2021年後半の日本の運気
オリンピックはおよそ1ヶ月で開催ということでありますが、ワクチンの接種が遅れ、コロナ禍でまだまだ悶々としている日本であります。なんだかヤキモキしてしまってね。
この東京オリンピックは、“歴史に残る大会”となるのでしょうね。50年後、テレビなんかのメディアでオリンピックの歴史が取り上げられた時、“オリンピックと言えば、華やかな祭典のイメージがありますが、そうとも限らず、世界が不幸な感染症で困難な中行われた大会もありました・・・”なんて紹介されたり、“TOKYO2020と言いながら、実は2021年に開催されました”という具合にオリンピックのクイズネタにされたりしましてね。それはそれで目立っていいのかもしれませんが・・・。
そんな記念すべきオリンピックが近づいておりますが、ここで今年後半の注目の日本の星並びを解説していこうと思うのですよ。
ここ昨年から1年くらいは、日本の運気を見ていると、ほぼコロナの感染拡大の具合を表しているようにも見えましてね、ですから、この先の星並びを見て行けば、感染拡大の山場なんかを予想できるのではないかと思えるのですよね。
2重円のホロスコープで運気を診ていきますが、内側が日本(1946年11月3日とします)で、外側が現在の星並びとなります。
【ここでホロスコープ初心者の方のためにアスペクト(角度)のことを簡単に伝えると、星同士の角度が0、60、120度の時は“吉角”と言って、良い働きをする角度。90、180度、つまり直角か、真裏に星が来ると、“凶角”と言って、強く出過ぎて、害になりやすい影響を与えやすい角度。詳しくは私のサイトを見てね。】
今回は時間を特定できませんので、現行の月の表記を無くしました。月は1日の間でもおよそ13度動きますので、この鑑定には使いづらいのです。
まず今月終わり頃であります。外側のチャートは6月30日してあります。
日本の太陽☉、木星♃、土星♄、冥王星♇はもともと90度凶角に位置しているのですが、これに現行の火星♂、土星♄、天王星♅がグランドクロス(十字架)という強い凶角のアスペクトを形成します。
今年の中でも最もストレスを受ける時期の1つとなる星並びですね。7つの星でグランドクロス(十字架)というのは、なかなかありません。火星♂、土星♄、海王星♆、冥王星♇を“凶星”と言いますが、7つの星のうち、4つが凶星のグランドクロスですね。ちょっと強烈かなと。
今の段階では、これがコロナの感染拡大のことなのか、オリンピックに関わることなのかが分かりませんが、オリンピック直前で1つ大きなトラブルが起こるかもしれませんね。
次に注目の時期は、8月上旬であります。チャートは8月3日です。オリンピックの開催中の時期であります。この時も多くの星でグランドクロス(十字架)が形成されてしまいます。日本の太陽☉、木星♃、土星♄、冥王星♇と現行の太陽☉、水星☿、土星♄、天王星♅です。星の数は8つです。星の数では、上の6月終わりから7月頭にかけてできるグランドクロスより星がさらに1つ多いです。ただ太陽☉も水星☿も吉星ですから、火星♂が形成するグランドクロスとでは、どっちの方が、ストレスが大きいかはなかなか推測しづらいものがあります。それでも、8つのグランドクロスというのは、なかなか珍しい星並びであります。大きな損害が生じるようなコミュニケーションミスなんかも起こりそう。
オリンピックが終わって、しばらくすると、良い星並びもできてきます。9月の半ばになってくると、日本の月☽、天王星♅と、現行の水星☿、木星♃で、強い吉角のグランドトライン(正三角形の形になっている。この2重円のチャートでは正三角形に見えにくいですけど・・・)を形成します。このグランドトラインは情報力、メディア運が高まり、情報発信力だけでなく、良い知らせがくるということも意味しています。この辺りになれば、やっとワクチンがある程度完了して、いいニュースが来るのではないでしょうか。もしくは他に良い知らせがあるのかもしれません。
ただ、日本の太陽☉、木星♃、土星♄、冥王星♇と現行の土星♄、天王星♅によるグランドクロス(十字架)は続いたままですので、コロナ禍の影響が全く無くなってはいないのでしょうね。
ちなみに、私はこの星並びを信じて、5月に中止になった大阪ホロスコープ講座を9月下旬に延期したのです。
特にグランドトラインがパワーアップするのは、10月10日ごろです。日本の月☽、天王星♅と、現行の太陽☉、水星☿、火星♂、木星♃の6つの星で、強い吉角のグランドトラインを形成します。情報運も良いですが、勝負運、くじ運もかなり高いレベルとなっています。
コロナ禍の問題に関して、かなりの前進がありそうな気がするのですが、どうでしょうね。
ちょうど子供たちの運動会や秋祭りが催される時期でありますが、もうすでに中止が決定しているところも多いのでしょうね。
ただ、まだ日本の太陽☉、木星♃、土星♄、冥王星♇と現行の土星♄、天王星♅によるグランドクロス(十字架)は続いたままですので、手放しで喜べる状況ではないでしょう。
で、この頃になると、オリンピックの熱気も冷め、ワクチンもかなり多くの人が接種して、もう安定していくのだろうと期待できるのですが、星並び的にはもう1回、緊張度の高い状態ができるのですよ。
これは11月12日の日本のホロスコープとなります。日本の太陽☉、木星♃、土星♄、冥王星♇と現行の水星☿、火星♂、土星♄、天王星♅によるグランドクロス(十字架)が形成されます。8つの星で形成されるグランクロスであります。
この10日ほど前には、現行の水星☿、火星♂の代わりに太陽☉がこのグランドクロス位置に居たことが分かります。その時は7つの星でグランドクロス(十字架)ですね。
11月情中旬が少し怪しい、要注意な星並びができてしまいますね。
で、このグランドクロスを越えれば、土星♄、天王星♅は順行でどんどん進んでいってしまいますので、やっと泥沼からはい出て、“普通”に戻れる感じになります。およそ1年間続いたグランドクロスからやっと解放へ向かっていくということであります。
で、じゃ、いつ本格的に良くなるのか?というと、おそらくですが、
これは、来年の5月1日の日本のチャートなのですが、日本の水星☿、金星♀、火星♂の120度吉角位置に金星♀、木星♃が位置しています。このチャートでは分かりにくいかもしれませんが、日本の火星♂に対しては、金星♀、木星♃、海王星♆が120度吉角位置になっています。
来年のゴールデンウィークですが、これは浮かれていて、ポジティブで、陽気で、前向きで愛情に溢れていて・・・まぁ、とにかく気分がかなり高揚しているのですよ。この辺りになれば、さすがにコロナ禍から脱出していそうですね。これより早めに出ているかもしれませんが。
まだ10か月近く先の話でありますので、どういう状況か分かりませんが・・・一つヒントとなる星並びは、この頃のバイデン大統領(1942年11月20日)の星並びであります。アメリカ自体はそれほど良い星並びではなく、むしろメンタル的には淋しい思いをしている星並びなのですが、バイデン氏はすごくいいのですよ。
内側がバイデン氏、外側が来年の5月1日の星並びであります。バイデン氏の太陽☉、水星☿、金星♀、木星♃と現行の金星♀、木星♃、海王星♆が強い吉角のグランドトライン(正三角形の形)を形成しています。これはかなりの人気運です。バイデン氏が人生で最大のモテ期を迎えます。
さらに、バイデン氏の天王星♅、海王星♆、現行の水星☿、冥王星♇まで加えると、正六角形となり、スーパー吉角のグランドセクスタイルが形成されます。(チャートでは、2重円なので正六角形を形成しているのが分かりにくくてすみません。)
“アメリカ主導で、コロナを克服したみたい”な大記念イベントでも行うのでしょうかね。
もともと今年は、日本は悪い運気の年ですからね。ただこれはほんと今年いっぱいという感じじゃないですかね。
何とか乗り越えていきたいものですね。