海王星
海王星
冥王星
冥王星
スピリチュアル星 魔術星

冥王星は天の力で審判する“閻魔大王”の星で、あの世とつながる星でもあります。これが、直観、インスピレーションの海王星と吉角を組むと、スピリチャル関係に興味関心を持ち、またその能力を備えやすくなる星となります。

海王星と冥王星のネイタルチャート0度、もしくは吉角を形成すると、“スピリチュアル星”となり、スピリチャルに興味、関心が高かったり、また占い師やスピリチュアルカウンセラーの能力を覚醒させたりする可能性を秘めています。鑑定してお会いする方の中には、ヨガ、リラクゼーション、ヒーラー、鍼灸師、アロマ、セラピーなどに関わっている人も多いです。感性(海王星)が徹底的(冥王星)と読むことができます。

海王星は夢・共感・癒し・集合無意識を、冥王星は極限・再生・真実をえぐり出す力を象徴します。吉角では、この二つが混乱ではなく深い洞察と浄化の力として働きやすいのが特徴です。
魂の浄化を担う世代的アスペクトと表現されることもあり、芸術、心理、ヒーリング、宗教・精神世界、社会変革などの分野で力を発揮しやすいとされています。

現在には、シングルチャートで吉角60度の方しかいらっしゃらないことでしょう。
周期がおよそ165年の海王星と、247年の冥王星ですから、吉角といっても、この講座の読者の人に当てはまるのは、60度のみでしょう。60度を形成するのは、1950年代生まれから2040年代生まれまでの方の一部です。1980年ぐらいまでは、“占いブーム”と言われましたが、それも当たり前になり、毎朝のテレビ番組で天気予報と並んで星占いが画面に出るようになって、もう“占いブーム”とは言われなくなりました。これも現在が、おそらくスピリチャル相の人が多い時代だからでしょう。このおよそ1950年~2040年の間には、優れた占い師やスピリチャルカウンセラーを多数輩出し、またそのような世界に興味を持つ人を多く現れるからです。

ですから、実は個人鑑定しても、このスピリチャアル星を持っている人は結構、お会いするのですが、勘違いして欲しくないのは、これが、1950~2040年の間の現在だからです。おそらく、2040年代を過ぎれば、もう(吉角の)スピリチャアルの力を持った人は西洋占星術上では、次の吉角は120度ですが、そうなると100年間出てこないと考えられます。また占いなどに興味関心を持つ人もかなり減ることでしょう。その時代になって、はじめて“占いブーム”は過ぎ去るのでしょう。
ただし、凶角90度を持つ人たちが、2060年頃から再び現れます。凶角90度を持つ人たちがどれほどの力を持つかは今の私たちには分かりませんが、凶角90度よりかなり弱い凶角45度時代に宜保愛子(ぎぼあいこ)さんが生まれています。

ちなみに海王星と冥王星が重なっている(0度)頃に生まれた人には、トヨタ自動車を創設した豊田喜一郎氏や、日本のウィスキーを育て上げたマッサンこと、竹鶴政孝氏といった才能ある人たちがいますが、この同世代は、欧米では兵士として第1次世界大戦と第2次世界大戦を経験する人たちとなります。特殊な世代と言えるでしょう。

アスペクト60度で、誤差が0度~1度以内ならば、かなりのスピリチャル、神通力があります。0度なら、まず、あの世の霊的なものが普通に見えていてもおかしくありません。見えていなくとも、感じる力を持っている可能性は高いです。この道は通れない、このお店は入れない、この神社やほこらは、怪しいものが憑いているなど、この度数の人は結構口にします。感じているのです。また、今は見えていなくても、事故などをきっかけに見えるようになったり、霊的覚醒者と触れることが引き金となり、その力が目覚める人もいます。一方で、あの世のものが見えるのを怖がり、子供のうちにその力を封印してしまっている人もいます。ですから、そのような人に話を聞くと、幼いうちはよく霊的なものが見えていたということはよくあります。夢の中にご先祖様がよく現れるという人もいらっしゃいます。デジャブもよく見るようですね。マンションなど不動産を選ぶ時に、物件のドアを開ける前に嫌なものを感じる人もいます。他人に触れると嫌なものが憑いてくるのが分かるので、人に触れることをひどく嫌がる人もいます。逆に若さを吸い取っているという人もいました。この人が、がらがらのお店に入ると、その後から大勢のお客さんが入ってくることもあるそうです。
普通に勘がいいので、女性の場合、下心の男性が分かりますので、デートに誘おうとすると上手く逃げられてしまいます。また普通に感覚器が優れていたりします。鼻、眼、耳などです。ネズミ除けのための超音波が聴こえたり、鼻が良いので、アロマに強く関心を持っていたりします。視力がかなりいい人もいます。中には敏感肌という人もいます。

誤差3~5度程度ですと、占い師レベルだったり、占い好き、パワースポット巡りが好きというレベルにとどまることでしょう。しかし、鏡リュウジ、石井ゆかり、ジョナサン・ケイナーなど、有名な星占い師は皆、この3~5度の中に入るスピリチャアル相の持ち主です。ちなみに私もです。
スピリチャル相の人は、勘が冴え、神通力も多少ありますので、判断に迷った時は、直観に頼るのが良いでしょう。勘がいいので、相手の気持ちが読めたりします。
またスピリチュアル星の人は、信仰心の厚い方も結構いらっしゃいます。神社などによくお参りする人がいらっしゃいます。
不思議なことに誤差0度近くの強いスピリチャル相の人同士は、テレパシーのような形で、意志疎通をすることができます。夫婦ともスピリチャル相の人は、そういう意味では相性のいい夫婦と言えます。

海王星と冥王星のネイタルチャート凶角ならば、魔術師的能力と関係する星並びと言われています。詐欺・トリック・集団催眠にも関係するようです。麻薬やアルコール・ニコチンなどへの依存症になったり、アブノーマルな事柄にとりつかれた精神状態に陥りやすいと言われています。非現実的なヴィジョンに衝動的に飛び込む傾向があるようです。
人や世界を信じたい気持ちが強い一方で、裏切りや失望、喪失を通じて“甘さを削がれる”経験をしやすいとされます。

ただし、凶角となると、90度なのですが、1820年ごろに生まれた人か、将来的には、生まれてくるとしても2060年以降ですので、・・・この解説を読んでいる人は関係ないですね。上の解説もあくまで定説で、現在の星占い師で確認した人はいないでしょう。ちなみに180度の人となると、1650年生まれくらいとなります。そこまでさかのぼらないと出会えません。

未来予測(ダブルチャート:トランジット)

海王星と冥王星がトランジットのダブルチャート0度、もしくは吉角ならば、心の奥で価値観や信念がゆっくりと変わっていく感覚になりやすい時期です。過去のトラウマや深い悲しみを、無理なく手放せたり、「もう執着しなくていい」と自然に思える瞬間が増えるでしょう。心理・ヒーリング・芸術・奉仕的活動などを通じて、自分だけでなく他者にも良い影響を与えやすい時期です。瞑想、内省、カウンセリング、創作活動などを始めると、深い気づきや解放が得られやすいでしょう。
魂レベルでの癒しと再生が進む“深層での調整の時期”です。目に見える成果は少なくても、通過後には、以前よりも揺らがない価値観と、静かな強さがあなたの中に残っていくでしょう。

またスピリチャルな力が増す時でしょう。直観が冴えます。霊的な能力が強くなり、もともとスピリチュアル相を持っている人ならば、(つまり海王星×海王星×冥王星など、3つ、4つで海王星と冥王星がアスペクトを形成した時)その力が増大され、夢にご先祖さまが現れて、話をするなどの体験をしている方が、個人鑑定のお客様でいらっしゃいます。もしくは、過度に強くなり過ぎて、怖い夢ばかりみて、うなされてばかりいたという方もいらっしゃいました。あの世との交信ができるくらいスピリチャルな力が強くなるようです。あまりにあの世のものを感じてしまうので、精神的にやられてしまわないよう、なるべく感度を下げてください。
また夢が大きくなり、理想主義的になりやすいという形で出てくることもあるでしょう。

海王星と冥王星がトランジットのダブルチャート凶角の時期は、信じてきたもの、頼ってきた理想が通用しなくなる感覚が強まります。理想が高くなり過ぎて、猛烈なパワーを発揮し、破壊的になりやすいです。神経質でナーバスもあり、ネガティブな思考に陥りやすい面も出てきます。傍から見ていると、吉角に似ている現象が起こりますが、この時期は、心理的暗示にかかりやすい時期と言われています。感度が高くなり過ぎて、パニック障害などにもかかりやすくなります。

90度では、人や状況を信じたい気持ち(海王星)と、「もう誤魔化せない」という圧(冥王星)の間で揺れ動き、精神的に消耗しやすくなるでしょう。依存関係や逃避的習慣が限界を迎えやすいアスペクトとも言われ、アルコール、仕事、特定の人間関係などに逃げていた場合、それが破綻する形で気づきを促されることがあるようです。

180度では、信頼していた人の裏の顔を知る、理想としていた組織や価値観が崩れるなど、「幻想が壊れる体験」を通じて、自分の無意識の期待や依存に気づかされるケースが多いようです。他者を通して、自分の幻想を見せられるアスペクトとも言われます。

偽りの癒しや都合の良い夢を終わらせ、より本質的で揺らがない価値観を育てるための通過点です。この時期を越えると、信仰や人生観がより現実に耐える形へ成熟するようです。苦しさはあっても、この通過は、より真実に根ざした生き方への大きな転換点となっていきます。

一方で、もともとスピリチャアル星をシングルチャート、つまり生まれつき持っている人がさらに海王星×冥王星で180度を形成する時があれば、それは、ほとんど“魔術星”と呼んでよいほどのスピリチュアルな力、神通力を持つかもしれせん。現在、ご存命の方では、(これを書いている2013年時点では)1959年前後に生まれた人が生まれた時の冥王星と現行の海王星が180度を形成している可能性があります。次第に1960年以降に生まれた人にその力が移っていきます。さらに生まれた時の冥王星と海王星が60度で、もともとスピリチャル相の人にはかなりの力が宿るでしょう。セラピストなどをやっていっても、もしかしたら、手から何らかの力を出しているかもしれません。


相性鑑定(ダブルチャート:シナストリー)

海王星と冥王星のシナストリー相性鑑定0度、もしくは吉角ならば、直観が高まるコンビとなるでしょう。二人の関係には表面的な楽しさを超えた深い精神的つながりが生まれやすくなります。
相手の存在が、自分の中の弱さ・恐れ・傷ついた部分を静かに浮かび上がらせ、同時に癒しのプロセスを始めさせることがあります。相手の感受性や影の部分を自然に受け入れられ、「この人の前では無理をしなくていい」と感じやすいでしょう。
自分から関わりを深めることで、相手が精神的な成長や再生のきっかけになります。支え合いながら、少しずつ人生を好転させていく関係になりやすいです。

0度の場合、特にテレパシーが通じるような意思疎通ができることでしょう。ただし、現在では、0度で重なるのは親子、もしくはそれ以上の年齢差がありますので、カップルとなるのは難しいでしょう。

海王星と冥王星のシナストリー相性鑑定凶角の場合、深く惹かれ合う一方で、幻想と執着が絡み合いやすい、非常に濃い関係です。相手を強く理想化したり、「この人だけは特別」と感じやすくなる一方で、無意識のうちに依存やコントロールが生まれやすいとされています。疑念や探り合いが生じ、精神的に消耗しやすい相性になります。近づくと強い一体感や運命的な感覚が生まれる一方、距離ができると不安や喪失感が一気に膨らむこともあります。
神通力すら付いてしまうようなスピリチュアル能力が高くなるコンビかもしれません。

でも、実際には90度凶角で親子並みの年齢差、180度凶角ならば、祖父母くらいの年齢差ですので、ほとんど鑑定したことがありません。