要領が良い 創作 夢想 理想 妄想癖
イメージとして思い浮かべてもらいたいのは、知性と感情・直観が絡んでいること。左脳と右脳がバランス良く働いている状態という感じでしょうか。敏感な知性が働き、人の気持ちを読み取るのが得意。敏感すぎることが災いし、臆病になり、被害妄想に苦しむこともあります。
性格を表すシングルチャートで、水星と海王星が吉角を形成しているならば、要領の良い人です。頭が冴えます。逃げ足が速いです。知性と感情のバランスが良いという意味でもあるのですが、現実には、感情を殺せる人と考えた方が良いでしょう。ドライな人です。ですから、損得勘定や自分の都合、将来性などから、すぐに逃げ道を作り、自分の感情・同情を押し殺して、メリットのある方へ行ける人間です。例えば、飲み会に行って、1次会が盛り上がり、2次会も盛り上がって、さぁ、3次会へ皆で行こうという時に、「私、見たいドラマがあるから帰る」ということができる人です。
ですが、時に後になって、感情を押し殺した分、その判断を後悔することもよくあるようです。
直観力・ひらめきがあり、美に近い想像力があります。イマジネーション豊かで文学的才能があります。音楽系などの評論の才能があるかもしれません。一方で、他人に対する同情心や理解力もあります。心配性のところもあります。豊かなイマジネーションをいかして、コミュニケーションを必要とする仕事をすると良い。相場を先読みするセンスもある。感情(海王星)を言語化(水星)できる人。詩を書かせると上手いというようなことが、西洋占星術の本に書かれたりしますが、実際に詩を書いている人はほとんどお目にかかっていないです。海王星には夢見る夢子という意味もあり、夢見る夢子の知性を持つというので、ロマンチストさがあります。理想家だったりします。バランスがいいので、適度な理想家です。ドライさも持ち合わせています。
シングルチャートで凶角ならば、イマジネーションが豊か過ぎて、思考がまとまりにくい人、そのため、いわゆる混乱状態に陥りやすい人となります。迷い、惑い。迷走しやすい。夢を見過ぎる知性とも言えます。夢見る夢子が強く出過ぎてしまいます。吉角と同じで、想像力は豊かで文才や話術はありますが、嘘をつくところもあります。ただその嘘は、本人には悪気はなく、ただの妄想だったりします。ふわふわと地に足の付かないようなことを言う。ある意味、ロマンチストとも言えます。強く主張するけれど、言うことがコロコロ変わったりもします。この相手の言うことには、・・・特に調子のいい言葉には気を付けましょう。想像力が豊かですから、将来的な話で、悪気はなくても偽りを言う面があります。地に足の付いていない現実離れした理想主義者だったりします。例えば、「世界中のプラスチックを私が無くしてやる」とか「世界一のラーメン屋になってやる」という一見高い理想ともとれる妄言を語るかもしれません。また寺社の木を指さして、「あの木はあなたの死んだお婆さんの霊が宿っていて、今、あなたに伝えたい事があると言ってますよ」と本人はだます気はなく、本気で語っていることもあるでしょう。ここまで行くと、分かりやすい妄言ですが。
漠然とした計画などは失敗しやすいでしょう。考え過ぎの傾向や妄想癖に悩まされるかも。これが続くと神経に悪いので、シンプルな考え方を心がけましょう。ただし、創作、アート、クリエイティブな分野では凶角でも才能を発揮する可能性はあります。
一方で、だまされやすい面もありますので、この星並びの人は、他人からの(想像力豊かな)儲け話には引っ掛からないように注意しましょう。
逆に言えば、この星並びの人は、イマジネーション豊かな話でだましやすいところもある、ということですね。
未来予測(ダブルチャート:トランジット)
ダブルチャート(生まれた時の水星×現行の海王星、生まれた時の海王星×現行の水星)で吉角ならば、勘が良く働き、直観力が高まる時期です。感性を言語化できる時期であります。芸術的感性も高まり、創作活動にも力を発揮する時期です。この時期は大いに頭脳を働かせて活躍しましょう。頭脳が冴えています。また夢や理想を思い描き、語るのに良い時期です。人生の目標を定めてみるのもよいでしょう。
感じたことを言葉にする日。電車の中から、流れる風景を見ていたら、ふとポエムが口から出てきそう。想像力も豊かになっています。だから、創作にも向いていて、ブログや小説を書くと、いつもよりスイスイと書けてしまいそう。直観で感じたことを言葉にしやすいので、実はスピリチュアルな感度も高まり、タロット占いなども冴えます。今まで言えなかった素直な気持ちをそのままに相手に表現してみましょう。
知性(水星)と感性(海王星)のバランスが取れているので、どちらにも引っ張られることはありません。情に傾くことも無いので、ドライな感じになっていそう。職場で一緒に会話で盛り上がり、その勢いで、上司、同僚に飲みに誘われても、“今夜は、どうしても見逃せないドラマが10時から始まるので”なんて、さらっと断わったりして。客観的にクールに判断できるようになっています。だから、泣き落しには引っ掛からないでしょう。
ダブルチャートで凶角の時期は、考えが惑いやすくなります。混乱しやすくなります。非現実的な考えに頭の中が支配され、判断力が鈍ります。夢想、妄想、理想が強く出過ぎてしまいます。迷走しやすいです。イマジネーションは豊かですので、上手くコントロールできれば、創作活動などには力が発揮できるのですが、どちらかと言えば、自分の考えに疑いを持った方が良い時期です。夢に突進、走り過ぎるかもしれません。
妄想のような話。あまりに現実離れしているので、支離滅裂だったりします。そんな宙に浮いた情報が溢れてしまいそう。夢想でイマジネーションが膨らみ過ぎていて、混乱、錯乱している状態。妄言を語る。しかし、そのくらい想像力、妄想力の行き過ぎているくらいが、小説や漫画、脚本など、創作活動には向いているとも言えます。
相性鑑定(ダブルチャート:シナストリー)
相性鑑定で、吉角ならば、一緒にいると感じたことを表現できる感性が高くなる相手です。頭の中がよく整理できて、仕事仲間ならば、ドライに素早く仕事をこなせることでしょう。頭が冴えます。また一緒に、夢や理想を共有することができる相手です。コミュニケーションも良くできるでしょう。
凶角ならば、一緒にいると、情報などの混乱を招く相手であります。惑い、迷いに悩まされるかもしれません。夢、理想が広がるので、楽しい相手ですが、その夢が地に足がついてない非現実的なものかもしれませんので注意してください。