木星
木星
海王星
海王星
バブル星 疎遠星

海王星は夢見る星、感情、直観の星です。これに成功の木星が吉角を形成すると、陽気さが出たり、実力以上に評価されたりして浮かれる“バブル星”、凶角を形成すると独りぼっち感を味わうことになります。そもそも一人好きだったりもします。

木星と海王星がネイタルチャート0度、もしくは吉角ならば、浮かれている感じになるかも。陽気。子供の頃から、特別にひいきされたり、ちやおやされたり、実力以上に評価され、“えっ? なんで私が選ばれたの?”みたいな経験をしていることでしょう。選抜運、飛躍運も持っています。学級委員、生徒会長、キャプテンのような役職、成績の急上昇なんかも学生時代に経験しているかもしれません。一方で、他人から見れば、“なんで、あいつが?”みたいな妬み、嫉妬を受けることもよくあります。海王星(感情)と木星(拡大)のアスペクトは、感情が膨らむ、気が大きいということで、明るく陽気な人が多いです。妄想を広げてしまうところもあるでしょう。信じる力が増幅することもあるようです。ですから、私はこの星並びを「バブル星」と呼んでいます。

「こうなったら素敵」「みんなが幸せになる形」を直感で掴みやすいです。音楽・映像・文章・デザインなど創作、癒しやスピリチュアル、福祉・寄付・ボランティアなど“人のため”の活動で力を発揮しやすいでしょう。周囲の痛みに気づきやすく、優しい言葉で場を包む人でもあります。

すぐに誰とでも、仲良くなるようなテンションの高さがあったりします。めげない人ですね。悪く見るなら、反省しない人かも。遠慮しない。押しが強い。我を通す。だらしない。無神経さ、図々しさもあるので、周囲の人の中には“うざい”と思っている人もいることでしょう。小さなことは気にしない陽気さがあるのですが、周囲から見ると“ちょっとは反省しなさい”と言いたくなるようなふてぶてしさ、面の皮の厚さもあったりします。それ故、目立つ存在となりやすいです。イメージとしては、マンガのこち亀の両津さんのような感じです。陽気ですが、図々しく、厚かましく、大勢の人たちを盛り上げてくれるけれど、1対1の友人としての付き合うにはちょっと難しいというか、遠慮してしまうというか。もっと気を遣ってくれと言いたくなる存在かも。

大らかと言えば、大らかなのですが、一言で言えば、傍若無人。人の考えを読み取ることに関しては鈍感。繊細さがない、空気が読めない、大雑把、雑、忘れものが多い、遅刻が多いと言われる人も多いようです。きっちりしている人からは嫌われることもあるようです。
現実的な段取りや規律は苦手なところもありようです。信じる力”が強い分、理想化・うっかり信用・現実逃避にも注意が必要です。

博愛主義的、人道的、理想主義的な人生観を持つとよく本に書かれていたりします。幸福なビジョンを持ち、神秘主義的な芸術を好み、詩人や画家としての素質もあると言われています。財運に関しては理想的な状態を保てるとも言われていますが・・・鑑定していて、これらはあんまり確認できていないですね。

木星と海王星がネイタルチャート凶角を形成すると、疎遠星となり、ひとりぼっち感をもってしまう可能性があります。そもそもひとり好きだったりします。転校が多かったとか、かぎっ子だったとか。また高校生ぐらいまでの間に家族が欠けてしまう経験をしている人が多くいます。欠けるというのは、必ずしも亡くなるという意味ではありません。早くに家を出ていくとか。家族と疎遠になりやすい運気を持っているのです。お父さんが単身赴任をしていて、家にあまりいなかったとか、すれ違いが多く、あまり顔を合わせなかっとか。特に凶角でも180度や誤差の少ないなどの強いものになると、かなり確率が高くなります。

感情(海王星)が縮小する(木星凶角)という意味があり、人生の中で疎外感に心を覆われる時期が何度も訪れやすい人となります。ひとりぼっち感と言った方が分かりやすいでしょうか。でも、この星並びを持つ人は大人になると、ひとりが平気というか、ひとりの時間を好む傾向があります。むしろひとりの時間が無いと耐えられない人だったりします。家族で一緒に食事するとか、一緒にテレビを観るとか、一緒に買い物に行くということにあまりこだわりを持ちません。この星並びを持つ人は自分から、独りになってしまうような道、仕事や財産のために家族と離れてしまうことを簡単に選んでしまうことがあるようです。仲間、同僚などと旅行やショッピングをしても、人に気を遣ってしまって、その疲れに嫌気がさして、結局一人でいたいと思ったりします。

また妄想が膨らみ過ぎるという意味もあります。非現実的な理想を持ちやすく、具体性に欠けた計画や根拠のない思考から人生を混乱に導きがちです。イメージや妄想(海王星)が膨らみ過ぎて(木星凶角)、害を招くということです。夢や理想(海王星)が膨らみ過ぎる(木星凶角)というようにも読むことができます。感度が高く、迷信深さとだまされやすさもあります。そのため、マイナス思考、ネガティブ思考に陥りやすい傾向があります。何事も曖昧にする性格から誤解を招きがちです。そのため世間の信用を薄くしやすいでしょう。海王星には、夢想、妄想、理想という意味があります。それらが害になりやすいということでもあります。理想が人生を良い方向へ導くかどうかは、本人がどのくらい実現に向けて意識的に生きるかにかかっています。

また感情が膨らみ過ぎるというところから、「きっと大丈夫」と楽観して計画がふわっとしたまま進み、締切直前に焦る。相手を善意で信じすぎて都合よく利用される。“夢の話”やうまい儲け話に心が動きやすい。といったこともあるようです。
期待を大きく抱く分、現実が追いつかないと失望や虚しさが強く出ることがあります。「相手(世の中・パートナー・組織)に理想を投影して後でズレに気づく」、「自分の中で理想と現実が綱引きして迷いやすい」と言った形で出てくるかも。

ただし、このアスペクトは全否定されるものではありません。木星×海王星の凶角は、想像力、共感、祈りの力、芸術性、癒しの感性を大きく育てます。人の痛みに気づける分、創作・対人支援・スピリチュアルな探求などで“人を希望へ導く”才能にもなります。

未来予測(ダブルチャート:トランジット)

木星と海王星がトランジットのダブルチャート0度、もしくは吉角ならば、まさに“バブル星”です。感情を表す海王星に、膨らむという木星に重なります。感情が膨らみます。つまり、浮かれるという意味。陽気になります。実力以上に周囲から評価されたり、持ち上げられたりすることもありそうです。ちやほやされると言った方が分かりやすいかね。人気運も上がります。モテ期だったりします。財運が上がることもあります。

この星並びができていれば、他に悪い星並びができていても、メンタルが滅入ることはあまりありません。そのくらい浮かれています。信じる力が強まっています。ただし、バブルですので、吉角の域を終えれば、すぐに冷めてしまいます。また、仕事面で評価されたりすると、忙しくなるのですが、ただ忙しい印象ばかりで浮かれ感がまったく無かったりします。そうなると、ちょっと残念ですが“バブル”感はほぼ無いです。

現行の木星(外側)が、生まれた時の海王星(内側)と0度で重なるのは、12年の一度の幸運期ですが、現行の海王星(外側)と生まれた時の木星(内側)が0度で重なるのは、およそ160年に一度の幸運期となります。後者の方が強力な幸運期となりますが、全ての人が体験できるわけではありません。もし、体験できるような星の下に生まれたのならば、人生のうちのその時期を大いに謳歌してください。でも、永遠ではないことを肝に銘じて、調子に乗り過ぎないようにしましょう。

夢や理想が膨らんでいく。自分のやりたいこと、心には思っていてもやり切れていないことに対し、その思いが大きくなる時期となります。その気持ちをどう実らせていくか、一度立ち止まって考え直してみるのもいいでしょう。願いをかなえたくなるから、信仰心も厚くなります。だから、神秘主義も広がりやすいです。夢を語り合う仲間がいれば、久しぶりに会って、話を弾ませるのもいいでしょう。

ただし、出方はトランジットとネイタル(出生)で、どちらが木星か、海王星かで少し違ってくるようです。
トランジット木星 → ネイタル海王星(合/吉角):理想やイメージが膨らみ、創作・癒し・奉仕活動に追い風。現実の問題より“インスパイアされること”に惹かれやすい時期です。
トランジット海王星 → ネイタル木星(合/吉角):世界観や信念が「もっと大きいもの」へ溶けていく感覚。希望や信頼が増し、良いご縁や“ご褒美”のような出来事が起こりやすい。
まぁ、でも、よく見ると、体感的はほぼ同じかな。

木星と海王星がトランジットのダブルチャート凶角ならば、感情面での落ち込みが起こりやすい運気となります。感情(海王星)が縮小する(木星の凶角)とイメージしてください。人と別れる、家族や親しい人が亡くなるなど、孤軍奮闘するなど気分が滅入る出来事が起こったりします。独りぼっち感を味わったり、淋しい気持ちになります。
インスピレーションは増えるが、見落とし・誇大・だまされやすさ(自分の期待にだまされる含む)への注意が必要です。

現行の木星(外側)が、生まれた時の海王星(内側)と180度になるのは、12年に一度です。この時には、自分では信じられないくらい金銭面に困るなど、メンタル的にダメージを受けることがあるかもしれません。もしくは病気をしたり、家族が欠けてしまうなどが起こったりします。

一方、現行の海王星(外側)が、生まれた時の木星(外側)と180度になるのは、160年に一度。つまり一生に一度あるか無いかのものですが、こちらは(海王星はよく逆行するので一概に言えませんが)だいたい6年くらい続きます。こちらの方が、期間が長く、深いダメージを与えます。財運をまさに“底”にまで落とすこともあります。健康運や家族を失う経験をすることもよくあります。その後の人生に大きな傷跡を残し、影響を与えます。価値観や友人関係が変わってしまいます。この時期の後に堅実、守りが堅くなる方が結構いらっしゃいますが、それは成長と言えるでしょう。海王星は夢の星、木星は拡大の星です。凶角ならば、その意味の逆に出るわけですから、“失望”です。大切なものを失い、失望の淵に陥ってしまいます。感じ方は人それぞれなので、失望とまでは言い切れませんが、ひとりぼっち感、孤独感を味わうことはあるでしょう。

この時期こそ、ホロスコープでいつ脱するかを探りましょう。ホロスコープ占いは、開運はできませんが、いつこの失望の時期が終わるかを知ることができます。

また注意すべきは、運気の変わり目です。凶角の時期の終わり頃にこそ、とどめを刺すような大きなパンチを与えます。ただ、永遠に続くものではなく、必ず回復することを覚えておいてください。

凶角(ハード)はもともと“出すぎて害ににある”という意味です。この時期に苦しんでいる人は、思い起こしてもらいたいのですが、その苦しみの原因は、調子に乗り過ぎた、夢を見過ぎたことにありませんか? 自分の木星に現行の海王星が180度凶角位置になるのは、6年間と上に書きましたが、180度凶角の影響範囲を“広めに”オーブ10度で考えると、12年間になります。木星と海王星が最も重なった時から6年前に、もう兆しがあったりします。そこからゆっくり出来事は始まっています。その時に妄想に近い、夢を見て、行動したことの悪影響の可能性もあります。妄想的に調子に乗り過ぎたという言い方もできるかもしれません。また、このどん底も加わって、魔のTの字(Tスクエア:3つの星が180度と90度でTの字の形)を形成していたら、かなりのダメージを受けます。6年も続くと、魔のTの字が何度かできる可能性がありますから。あなたを大きくするための試練の時であり、反省、学びの時です。じっと耐え抜くしかありません。

しかし、この時期の前後では、その影響を受けた人は性格も、人生観も、趣味も、価値観も、友人関係も、ものの見え方も変わってしまいます。環境も変えてしまうことがよくあります。つまり、この星並びは修練であり、大きな成長の時期でもあるのです。何年かして、振り返ってみると、“あれはあれで良かったのだ”と成長として包容できるような気持ちになっていることでしょう。

またこの時期は、夢のような上手い話の儲け話には注意しましょう。結局は手にすることができず、失望するような感じになりやすいです。

相性鑑定(ダブルチャート:シナストリー)

木星と海王星のシナストリー相性鑑定0度、もしくは吉角の場合、気分が浮かれやすい相手となります。陽気でいられることでしょう。テンションが上がります。また、周囲からは現実以上に幸せそうに見られるカップルとなります。大いに評価を得やすくなります。

二人の間に「信じる力」「優しさ」「夢や理想」が流れ込みやすく、どこか救われるような安心感が生まれやすいです。共通の理想・信念・夢でつながり、相手の思いやりや精神性を引き出すアスペクトです。
「この人なら分かってくれる」という感覚が出やすいです。悩みを打ち明けると癒されたり、将来の夢を語ると勇気が湧いたりするでしょう。相手の可能性を信じて背中を押し合いことでしょう。
現実離れした期待を互いに強めてしまうことには注意が必要です。理想が美しく膨らむ分、相手を美化しすぎたり、お金・約束が曖昧になったりしやすいです。

木星と海王星のシナストリー相性鑑定凶角になっていると、疎遠になりやすいですね。私は“疎遠星”と呼んでいます。遠距離恋愛だったり、別居婚だったり。忙しくて、なかなか顔を合わせられなかったり。親子ですと、お父さんが単身赴任だったり、夫婦ですと、仕事の都合で別居婚になったりします。嫌いというわけではありません。気持ちの問題ではなく、物理的な距離が開くことになりやすいですので、なるべく遠くにならないように努力すべきです。放っておくと、だんだんと自然に距離が開いてしまう相手であります。

ロマンチックな関係でインスパイアされる一方、赤信号を見落としやすい、期待が盛られやすい、曖昧さが残りやすい点に注意が必要です。
木星側が「きっと上手くいくよ」「あなたならできる」と励ますことで、海王星側の夢やイメージが膨らみ、ふたりの世界が美しく広がりますが、そこに見積もりの甘さが入りやすく、例えば「計画がふわっとしたまま大きな約束をする」「相手の才能や誠実さを理想化して、現実の行動を見ない」「お金や期限の話が苦手で先送り」などが起こりがちです。