先祖から受け継ぐもの、従わなければならないもの、強制されるもののハウス。しかし、実際に鑑定していると、親、祖父母、親戚、親族、家系という“先祖から受け継ぐもの”という意味で解釈するのが、当てはまりやすいです。世界中考えても、“やらなけばならないこと”は親戚、一族のことが多いのです。例えば、お婆さんの法事だから行かなきゃならないとか、従姉の結婚式にお祝いを出さなければならないとか。だから、“やらなければらない”という意味で、家族、親戚、一族という意味につながっていくのです。ですから、配偶者の親、家族もこの8ハウスの親戚、一族に入ってくるのです。4、8、12ハウスのことは家族関係の話が多いと考えるとよいでしょう。
他の意味として・・・強制される事柄、会社勤めなど。不可抗力なもの、生と死に関わるもの、セックスなど。2ハウスが自分が稼ぐものに対し、向かい側の位置にある8ハウスは他者のところにあるお金ということで、金融、借金など。8ハウスは理解しにくいので、さそり座(欲望、執着、深く関わる)、冥王星(頂点)の部屋なので、さそり座や冥王星のイメージを当てはめて意味を考えていくのも良いでしょう。
参考ブログ:「私のカモになった男」
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