土星があるハウスは困難、忍耐、責任、役割などのあるところを意味していますが、１０ハウスは土星の部屋なので、困難や問題など悪い意味にはなりません。肩書きや信用は付くが、その分、責任も与えられる。本人は窮屈になっているかもしれない。くそ真面目。責任者になりやすい。尊敬されやすい。達成に時間をかける。謙虚で慎み深く、実際の社会的評価より、自分を下に評価してしまう。そのため、評価、報酬は本人が思っているより高かったりする。伝統を重んじ、古風で歴史ある組織、分野が得意かも。成功は遅めであるが、忍耐力と地道さで、堅実に地位を上げていく。 土星のあるハウスは、この人を律するものが何かを示すことがある。社会の信用がこの人を律する。社会のルール、法律や、周囲から信用されなくなるという怖れから悪いことをしないようにする。社会的な常識や、周囲からの目を気にする人になっているかも。逆に社会から誉められることに敏感になっているかも。１０ハウスには父親という意味もあるので、この人にとって、父親に叱られるというのが、１つのトラウマになっているかもしれない。