月
冥王星
冥王星

冥王星は破壊と再生、権力、頂点という意味があり、月と絡めば、創造的破壊を持った向上心となって現れるでしょう。感情を激しく主張する傾向があります。仲間に対する支配力。母性的な力の強さと凶暴さ。自分の気持ちを隠す癖などがあります。不当に扱われた場合は怨念を持ち続けます。

月と冥王星がネイタルチャート0度、もしくは吉角にあれば、多情多感で、極端な感情表示をする傾向があります。しかし、弱音は吐きません。ボス的な面があり、人の面倒見がよく、人間関係を政治的に利用する手腕があります。プライドの高さから人間関係の絆を壊しがちですが、人を惹きつける魅力もあります。人材を育てたり、人に指導することで業績・評価を得られます。周囲を支配する能力があり、状況に応じて生活方針を刷新し、新局面を展開します。環境に合わせて自分を変えていけるので、どのような業種にも順応できます。縁故や、コネ、集団の力を上手に利用します。衰退した事業を復活させる才能もあります。

この星回りの女性は、気品・プライドが高く性格です。結婚後は世話好きで行動力にあふれた主婦となり、情熱を傾け合って密度の高い夫婦生活を営むでしょう。家族思いで、子供の教育にも熱心であり、可能な限り高い教育を受けさせたがるタイプです。家庭に危機が迫った時などは、全力で家族を守ります。

しかし、月の冥王星のアスペクトが0度であったり、誤差がほとんど無いなど、強く現れる場合には、感情が激しく、自分本位な家庭を作りたがるでしょう。夫の浮気には激しく嫉妬します。その結果、苦労の多い家庭生活を送るかもしれません。
この星回りの男性は、人の資質を見抜く直観的な洞察力のある人です。あなたの妻となる人は、表面は柔和で物静かですが、内面は情熱的な人でしょう。人の扱いが巧みで、人付き合いの上手な人を妻に持ちます。

月と冥王星がネイタルチャート凶角であれば、感情の揺れ幅が大きいようです。何かと反発する気質で、虚栄と自惚れの強さもあるようです。侮辱されたり、プライドを傷つけられたりすることを許さず、嫉妬も強い方です。これが原因で人間関係の破綻や事業の衰退を招くことがあるので注意が必要です。感情が深く強く、自身のコントロールが必要になりやすい人です。不安が出ると疑いが強くやすいです。たとえば、相手の一言を深読みして「裏があるのでは?」と感じたり、相手の反応が薄いだけで「見捨てられるかも」と焦ったり。そのため、無意識に「試す」「確かめる」方向へ行くことがあります。私生活に隠し事が多くなります。家族や肉親への関心が薄れやすく、絶縁状態に陥ることもあるでしょう。環境に馴染む順応性は強いですが、それだけに勤め人になると個性が埋没しやすいでしょう。人の面倒を見たり指導しても感謝されにくく、恩を仇で返されやすいです。兄弟、親族での会社経営なども結果が良いとは言えません。一方、悪意を持つと残忍な性格に変化します。

一方で、並の人では届かない共感力・洞察力・回復力があります。強い感情とクセのある反応が出やすいけれど、危機を通してメンタル的に成長しやすい人と言われます。自分のメンタルをコントロールできないと、振り回されて苦しいですが、制御できるようになれば、あなたの人生を底から強く、深くさせます。

この星回りの女性は、感情が激しく、母性愛は強いのですが、自分本位で家庭を作りたがります。夫婦間の微妙な争いや嫉妬の爆発もありがちです。子供に愛情を注いでも自分の思い通りにはなりにくいでしょう。あまり自分のイメージに家庭を納めない方が良いでしょう。

未来予測(ダブルチャート:トランジット)

月と冥王星がトランジットのダブルチャート0度、もしくは吉角を形成していたら、、内面生活に変化が起こる時期です。人生上の一段階成長する大きな節目を迎えるので、自己規制することが求められます。あなたを取り巻く環境はあなたの支配下にあり、あなた自身の意志で人生の転換を果たす時期と言えます。

自他ともに破壊するほどに徹底的なやりのける徹底的なエネルギー、それが冥王星。「とことんやってしまおう」という気合が入っていきます。猪突猛進の鉄のハードが宿った女は、どこまでも突き進んでいく。仕事などは貫く力が加わります。そんな良い面もありますが、他人とは圧をかけあって、ぶつかってしまうこともありそう。頑張り過ぎてしまうこともあるので、ハードワークになりやすい。またプライドが高く、権力をこの手にしたいという気持ちも出てきてしまうかも。

心の中に潜む、執念深さ、嫉妬心、秘密主義などが出てきます。表には出していなかった人間の闇の部分とも言えます。女は、誰にも知られないよう姿を消し、実行していく。復讐か、それとも略奪愛か。もしくはただ、押し入れの中で趣味に一人没頭しているオタクか。理性的ではない面だから、理屈では、女を止めることはできません。冥王星はさそり座の守護星。あなたの持つ針には毒が塗ってある。この日は、そんな危ない一面が顔を上げてくるのです。

月と冥王星がトランジットのダブルチャート180度凶角ならば、不満な思いに心が支配されることでしょう。嫉妬など破壊的な感情が高ぶります。冷静さを保ってください。可能な限り自由な生活態度を保つようにしてください。自分の求めるもの、生きるために欠くことのできないものをよく認識した上で生活設計を立てれば、再び道があなたの人生につながります。
権力やステイタスに対する欲求が天井を突き抜けるほどに高くなっています。あまりに高いので、破壊衝動のようでもあります。感情が激しく、自惚れ、虚栄心も強く、気に入らないものに対しては残忍も出てきます。

月と冥王星がトランジットのダブルチャート90度凶角ならば、し烈な変化の時期であり、かつてあなたの保護者であった人たちから今までにない刺激や挑戦があり、それに応える立場に立たされることでしょう。平和な態度を保ってください。この時期は生まれ変わる時期でもあり、正しい知識と信念で生活の転換を計れば、隠れていたチャンスが幸運をもたらします。

相性鑑定(ダブルチャート:シナストリー)

月と冥王星のシナストリー相性鑑定0度、もしくは吉角ならば、心が強く揺さぶられる関係となります。向上心や集中力が増すことでしょう。冥王星は、権力、徹底的という意味があり、それが心にもたらされるということです。月側の人から見て、冥王星側の人が権力者、カリスマ性を持っている人のように見えていることでしょう。

会った瞬間から“この人には本音がバレる気がする”といった磁力が出やすいようです。痛みや弱さを見せ合うほど絆が深まるようです。一方で、感情が強いぶん、こじれると激しくなりそう。ただ、それはただ荒れるというより、壁を壊して本音の関係に作り直すためのプロセスなのです。
冗談で言った一言が刺さって、急に黙ったり、逆に、何気ない優しさで涙が出て「昔の傷」がほどけるようなことがありそう。

冥王星は怖い星というより、本音と再生の星でもあります。月×冥王星の吉角は、向き合えた分だけ「絆の強さ」と「回復力」が育つ相性です。

月と冥王星のシナストリー相性鑑定凶角を形成していれば、強烈に惹かれるのに、感情が濃くなり過ぎてしんどくなりやすい相手となります。メンタル面で月側の人が、冥王星側の人の影響で、大きく変化させられているかもしれません。圧のある強い力が心に面に働いてしまうようです。もしくは一緒にいると、権力志向、頂点を目指そうという気持ちが強くなり過ぎて、失敗しやすくなるという面も出てくるかもしれません。

月側は相手の冥王星に触れられると、普段は隠している弱さや不安が刺激され、「この人の前だと裸にされる感じ」「見捨てられたくない」という思いを抱きやすいです。一方、冥王星側も、月側を“特別”に感じて深く結びつきたくなり、結果として独占欲・疑い・駆け引きが出やすいようです。感情の引力が強い反面、疑い・嫉妬が出やすいのです。

二人の関係で注意する点は、冥王星の力を「支配」に使うと壊れやすいですが、「本音の共有」と「再生」に使えると、他にはない深い絆になります。