金星は快楽、貴族的、月は人間の内面、心の問題だとイメージしてください。不快だったり、刺激的過ぎたり状況を嫌い、人間関系においてはソフトで品良く、明るいシチュエーションを望みます。甘え症や依存癖も見られるけれど、社交的で、楽しい雰囲気を作り出すことに長けています。
月と金星がネイタルチャートで0度、もしくは吉角を形成していたならば、ロマンチストな人です。乙女チックとも言えるでしょう。繊細。他人への心遣いもよくできます。のびのびとした感性があり、言葉や文章も、心の内面をよく表現できる人です。ですから情緒的・詩的な文章は得意とも言えます。清楚で気品があり、品行も良く、洗練された社交感覚があります。
金星は、少女マンガや宝塚のイメージですね。そんな心を持っているという意味です。
温和で協調性もあり、目上にも目下にも好かれ、円満な関係を保てます。どんな職業でも人気に恵まれます。堅実ですが、実は利害関係がまったくの苦手。グループのまとめ役には適しています。
しかし、経済観念に弱いという意味ではなく、むしろ、与えられた金銭を上手に使う、活かす能力があります。ハイクラスな生活を好むわりに、お金が無くても平気な性格という意味で、お金が無い分は、心で補える性格だからです。ロマンチストですから。
金星は甘える、争い嫌いという意味もあって、自分に甘いところが出てくるかもしれません。
この星並びの人は、特に母親の深い愛情に満たされた家庭環境で育っていると言われます。そのため、特に恋愛対象にする相手には温かみと保護本能をもって接します。
情緒豊かで、男性からも女性からも好かれますが、告白を待つ受け身のタイプとなりそう。
この星並びの男性は、姿が美しく、愛情豊かで、癒してくれる(まるで天使のような)女性が好みです。結婚の対象にする女性も同じタイプです。言ってみれば、どこか少女マンガなのです。
この星並びの女性は、結婚しても、甘えの気持ちがあるので、家事や育児はあまり得意とは限りませんが、家族をうまくとりまとめ、長く夫から愛されることでしょう。
月と金星がネイタルチャートで凶角を形成していたならば、人気運は高いのですが、気が弱く、人から頼まれると断れないタイプとなるでしょう。やさしさを他人に利用されそう。判断力も弱そうです。人にひきずれやすく、他人のためにおせっかいなほど努力してしまいます。そういう意味では、サラリーマンには向いています。愛情深くて優しいのに、心のどこかで「これで足りる?」「もっと欲しいかも…」と満たされにくさを感じやすいタイプです。
一方、甘えの気持が強く出過ぎるため、無いものねだりの甘え症になりやすいが、これもしばしば魅力となったりします。ナイーブなため、悪事ができません。
また“本音の欲求”と“好かれるための振る舞い”がズレることがあります。相手に合わせた後で、急に寂しくなり「分かってくれない」と感じたり、その場は波風を立てずに笑顔で流し、後でモヤモヤが溜まったり・・・。
月と金星はどちらも「心地よさ」に関係するため、自分をなぐさめる方法が偏りやすいようです。たとえば、寂しさを埋めるための買い物・甘いもの・恋愛の刺激などに寄りやすく、「後から虚しくなる」パターン。
月×金星は本来とても魅力的で、凶角でも可愛げ・優しさ・美意識・芸術センスが出やすいと言われます。大切なのは「私は今、何が欲しい?」を小さく具体化すること。例えば「今日は解決策じゃなくて、話を聞いてほしい」「10分だけ抱きしめてほしい」「言葉で安心させてほしい」――こう言えるほど、このアスペクトは“愛され力”として定着します。
凶角の人は、運命的に母親に関して心配事や悲しみを経験して育っていることが多いと言われます。そのため、恋愛や、結婚そのものに関して諦観しているところがあります。愛情は一途ですが、ライバルに奪われたりして、仲がさかれやすく、悲しい思いをするかもしれません。
ロマンチストや甘えの気持ちが強過ぎる、いわゆる“女々しい”というイメージが合うのかも。
恋愛、結婚対象も容姿ばかりに目を向けてしまいそう。内面も重視するようにしましょう。
この星並びの妻は、気が弱く、夫に従順すぎることが、夫の悪い面を助長してしまいそう。
未来予測(ダブルチャート:トランジット)
月と金星がトランジットのダブルチャートで0度、もしくは吉角ならば、人気運、愛情運が高まる時期です。ロマンチックな気分が高まる時であります。情緒的な安定が得られます。多くの問題も協調性によって円満に解決されていくでしょう。
金星は、美、アートなどを意味しますが、繊細な少女趣味も意味していて、例えて言うなら、少女漫画とか、宝塚歌劇とか、きらきらとバラの花が降ってくるようなイメ―ジの日。月と金星が重なる日は、まだあどけなかった頃の乙女心が湧き上がって、女の子の輝きが欲しくなります。少しだけ甘えたくなります。怠けたくなります。ふかふかのベッドでうたた寝したい。プリンセスのような扱いを受けたくなります。かわいいペットのように、ちやほやされたい。
月も金星もどちらも女性を意味する星。それが重なるのだから、女の色合いが強くなります。女性が好みそうな、芸術、美、アート、音楽などを好む傾向が強くなります。また、人を傷つけてまで勝ちたいという気持ちは無くなくなるので、この星並びの時は、勝負事が向かないでしょう。ついつい優しさが出てきてしまいます。相手の弱り顔を見たら、勝利を譲ってしまいそう。
月と金星がトランジットのダブルチャートで凶角ならば、内面的に劣等感を持ちやすくなります。ナイーブ、神経質になってしまいます。友人や家族から面倒な問題がふりかかることもあるので、苦悩するような事柄に関しては、心を閉ざしてしまいましょう。
女性の性質が強く出てきて、どちらかというと害になりやすいです。他人には優しいけれども、繊細になり過ぎてナーバス、臆病になる。コンプレックスを持ちやすい。不安をもたらす余計な妄想も膨らみやすい。人から頼まれると断れない。また甘えの気持ちが強くなり、無いものねだりの面も出てきそう。というわけで、服を買い物に行ったら、店員の甘い言葉と押しでついつい買わされてしまいそう。弱気なので、できれば、大事な決定などは避けた方が良いでしょう。
ただし、生まれた時の金星×現行の月では、現行の月が一日に13度と足が速いため、ほとんど実感できないことでしょう。
相性鑑定(ダブルチャート:シナストリー)
月と金星のシナストリー相性鑑定で、0度、もしくは吉角ならば、楽しい気分でいられる相手となるでしょう。甘えられる相性です。仲良くなれることでしょう。美や遊びに関わる世界を広げるような関係になるかも。
気持ち(月)が言葉(水星)に変換されやすく、会話で安心できる相性。月側は“素の感情”を受け止めてもらえる感覚があり、水星側は「今どんな気分?何が気になってる?」を自然に聞き出して整理できるため、二人の間に“話せば落ち着く空気”が作られやすいようです。
0度では、打ち明け話が増える、内面のことを長く語り合えるなど、親密さが会話で深まります。例えば、あなた(月)が落ち込んでいる時、相手(水星)が「何が一番つらい?」「今ほしいのは休息?励まし?」と“気持ちの通訳”をしてくれて、あなたは泣いた後にスッと整う…みたいな感じです。
吉角では、「言い直ししなくても伝わる」「相手の言葉が優しく入ってくる」感覚が出やすいようです。雑談が多いのに疲れにくく、むしろ癒しになる。
仲良くいられるコツは、月側は「今ほしいのは共感、解決どっち?」を一言で伝えること。水星側は結論の前に「そう感じたんだね」と共感を置くこと。これだけで、この相性の良さがぐっと安定します。
月と金星のシナストリー相性鑑定で、凶角ならば、甘えすぎたり、遊びすぎたりして害が出てくるかもしれません。もしくは女々しくなり過ぎるかも。繊細でナーバスな空気感が漂うような感じでしょう。
凶角は相性が悪いではなく、月の安心、癒しと、金星の喜び、快楽を調整していくことが必要な関係とも言えます。
例えば、月側は「気持ちを分かってほしい・安心したい」が強く出やすい一方、金星側は「楽しく、感じよく、雰囲気よく」で愛を示しやすい。すると月側は「軽く流された?」と感じ、金星側は「重い・空気が暗くなる」と感じる…というすれ違いが起きやすいことでしょう。
月側が落ち込んでいる日に、金星側が冗談やお出かけ提案で明るくしようとすると、 月側は「今はそれじゃない」と寂しくなるといった感じ。
また、同棲や日常で「家の過ごし方」「食事やお金の使い方」でズレるようです。 月側は生活の安定が欲しく、金星側は心地よさやセンスを優先しやすいのです。
アート、ファッション、グルメに関してはお金を使い過ぎてしまう友人になってしまうかもしれませんが、それらを仕事にするには、情熱が高まりやすいのでよい関係と言えるでしょう。


