太陽
太陽
水星
水星

シングルチャート吉角を形成している場合、その意味するところは、コミュニケーションが自分自身にくっ付いている。連絡をまめにとりたがる人、情報を得たがる人でしょう。いわゆる“まめな人”です。密に連絡を取りたがります。また純粋に頭の回転の速い人です。他の星並びにも寄りますが、おしゃべりなことでしょう。人付き合いも良く、人間関係は豊かです。そのような性格ですから、当然、仕事運も良いのです。ただし、自分とは関係のない事柄には興味関心を持たないという欠点があります。計算高く、細かいことにもよく気付きます。実用性を重んじる面もあるでしょう。
女性ならば、結婚に対して現実的かつ冷静なタイプ。家庭内のきりもりも上手ですが、社交性が高いので、家の中に納まることはないでしょう。
この人の男性の好みのタイプは、変化と刺激があって、知的好奇心を満たしてくれる人。ウィットのある話上手な人なら、この星並びの女性に気に入られるでしょう。
人間関係を大切します。特に通信においては。ですから、この星並びの人とデートの約束を取り付けたいのなら、メッセージやメールを送り続けることです。この星並びの人は、メッセージが来たら、すぐに返事をしたがる人です。よっぽど嫌な相手でない限りは返事を出します。つまり、LINEのやりとりを続けておけば、いつかデートのチャンスが来るという意味です。0度でこの星並びを持つ子供がスマホを手にすると、手放せなくなります。スマホ中毒ですね。口で伝えるより、メールやLINEで伝えた方が早いかもしれません。逆の見方をすれば、連絡を密にしないと不安になる人です。連絡のやりとりに関しては少し強迫観念症的であるかもしれません。もし彼氏がこの星並びを持っていたら、1時間ぐらいメッセージの返事がないと不安がるかもしれません。
会社の上司がこの星並びを持っていたら、“すぐに連絡せい! 何でも連絡せい!”が口癖だったりします。やたら会議をしたがることでしょう。ある意味、情報に関してはマメになることでしょう。

太陽と水星は、ホロスコープ上では28度以上離れませんので、シングルチャートで凶角になることはありません。

未来予測(ダブルチャート:トランジット)

ダブルチャートで生まれた時の太陽と現行の水星、現行の水星と生まれた時の太陽が吉角を形成するようでしたら、その時は、社交性が高まる時期です。人や社会と接したいという気持ちが高まることでしょう。人とおしゃべりをしたくなる時期です。人と接する時間を多くすれば、有意義な時間を過ごせることでしょう。知的欲求が高まり、新しい知識や経験を獲得するチャンスに恵まれます。よって、ビジネス上の好機でもあります。有益な情報も入り、仕事や知性面で進歩が得られます。特に若い人、知識人、実業家との交際が良い結果をもたらします。
コミュニケーションが活発になります。連絡などはスムーズに行きやすい。話も良く通じるので、重要な連絡はこの日を狙っていけば、効率的に情報のやり取りをすることが出来るでしょう。公私ともに頭の冴えた会話も行われるので、“できる女”アピールにはもってこい。「私、失敗しないのでぇ」なんてセリフがさりげなく似合っていたりして。おしゃべりやメールの文面にはいつも以上に頭のシャープさがにじみ出ていて、顔を合わせなくてもスマートな印象を与えそう。
好奇心旺盛になってきて、情報発信&収集をしたくなるので、SNSなどを大いに利用していきます。また、水星には皮肉っぽくなる一面もあって、嫌みがついつい出てしまったり、重箱の隅を突くような細かさが出てくるでしょう。さらには整理されていないとぶつぶつ言い出すようになって、お姑(しゅうとめ)さんっぽくなります。サプリメントを買ったり、体操をしたり、健康管理が気になってしまう面もあります。

ダブルチャート(生まれた時の水星×現行の太陽、生まれた時の太陽×水星)上で、太陽と水星が凶角となる時は、判断が鈍りがちになります。遅刻にも注意。無駄なおしゃべりや軽口、他人事への干渉にも注意。余計なコミュニケーションで誤解を生むかもしれません。地位や評判を落とすような判断ミスに注意が必要です。他人を罵倒するような態度は損失を招きます。仕事は無目的となったり、意味を失いやすい時期です。あなたが中年以上の人ならば、若い人とのトラブルが起こりやすく、彼らの未熟さによって、脚を引っ張られる可能性があります。

相性鑑定(ダブルチャート:シナストリー)

相性鑑定で、吉角ならば、よくコミュニケーションの取れる相手となります。話はよく通じることでしょう。
凶角ならば、話がちぐはぐになりやすい相手となります。凶角はもともと出過ぎて害になるという意味ですので、会話が無くなるということではありません。むしろコミュニケーションは多いのですが、冗漫になって、ミスなどが多くなったりするという意味です。