冥王星のアスペクト(破壊と再生、審判、権力、頂点)


冥王星は、天の力の星で、頂上や、破壊・再生の意味を持ちます。
冥王星は1930年に発見された星で、天文学上では現在、準惑星として位置づけられています。実際、大きさも月より小さいのです。そして太陽系を一周するのに247年かかります。
1930年に発見されて、一周247年ですから、冥王星はまだ発見されてから一周もしていないのです。となると、西洋占星術はどう冥王星の効力を見定めたのか、疑問が残ります。でも、その疑問は正しく、冥王星の効力に関しては、どの西洋占星術を見ても、アバウトなものが多いです。5000年の歴史がある星占いで、肉眼で見える土星までの星は、経験値という一種の統計学でその効果を積み上げたと言えます。しかし、正直、冥王星は・・・、星占い師の勝手な解釈と言われても仕方のない部分があるかもしれません。コンピューターを使って、過去の出来事と冥王星の位置を探って、関連性を見い出していった星占い師がいるのかもしれませんが。
英語名がプルートですから、プルトニウムと関係があり、原子力と関わりがあるのではないか・・・、という何だかおかしな解釈もありますが、実際、広島に原爆が落ちた日は、太陽と冥王星が重なっていました。でも、審判の日だったとも言えます。まだまだ、よく分からない部分の多い星ですが、超人的な力や上に引き上げる力、不可抗力的な天の力があることは定説となりつつあります。

ただ、冥王星のアスペクトを持つを“天に見張られた人”となりやすいです。木星と冥王星がアスペクトを持つと、その人の人徳が問われます。海王星と冥王星がアスペクトを持つと、スピリチャルへの関心や能力が高まります。また、太陽などとアスペクトを持つと、いろんな意味でパワーを持つのですが、その人にとって間違った方向に進もうとすると、失望感を与えるような事態を与えて、軌道修正してきます。またはい上がる力を備えさせます。
冥王星はそういう意味で、破壊と再生、審判となるのでしょう。



冥王星 × 太陽 (本人)
 → 太陽×冥王星を参照




冥王星 × (精神、内面)
 → 月×冥王星を参照




冥王星 × 水 星 (知性)
 → 水星×冥王星を参照




冥王星 × 金 星 (快楽、愛情)
 → 金星×冥王星を参照


冥王星 × 火 星 (力、勢い)
 → 火星×冥王星を参照



冥王星 × 木 星 (財運、成功、拡大)
 → 木星×冥王星を参照


冥王星 × 土 星 (抑制、地道、辛抱)
 → 土星×冥王星を参照



冥王星 × 天王星 (変化、チャンス)
→ 天王星×冥王星を参照



冥王星 × 海王星 (感情)
→ 海王星×冥王星を参照



冥王星 × 冥王星 (審判、権力)
冥王星は一周するのに、247年かかります。ですから、現行の冥王星が生まれた時の冥王星の凶角180度に来るのは、およそ124歳。ですから、ダブルチャートで、冥王星同士のアスペクトが形成されるのは、60度、90度、120度までではないでしょうか。1周247年かかり、そのまま計算していくと、60度は40歳ごろ、90度は60歳ごろ、120度は80歳ごろとなります。しかし、実際には40歳を過ぎたあたりで、生まれた時の冥王星の位置と、現行の冥王星の位置関係が90度になるのを経験するでしょう。というのも、冥王星も、海王星と同じく逆行をよくするのです。
冥王星は人生上で大きな節目を与えます。吉角60度は24歳ごろで、大学卒ならば、社会人として第一歩を踏み出す時期に当たります。希望に満ち溢れた時期です。天の恩恵も受けます。凶角90度は40歳ごろですが、この時期のすぐ後には、生まれた時の天王星と現行の天王星の凶角180度位置、生まれた時の海王星と現行の海王星の凶角90度位置を迎えます。つまり40歳〜43歳ごろという、ちょうど“中年期”は、大きな星が痛みを与えながら、人生の階段を登らせるのです。社会人として、責任が増し、後退が許されない年齢となります。また老眼など、肉体的にも衰えを自覚する時期となります。
星占いの鑑定では、この冥王星×冥王星のアスペクトを特にどんな効力があるかという目で見ることは稀でしょう。


冥王星 × MC  → MC×冥王星 を参照
冥王星 × ASC  → ASC×冥王星 を参照
冥王星 × IC  → IC×冥王星 を参照