海王星のアスペクト(感情、想像力、奉仕)


海王星は、感情、感覚、幻想、直観、慈善、博愛、奉仕など司る星です。
海王星には、感覚的、感情的な影響を与えます。ですから、海王星がアスペクトを形成していると、夢想家、ロマンチストになる傾向があり、想像力もあります。また弱者に対する博愛精神、奉仕の心も宿るので、ボランティア活動などにも参加されているかもしれません。
ですが、海王星はどちらかと言うと、マイナスの作用が強いという見方が星占いの世界ではあります。感覚的な面が強く出ると、感傷的になり、繊細さが増し、また心の弱さが出てしまうのです。劣等感に取りつかれたり、コンプレックスを強く感じたりして、行動に出られなくなることがあります。そのため、現実逃避、放浪、依存症の傾向も出てくるのです。夢見る夢子さんで、現実感が無くなります。ピーターパンのようなものでしょうか。一方で、“私は可哀想なのよ”オーラを出して、同情を引こうとする面も出てきてしまうこともあります。
特に月(心)や金星などとアスペクトを組むと、過敏さ、マイナス面の方が目立ってくるようです。



海王星 × 太陽 (本人)
 → 太陽×海王星を参照




海王星 × (精神、内面)
 → 月×海王星を参照




海王星 × 水 星 (知性)
 → 水星×海王星を参照




海王星 × 金 星 (快楽、愛情)
 → 金星×海王星を参照


海王星 × 火 星 (力、勢い)
 → 火星×海王星を参照



海王星 × 木 星 (財運、成功、拡大)
 → 木星×海王星を参照


海王星 × 土 星 (抑制、地道、辛抱)
 → 土星×海王星を参照



海王星 × 天王星 (変化、チャンス)
→ 天王星×海王星を参照



海王星 × 海王星 (感情)
海王星は一周するのに、165年かかります。ですから、現行の海王星が生まれた時の海王星の凶角180度に来るのは、およそ83歳。ですから、ダブルチャートで、海王星同士のアスペクトが形成されるのは、60度、90度、120度、180度までではないでしょうか。
1周165年かかるのですが、ホロスコープ上では、それほどゆっくり動いているようには見えません。というのも、逆行をよくするので、海王星の動きは、まるで“3歩進んで、2歩下がる”といった具合の進行をしているのです。海王星は意外に動いていて、なかなか“60度は何歳頃ごろ”と言うことができないですね。
ダブルチャートで、吉角(60度、120度)の時期ならば、精神的に明るさが出て、その影響で、生活そのものが活気づく時です。勢いが出てきて、果敢に何でも挑戦しようという気分になれることでしょう。海王星はゆっくり動きますので、この時期は数年間に及びます。ですから、慣れてしまい、なかなか気づきませんが、この時期は夢を持ち続け、向上心を維持できる時なので、頑張りがきくことでしょう。
凶角(90度、180度)ならば、弱気になり、過敏に物事に反応しやすくなります。また、そういう弱気、感傷的にさせる出来事、事件が起こったり、環境に投げ込まれたりします。この凶角も数年間続きます。感傷的な気持ちに慣れてくるでしょうが、過ぎてしまえば、また賑やかな明るい気分を取り戻し、感傷的な期間が特別であったことに気づくことでしょう。この時期は、“自分らしくなくなっている”と受け入れていくのが良いでしょう。



海王星 × 冥王星 (審判、権力)   スピリチュアル星 魔術星
冥王星は天の力で審判する“閻魔大王”の星で、あの世とつながる星でもあります。これが、直観、インスピレーションの海王星と吉角を組むと、スピリチャル関係に興味関心を持ち、またその能力を備えやすくなる星となります。
シングルチャートで海王星と冥王星が吉角にあれば、“スピリチュアル星”となり、スピリチャルに興味、関心が高かったり、また占い師やスピリチュアルカウンセラーの能力を覚醒させたりする可能性を秘めています。鑑定してお会いする方の中には、ヨガ、リラクゼーション、ヒーラー、鍼灸師、アロマ、セラピーなどに関わっている人も多いです。

しかし、現在には、シングルチャートで吉角60度の方しかいらっしゃらないことでしょう。
周期がおよそ165年の海王星と、247年の冥王星ですから、吉角といっても、この講座の読者の人に当てはまるのは、60度のみでしょう。60度を形成するのは、1950年代生まれから2040年代生まれまでの方の一部です。1980年ぐらいまでは、“占いブーム”と言われましたが、それも当たり前になり、毎朝のテレビ番組で天気予報と並んで星占いが画面に出るようになって、もう“占いブーム”とは言われなくなりました。これも現在が、おそらくスピリチャル相の人が多い時代だからでしょう。このおよそ1950年〜2040年の間には、優れた占い師やスピリチャルカウンセラーを多数輩出し、またそのような世界に興味を持つ人を多く現れるからです。

ですから、実は個人鑑定しても、このスピリチャアル星を持っている人は結構、お会いするのですが、勘違いして欲しくないのは、これが、1950〜2040年の間の現在だからです。おそらく、2040年代を過ぎれば、もう(吉角の)スピリチャアルの力を持った人は西洋占星術上では、次の吉角は120度ですが、そうなると100年間出てこないと考えられます。また占いなどに興味関心を持つ人もかなり減ることでしょう。その時代になって、はじめて“占いブーム”は過ぎ去るのでしょう。
ただし、凶角90度を持つ人たちが、2060年頃から再び現れます。凶角90度を持つ人たちがどれほどの力を持つかは今の私たちには分かりませんが、凶角90度よりかなり弱い凶角45度時代に宜保愛子(ぎぼあいこ)さんが生まれています。

ちなみに海王星と冥王星が重なっている(0度)頃に生まれた人には、トヨタ自動車を創設した豊田喜一郎氏や、日本のウィスキーを育て上げたマッサンこと、竹鶴政孝氏といった才能ある人たちがいますが、この同世代は、欧米では兵士として第1次世界大戦と第2次世界大戦を経験する人たちとなります。特殊な世代と言えるでしょう。


シングルチャートで、海王星と冥王星が、60度で、誤差が0度〜3度以内ならば、かなりのスピリチャル、神通力があります。0度なら、まず、あの世の霊的なものが普通に見えていてもおかしくありません。見えていなくとも、感じる力を持っている可能性は高いです。この道は通れない、このお店は入れない、この神社やほこらは、怪しいものが憑いているなど、この度数の人は結構口にします。感じているのです。また、今は見えていなくても、事故などをきっかけに見えるようになったり、霊的覚醒者と触れることが引き金となり、その力が目覚める人もいます。一方で、あの世のものが見えるのを怖がり、子供のうちにその力を封印してしまっている人もいます。ですから、そのような人に話を聞くと、幼いうちはよく霊的なものが見えていたということはよくあります。夢の中にご先祖様がよく現れるという人もいらっしゃいます。デジャブもよく見るようですね。マンションなど不動産を選ぶ時に、物件のドアを開ける前に嫌なものを感じる人もいます。他人に触れると嫌なものが憑いてくるのが分かるので、人に触れることをひどく嫌がる人もいます。逆に若さを吸い取っているという人もいました。この人が、がらがらのお店に入ると、その後から大勢のお客さんが入ってくることもあるそうです。
普通に勘がいいので、女性の場合、下心の男性が分かりますので、デートに誘おうとすると上手く逃げられてしまいます。また普通に感覚器が優れていたりします。鼻、眼、耳などです。ネズミ除けのための超音波が聴こえたり、鼻が良いので、アロマに強く関心を持っていたりします。視力がかなりいい人もいます。中には敏感肌という人もいます。

誤差3〜5度程度ですと、占い師レベルだったり、占い好き、パワースポット巡りが好きというレベルにとどまることでしょう。しかし、鏡リュウジ、石井ゆかり、ジョナサン・ケイナーなど、有名な星占い師は皆、この3〜5度の中に入るスピリチャアル相の持ち主です。ちなみに私もです。
スピリチャル相の人は、勘が冴え、神通力も多少ありますので、判断に迷った時は、直観に頼るのが良いでしょう。勘がいいので、相手の気持ちが読めたりします。
またスピリチュアル星の人は、信仰心の厚い方も結構いらっしゃいます。神社などによくお参りする人がいらっしゃいます。
不思議なことに誤差0度近くの強いスピリチャル相の人同士は、テレパシーのような形で、意志疎通をすることができます。夫婦ともスピリチャル相の人は、そういう意味では相性のいい夫婦と言えます。

シングルチャートで凶角ならば、魔術師的能力と関係する星並びと言われています。詐欺・トリック・集団催眠にも関係するようです。麻薬やアルコール・ニコチンなどへの依存症になったり、アブノーマルな事柄にとりつかれた精神状態に陥りやすいと言われています。非現実的なヴィジョンに衝動的に飛び込む傾向があるようですが・・・。
凶角となると、90度なのですが、1820年ごろに生まれた人か、将来的には、生まれてくるとしても2060年以降ですので、・・・これを読んでいる人は関係ないですね。上の解説もあくまで定説で、現在の星占い師で確認した人はいないでしょう。ちなみに180度の人となると、およそ1000年前までさかのぼらないと出会えません。陰陽師は本当に存在したかもしれませんね。

ダブルチャート(生まれた時の海王星×現行の冥王星、生まれた時の冥王星×海王星)で吉角ならば、
スピリチャルな力が増す時でしょう。直観が冴えます。霊的な能力が強くなり、もともとスピリチュアル相を持っている人ならば、(つまり海王星×海王星×冥王星など、3つ、4つで海王星と冥王星がアスペクトを形成した時)その力が増大され、夢にご先祖さまが現れて、話をするなどの体験をしている方が、個人鑑定のお客様でいらっしゃいます。もしくは、過度に強くなり過ぎて、怖い夢ばかりみて、うなされてばかりいたという方もいらっしゃいました。あの世との交信ができるくらいスピリチャルな力が強くなるようです。あまりにあの世のものを感じてしまうので、精神的にやられてしまわないよう、なるべく感度を下げてください。

ダブルチャートで凶角の時期は、傍から見ていると、吉角に似ている現象が起こりますが、この時期は、心理的暗示にかかりやすい時期と言われています。感度が高くなり過ぎて、パニック障害などにもかかりやすくなります。一方で、もともとスピリチャアル星をシングルチャート、つまり生まれつき持っている人がさらに海王星×冥王星で180度を形成する時があれば、それは、ほとんど“魔術星”と呼んでよいほどのスピリチュアルな力、神通力を持つかもしれせん。現在、ご存命の方では、(これを書いている2013年時点では)1959年前後に生まれた人が生まれた時の冥王星と現行の海王星が180度を形成している可能性があります。次第に1960年以降に生まれた人にその力が移っていきます。さらに生まれた時の冥王星と海王星が60度で、もともとスピリチャル相の人にはかなりの力が宿るでしょう。セラピストなどをやっていっても、もしかしたら、手から何らかの力を出しているかもしれません。


相性鑑定では、吉角の場合、直観が高まるコンビとなるでしょう。0度の場合、特にテレパシーが通じるような意思疎通ができることでしょう。ただし、0度で重なるのは親子ほどの年齢差がありますので、カップルとなるのは難しいでしょう。
凶角の場合、神通力すら付いてしまうようなスピリチュアル能力が高くなるコンビかもしれません。でも、実際には90度凶角で親子並みの年齢差、180度凶角ならば、祖父母くらいの年齢差ですので、ほとんど鑑定したことがありません。


海王星 × MC  → MC×海王星 を参照
海王星 × ASC  → ASC×海王星 を参照
海王星 × IC  → IC×海王星 を参照