもあり、相手を通して自分の恐れや弱点を突きつけられる関係にもなりやすいです。そのため、表面的な楽しさを超えた深い絆に発展する可能性もあります。
楽ではありませんが、互いの価値観の違いを尊重し、時間をかけて理解し合う覚悟があれば、非常に強固な関係へと変化していくアスペクトと言えるでしょう。

土星は1周30年ですので、およそ7歳差、15歳差の年齢の人とこの凶角アスペクトはできます。その年齢の人すべてとできるアスペクトですので、他のアスペクトを絡めて読んでいく必要があるでしょう。

疎遠になりやすいですね。私は“疎遠星”と呼んでいます。遠距離恋愛だったり、別居婚だったり。忙しくて、なかなか顔を合わせられなかったり。親子ですと、お父さんが単身赴任だったり、夫婦ですと、仕事の都合で別居婚になったりします。嫌いというわけではありません。気持ちの問題ではなく、物理的な距離が開くことになりやすいですので、なるべく遠くにならないように努力すべきです。放っておくと、だんだんと自然に距離が開いてしまう相手であります。

ロマンチックな関係でインスパイアされる一方、赤信号を見落としやすい、期待が盛られやすい、曖昧さが残りやすい点に注意が必要です。
木星側が「きっと上手くいくよ」「あなたならできる」と励ますことで、海王星側の夢やイメージが膨らみ、ふたりの世界が美しく広がりますが、そこに見積もりの甘さが入りやすく、例えば「計画がふわっとしたまま大きな約束をする」「相手の才能や誠実さを理想化して、現実の行動を見ない」「お金や期限の話が苦手で先送り」などが起こりがちです。